特選AVレビュー『女子のイジメ 1（アキバコム制作部）』

「かわいいコは得だよね～」と、女3人（りん・ちな・つかさ）が大人しい黒髪女子（早苗）を集団イジメ。全裸に剥き上げ、首輪を嵌め、ボールギャグを噛ませたり、体中に落書きしたり。さらにはツバ吐き、踏みつけ、靴舐め、足舐め、そして......！　自らの嗚咽する声を聞きながらイジメに耐え続ける早苗だが、女子たちのイジメは尚もエスカレートしていく！
「女子が何人か集まったら、必ず一人はイジめられたりハブされたりするもの！」という歪んだ妄想の元に作られた女の子による女の子イジメ作品。
いろんなメーカーのSM作品、それこそスカトロや血が流れるようなものまで一通り見てきた私ですが、いやぁ、これは思ったよりキツかった......。
「痛いことはしてないみたいだから大丈夫だろう」とナメてかかってたんですが、双方の合意の元でする"プレイ"と"集団イジメ"とではやっぱりハートにかかる負担が違う。
でも、こういう作品でどうしようもなく興奮する人もいるわけで......いやあ、フェチって本当に奥が深いです。

内容は、3人のギャル風女子が仲間の女の子（早苗ちゃんって名前らしい）に、笑いさざめきながらエロいイジメを加えるというもの。
イジメられることになった理由は「あの子、○○先輩と付き合ってるみたいだよ」「えー、信じられない。ずうずうしい～」「超ムカツクー！」というあからさまな言いがかりで、一応女子のはしくれである私としては心臓の鼓動が速くなることしきり。そんなことでイジメられたら、怖くて誰とも付き合えねえよ！（泣）

まずは3人のギャルがヒソヒソと悪だくみをしているところへ、ターゲットのさなえがおずおず登場。
出てくるのはみんなものすごくルックスがいいわけでもない普通のギャルなんですが、イジメられ要員の彼女だけはストレートの黒髪でへの字眉、一目見ただけでもわかるM女顔です。
このさなえちゃん、派手な感じじゃないけど服を脱がせてみるとふんわりした肉づきで、どことなくエロいんですよね。もしかしたらこの子だけはAV女優かも。

「ねえ、あんた○○先輩と付き合ってるんだって？」「カワイイと得だよね～」
前置きもそこそこにうつむくさなえを取り囲み、一糸まとわぬ全裸に。
首輪とボールギャグをつけ、犬のように四つん這いになった姿を見て「さなちゃん、それイイじゃーん。超かわいいー！」とケラケラ高笑いするギャルたち。
その後も、ギャル名物「臭いロングブーツ」のニオイを嗅がせたり、順番に足指を舐めさせたり。
ついには油性マジックを持ってきて、彼女の白い体にテンション高く落書きを始めます。
ポチ、ドロボー猫、メスブタ......。
こういうのって男女の凌辱プレイでもあるけれど、女の子同士のほうが数段陰湿。まんこマークを描くかわりに「ゲームしようよ！」と碁盤の目を描いちゃったり、果ては顔にまでデカデカと「便女」って書く始末ですよ。ああコワイ。

唯一の救いは、当のさなちゃんがイジめられながらもなかなかいいカオしてること。
元からへの字だった眉をさらにしかめ、泣きそうな表情。ギャルたちの足を舐めさせられるときも「んっ......んっ......」と吐息を漏らして、ああこれはAVだったんだと思い出させてくれます。
それに引き換え、いじめる側のギャル達は最初から最後までエロさのかけらもなくお遊びモード。顔の上にまたがり順番にクンニさせたり、ペニバンで犯したりするシーンもあるんですが、「うまいじゃん、いいかんじー」と笑顔を崩しません。ああ、やっぱりコワイ。

そして後半は、さらにフェチ度がアップ。コンビニのシュークリームやヨーグルトを使ってのメッシープレイです。
「ほらぁ、せっかく買ってきてあげたんだから食べなよ～」と、グチャグチャになったクリームを顔じゅうにぬりたくり、床に落ちたそれを犬のように食べさせるギャルたち。
これ、当の本人たちはエロいと思ってやってないですよね。純粋に面白がってる。うーん、ガチのいじめフェチの人は、こういうほうがグッとくるんでしょうか......。

マニアックすぎて興奮する感じではなかったけど、良くも悪くも大変心が揺れ動いた一本でした。
かなりニッチな作品だと思うので、「こういうのを探してた！」という方は是非どうぞ。

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『女子のイジメ 1（アキバコム制作部）』

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