無口でおとなしく、いつも教室の隅でマンガを描いている女の子が、幼馴染の優等生からいじめを受けてしまいます。最初は面白半分だったいじめですが、ある日いじめられっこは秘密を知られてしまいます。彼女が書いているマンガはエロマンガだったのです……。

赤いメガネの似合ういじめられっこに山口まゆさん。いじめっこの首謀には松岡理穂さん。トイレ掃除中汚水まみれのモップや便所ブラシを押し付けられ、挙句の果てには便器を顔で掃除させられて水を流されちゃいます。ひどいです。全裸に剥かれて写真に撮られれば、写メをばら撒くと脅される。トイレに行くところを見つかれば教室に連れ戻され、無理やり机に繋がれおもらしに。挙句のはてには校内で男子生徒の客をとらされるまでになっちゃう。

勇気を振り絞ったいじめられっこのまゆちゃん。幼馴染の松岡理穂を呼び出して決死の告白！

「もういじめるのをやめて。子供の頃からトモダチだったのに……」

そこへいじめっこの返答。

「トモダチだって？　ふざけないでよ！　そのトモダチが変態だって知られたらコッチが恥ずかしいんだよ！」

……ひどい。私たち変態さんにはキツイセリフですねえ（笑）。そして彼女はとうとう自殺してしまうのでした……。

死んじゃった後の彼女たちのセリフがまた！

「山口ってオタク界では人気があったらしいよ……それでファンとかついちゃったりしてるんだって！」
「うわーーー！　きもいーーーーー！！！！」

そんなひどい彼女たちには相応の報いがあるのでした。

謎の復讐者は彼女たち以上の圧倒的な暴力＆レイプ。これこそまさに「アタッカーズ」さんの真髄でございますね。

どう見てもアドリブとしか思えないイジメがカットアップでテンポよく展開するシーンは見応え充分。もうね、いじめシーンのリアリティが半端じゃないんですよ！　映画やドラマでは決して観れない、AVだからこそのリアリティたっぷり。オタカルチャー全盛の現代に即した社会派なシナリオの作品ですが、中学生は見れないのが残念といえば残念です。

文＝編集部