特選AVレビュー 『世界弾丸ハメドラー セックスファイター、夏 本田莉子(HMJM）』

ボンキュッボンの超絶ナイスバディに美しい顔立ちのカンペキ美女、なのに中身は超天然なところが魅力の本田莉子。そんな彼女とカンパニー松尾監督が、ふたりきりのハメ撮り沖縄旅行へ。天真爛漫で自由奔放な莉子ちゃんの意外な素顔も見え隠れする、濃密な二泊三日の記録をご覧あれ。
SODクリエイト、ムーディーズ専属を経て、現在は企画単体女優（特定のメーカーと専属契約を結ぶ単体女優ではないが、それと同等に人気がある女優のこと）となった本田莉子。
超グラマラス美女なルックスと、ド天然でひょうきんな性格のギャップが大きな魅力で、さまざまなメーカーに引っ張りだこの多忙な日々を送っている彼女。
そんな莉子ちゃんとカンパニー松尾監督の二泊三日ハメ撮り沖縄旅行を記録した本作ですが、実は彼女と松尾監督のハメ撮りは今回で2回目。
そのせいか、ハメ撮りの巨匠である松尾監督に終始タメ口のうえ「松尾」と呼び捨てにし、監督のSEX中の口癖「見えちゃあう」「しゅごいしゅごい」などもちょいちょい真似しておどける莉子ちゃん。
いやー、ここまで松尾監督に対して自由な女優さんって、なかなかいないですよねぇ。

松尾監督は松尾監督で、莉子ちゃんが那覇のことを「（沖縄の）首都？」と言ったり、「（沖縄には来たことがあるが、那覇は素通りだったので）那覇は初めて同意（恐らく「同然」の間違い）なんだよねぇ」と天然ボケを連発しても、ほとんどツッコまずに当たり前のように流してしまうので、お互いがお互いをすっかり理解している関係という感じ。

そのおかげか、最初のSEXシーンからいきなりエンジン全開のエロエロ具合で、「（フェラしながら）やらしい味するよー」「あーん、ドスケベって言ってぇぇ」「出たり入ったりしてるの見るの好きぃ」「ナマちんぽ気持ち良いぃ」などの淫語連発でノリノリの莉子ちゃん。
そんな莉子ちゃんパワーに圧倒されて、本来S気質な松尾監督も「勃起してごめんなさい......」とちょっとM男っぽく応えたりして、なかなか愉快な展開です。

こんな具合でSEXも旅行ものびのびと楽しんでいる様子の莉子ちゃんでしたが、2回目のSEXの前に突然涙を流します。
心配した松尾監督が話を聞くと、これまでの天然で明るい彼女とはまったく別の一面を覗かせていきます。
両親の離婚で父親不在となり、幼い頃には母親からも突き放され、兄弟とも不仲という機能不全家庭で育った莉子ちゃん。
現在母親とは和解したものの、母親には新しいパートナーができたため、もう自分には帰る場所がないという孤独感を背負いながら生きてきました。
そんな生い立ちのせいか、恋愛相手にすら自分の苦しさを打ち明けられずひとりで苦悩を抱えがちな莉子ちゃんは、仕事の忙しさもあいまって少々疲れていたようです。

「そういう深いところはいらないと思ってた。前向きじゃないこと言いたくないし」と言う莉子ちゃんに、「苦しいことはちゃんと言ったほうが良い。話してちょっとでも楽になるんだったらそれで十分だし、俺は知りたいと思うよ」と優しく諭す松尾監督。

莉子ちゃん自身は、自分の過去をネガティブなものとしか捉えられていないようですが、彼女の甘えん坊で寂しがりな性格は間違いなくその生い立ちが作り上げたものだし、それは莉子ちゃんの大きな魅力にもなっています。
2回目のSEXの後、松尾監督とピッタリ抱き合ってそのまま眠ってしまう莉子ちゃん。
3回目の最後のSEXが終わると「寂しい」を連発して甘える莉子ちゃん。
のびのびとエロエロ肉食SEXをしている莉子ちゃんももちろん素敵ですが、こういう甘えん坊で寂しがりな一面を見せたときの彼女には、さらにグッと心を掴まれるものがあるんですよねぇ。

超ナイスバディなカンペキ美女なのに、ド天然で自由奔放なエロ娘。
だけど実はひとりで苦悩を抱えがちであるがゆえに、寂しがりで甘えん坊。
そんな矛盾こそが、本田莉子という女優の最大の魅力なのかもしれませんね。

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『世界弾丸ハメドラー セックスファイター、夏 本田莉子(HMJM）』

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