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スナイパーAVレビュー!
全身から濃厚なマゾ臭を漂わせる変態女・桃瀬ゆりが、一流緊縛師・奈加あきらの縄を初めて受ける! 洗濯バサミ責め、鼻フック、鞭打ち、熱蝋嬲り、吊し責めのフルコースを味わい尽くし、彼女が最後に見せる表情とは――。まずは、下着の上から麻縄で全身を縛られたゆりがリビングの床に放置されている。奈加さんは巧みな手さばきで縛り方をよりタイトなものにし、うつ伏せにしたぷりっぷりの尻を踏みつける。ゆりは食い込んだ股縄の効果もあり「イク!」と、か弱くも張りのある色っぽい声を発する。あぁ、この声をモノにできただけでもヨシ。声だけでカウパー沙汰必至のいい女ですわ! 犬のようにミルクを舌だけで飲む恰好の彼女は、途中で頭を牛乳に満ちた容器に押し当てられる。冒頭から容赦ない責めですな。
場面は一変して、地下室の牢屋。黒いレザースーツをまとった彼女は、檻に立った恰好の大の字ポーズで拘束された、囚われの身。スーツをはだけられ、敏感な部分を刺激されると、気丈に「放しなさいよッ」と言い返す。ゆりちゃんは、日常でも女スパイ潜入物のAVを見てオナニーのおかずにしているからこの状況を望んだの?と想像すると、それだけで我が愚息はむくむく。「潜入失敗スパイコース」を選んだ風俗の客に映りますからね彼女が。ついでに言うと欲求不満すぎて変態になったOLなんかに映る。そうした日常の悶々ぶりが手に取るように伝わるからたまらない。そして、こういう寸劇を盛り込むのは、あばしり一家監督の持ち味。
「さわらないでッ」とあらがうも、彼女は乳首から股間まで洗濯バサミで挟まれ「嫌ァ、やめて」と哀願モードへ。洗濯バサミに付いた紐が引っ張られ、パチンッと音をたてて1個ずつ外れるたびに痛みと快感に悶絶する。全身に洗濯バサミ痕。乳首がちぎれんばかりのその痛そうな眺めにハラハラしてしまう。
檻の前で薄手のノースリーブのワンピ姿の彼女。ひざまずいた恰好で麻縄で後手縛りを施され、鼻フックで鼻を限界まで持ち上げられ、後頭部で固定。ベロを洗濯バサミで挟まれて引き出され、そこへサオ師が現われ巨根を咽喉へと貫く。鼻フックでイラマチオという苦しいプレイに大量のよだれの糸を垂らしながら、何度もプハッと息継ぎをした果て、口内発射をだらだらとこぼす。凄惨な顔周り。よい子の桃瀬ゆりファンはドン引きしちゃうのではないかという景観だ。
リビングに移動してSEXとなる。フルコースディナーの中盤として、いい構成だ。しかし、奈加さんの今宵のフルコースディナーは、最初の一品からレンズ豆のスープとかではなく、牛タンシチューくらいガツンと来るやつですからね。
後手縛りのゆりは座卓に突っ伏した恰好で身体ごと麻縄で拘束されている。現われるのはTシャツにブルージーンズのカジュアルな恰好をした男優・志良玉弾吾。イラマで大量のよだれを導きつつ勃起したあと、バックで挿入。喘ぎ声、やっぱりいいわ! 小鳥のような可憐さもある。激しく突かれるゆりは「ダメ」そして「イク!」。後手縛りのままベッドへ移され、ウサギ跳びみたいに腰を上下させる騎乗位をし、彼のほうがピストンを始めると「イク」をくり返して身体が前に崩れる。
仰向けにされて指ピストンに潮吹いて応え、締めの正常位では「イッちゃう」とますます可愛いお嬢ちゃんな声を聞かせる。顔射されたあと、麻縄がキリキリと食い込む太腿を小刻みに痙攣させるではないか。すさまじいマジイキだ。
クライマックスは「緊縛ライブ」とのチャプター名。場所は再びの地下牢で、奈加さんが彼女の裸身を麻縄で緊縛していく。あらためて、むっくりした美味そうなボディに目を奪われる。奈加さんの縄さばきにも魅せられる。胸、銅、脚とびっしりギッチリ。まるでチャーシューを作るためタコ糸で肩ロース肉を縛ったかの如し。縄と縄の間からこぼれて盛り上がる太腿の肉は、生姜醤油で煮たりせずこのまま生で貪りたい!
ここから彼女は吊るされる。苦悶の声をあげるその顔はやがて縄酔いの面持ちとなる。上体だけ床に下ろされ、吊るされたままの両の足と足の間に赤い蝋燭を挟まれ、自らの脚から腹までへとポタポタと蝋の点々を滴らせる。高まる呻き声。極上の自虐蝋燭プレイの図だ!
奈加さんはいろんなポージングでゆりを蝋燭で責める。響くのは「あァ、熱い!」と呻く彼女の声ばかり。至近距離から血のような蝋を垂らされると、美味そうな尻肉をぷるっぷるっと震わせる。立ちポーズで吊るされた彼女は最後、バラ鞭でのスパンキングの痛みで両足の爪先を何度も宙に浮かせる。
この最後のショーは、女体そのものを満喫できるというまさしくメインディッシュにふさわしいもの。緊縛の魅力はもちろん、まず女体そのものにあるんですけどね。桃瀬ゆり、本日のオナペットとして逸品でした!
文=沢木毅彦
『極縄 桃瀬ゆり×奈加あきら』(バミューダ)
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17.06.13更新 |
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