特選AVレビュー『覆面プロレスラーの俺が呪いのマスクで女体化』（ROCKET）

呪いのマスクをかぶったらムキムキのオレがダイナマイトボディの女に変身!?　男同士のプロレスが一転、男vs爆乳女のエロエロ輪姦プロレスに!?　あるプロレスラー・堤ショウヘイが体験したとんでもない奇跡。女を武器に、ショウヘイは勝利を掴めるか......。
落ち目のプロレスラー・堤ショウヘイは、ある日所属団体の会長から一枚のマスクを手渡され、覆面レスラーとして再デビューするよう言い渡される。
再起をかけ、謎の覆面レスラー「トランス・ストロング・フェイス（TSF）」としてリングに上がった彼だったが、なんとそのマスクはつけた者のボルテージが最高潮に達したとき女体化するという呪いのマスクだった――。

古くは時間が止まる腕時計や透明人間になる薬、最近では憑依アプリや催眠ドローン等々、素晴らしいとしか言いようのないおバカ妄想企画を次々世に送り出しているメーカーROCKET。今度は何かと思ったら、女体化しちゃう呪いのマスクときましたよ。
女体化といえばエロマンガなんかでも人気のキャッチーな妄想ですよね。それにキャットファイト＆顔マスクという昔ながらのフェチ要素を盛り込んでいるわけですから、これが面白くないはずがない。設定としては文句なしの星三つ！　パッケージ写真そのままの、頭をからっぽにして楽しめる佳作に仕上がっておりました。

何が素晴らしいって、この手の企画ってコミカルに寄れば寄るほどエロからは遠のいていったりするもんですが、本作はちゃんとムラムラできること。
主人公の堤ショウヘイは客からも「男女かよ、だらしない！」と言われてしまうようなダメレスラー。見た目も色白細マッチョで、敵役のマッスルレイザー斎藤（黒沢透）と並ぶといかにもひ弱そう。でもそんな彼が女体化すると、いきなりおっぱいバーン！おしりドーン！のムチムチ女レスラーになってしまうわけです。
そして、この女体化後の主人公がなんともいえず魅力的。
「おっぱいってこんなに動きにくいのかよ......」なんて言いながらも必死に戦い、ユニフォームからデカパイ（乳輪デカめ、ちょい垂れ気味のエロ乳！）がはみ出しても気にもせず肉弾攻撃。それでもかなわないと「いたぁ～い。女の子なんだからもっと丁寧に扱ってよぉ♪」とすかさず色目攻撃なんかも繰り出しちゃう。はっきり言って元の男性レスラーだったときよりよっぽど吹っ切れてて男らしいんですよ（まあ、中身は男って設定だから当たり前なんだけど）。
永井豪のマンガに出てくる強いヒロインを彷彿とさせます。

女体化したカラダで見事ライバルに勝利し、チャンピオンベルトを奪取したTSFこと堤ショウヘイ。しかし控室に戻っても体はムチムチお姉ちゃんのまま。
そう、このマスクで女体化すると、女のカラダでアクメに達するまでは元に戻れないんですな。
そうとは知らないものの、ショウヘイは鏡の中の自分を見て本能的にオナニーを開始。
「乳首だけでこんなに感じるなんて、女のカラダってすげえな......」なんて言いつつ、デカパイとパイパンのアソコをいじくってイッてしまいます。
この時のオナニーもまた素晴らしいえげつなさ。鏡の中の自分にベロキスしたり、鏡にマンコをうつそうと卑猥に腰を突きだしたり......最後は自分のユニフォームの匂い（女の子の匂い）をクンカクンカ嗅ぎながら絶頂！　
いやー、こんなシーンを恥ずかしがらずにノリノリで演じてる女優さんに拍手です。

女体化の素晴らしさに味を占めた彼は、その後無理矢理女子プロレスのリングにも登場。どさくさに紛れて女子レスラーのユニフォームをひんむき、ゲヘゲヘと手マンしたり、キスやクンニ、ひいてはリングの上で貝合わせまで披露します。
「どうだ、気持ちいいかぁ。中がすっげえギュウギュウだぞ！」と喜ぶゲスい顔は男そのもの。でも世間てコワイ。そんなゲスさが人気を呼んで、謎の覆面レスラーとしてネットでバズり始めるわけですよ。
人気絶頂の中、ノリノリで宿敵・マッスルレイザー斎藤との再戦を迎えるTSF......いや、堤ショウヘイ。しかし最後は真相を知ったマッスルたちによって、リング上で凌辱されてしまいます。
マッチョな男たちによってたかってエロパイをいたぶられるマスク女子。全体を通してコミカルムードの作品ですが、このラストシーンは見ごたえ十分と言っていいでしょう。
最初は「やめろっ！」なんて威勢よく振舞っていたTSFがバックでハメられた途端デカパイ揺らしてアヘりまくる姿はいやらしいし、プロレス設定をうまく使ったアクロバティックな体位も満載。屈強で強い女がチンポで屈服させられるってファンタジーをがっつり味わわせてくれます。
「もっとぉ、おちんぽイイ～ッ！」と夢中で腰を振りながら、最後はアヘ顔ピースでキメ。おお、よく考えたらこれって今どきのエロマンガそのものじゃあないですか。

日本が誇るバカエロ妄想に、マスク女子とキャットファイトと永井豪と今どきのエロマンガをトッピングした絶妙な世界観の一本。おすすめです。
ちなみにTSFは最後まで一度もマスクをとらなかったので、なんて女優さんが演じてるのかわからなかったのだけが心残り。名前がわかった方、是非ご一報を！

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『覆面プロレスラーの俺が呪いのマスクで女体化』（ROCKET）

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