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これが教科書だ！肛門講座の決定版、復刻連載！
S女性にとってもM諸兄にとっても理想的な責め具「キン潰し」の作り方は前講で伝授しました。今回はそんな本格的なものは作れないという方のために「簡易キン潰し」の製作法をお教えします。そして、これまでの玉責め講義の集大成として、古式柔術の玉責め奥義も紹介してゆきます。第四課 秘術・釣鐘返し
ホテルの室内で、お互いに全裸になって、普通は体面して男の玉を捕らえて握り締めて屈服させる律子さんですが、時には学生時代に柔道や空手をやっていたという相手にも巡り合います。
そのような強力な相手に対しても彼女は動じません。古式柔術は実戦の術です。対面したとたん、腰を沈めた律子さんは、男の玉袋の根元を両掌でしっかり捕らえます。
昔は白分の家で正月の餅をついたりしましたが、つきたでの餅を板の上に取り、一つ一つ千切って小さな餅にする時、一つの大きさの分のとところで、両手で握って、両手の示指と拇指だけで、幼児の首を絞めるようにキュッとしぼって一つ、叉一つと区切ったものですが、あれと同じ要領で、律子さんの両手はしっかりと相手の玉の袋を確保し、両手の示指と拇指とで袋の根本をキュウッと絞め付け、それを引き据えつつ、次に凄い行動に出るのです。
これは柔術の熟練者にしか出来ない技です。彼女の伝承する関口流で「釣鐘返し」言われる術です。敵の睾丸の袋の根本をしっかりと握ったまま、自らが前転受け身をするのです。敵を無視して顎をグンと引き、自分の臍を見、自分の頭頂をグイと小さく急に円を描くようにして臍のほうに突っ込むようにして、足を跳ね上げ、もんどり打って前転するのです。
そうすると、敵のキンタマの袋は、雑巾をキュッと絞ったように、完全にひと絞りしますから、どんな強い男でも立ってはいられず、相手（この場合は律子さん）と同方向に回転せねばなりませんが、身体を沈めて、その体勢の準備の整っている律子さんにくらべて、棒立ちのままの敵は、急にしゃくられて、頭頂を床に打ち付けるのか落ちです。
頭頂を床で強打すると、脳震盪を起こし、一瞬ですが意識を失います。敵は数秒後、自分が伸びていて、しかもキンタマの袋が、まるで小学校の掃除当番の時の雑巾のようにキュッとひと捻りされており、足首の捻挫と同じように、その頃からジワジワ痛みが湧いてきて、しばらくすると耐えられない激痛になってきて、初めて相とを女と見て軽んじていたことと、白分の想像外の手練の武芸者の存在を知り、失禁（垂れ流し）し、抵抗の意志を失うのだそうです。
古流武術では流派よって、睾丸のことを、金（きん）とか金的とか、釣鐘とか呼びます（柱の間にぶらドかっているから釣蹄とは、全く昔の人はユーモアがありますね、S女性諸君、これからは男のことを、"釣鐘"と呼ぶのも面白いですよ）。
古流柔術の釣鐘返しの稽古法は手拭いを使ってします。
術を指導する師範役が、絞った濡れ手拭を自分の恥骨の前に、両手で握って、丁度チンボのように突き出して、両脚を開いて立ち、弟子が一瞬身を屈めてそれを捕らえ握り、すかさず受け身を取って睾丸に見立てたその手拭をひと捻りし、抜き取るのです（実戦では、唯捻るという弱いやり方では敵を倒せませんから、握ったところが玉袋でなく、チンボであっても何であっても、グイと引き抜いて千切り取れと教えられています）。
柔術では敵の手首を捕らえたら、その腕の逆手の方向へ、自分の身体全体で空転して受け身を取ることも大技として伝えられています。これだと腕を放さないかぎり、自分か受け身を終えて立ち上がった時、敵は逆を取られてしかも限界を超えていますから、肩の関節は完全に脱れて戦闘不能になります。
釣鐘返しの技を掛けられた男は、頭を打ち目を廻し、気が付いた時にはキンタマの袋が雑巾のように絞られていて、その状態で律子さんが両掌に力を加えれは、本当に玉が潰れることになるのです。律子さんが手を離さない限り敵は苦痛から逃れられません。
第五課 まさにキンタマは手綱
柔術者の常識として、敵に投けられた時、或いは敵を倒した時、それは講道館柔道とは全く異質で、投げられる瞬間に敵の急所の逆を取ったり、着地の瞬間に蹴りを入れて、伸び切った敵の肋骨や脇腹を蹴ったり突いたりするのが当たり前で、柔道のように投げられて負けるのではなく、わざと投げられて敵の急所を攻めて倒すのか普通のことです。
この釣鐘返しの技でも、熟達者は自らか回転する瞬間に、跳ね上げた片足は敵の首筋、顎から肋骨、鳩尾を、いち早く蹴ってもいますから、敵は金が絞められる以前にも相当の損傷を受けており、それを避け得たとしても、そのために身体がのけ反っていますから、頭か鼻面を床に激突させて激痛を受けます。
こうなれはもう、捕らえられた男の玉袋は、女の意志のままに虐待されるためだけに存在する、まさにもってこいの手綱でしかありません。そうして男の玉袋はひとまとめにして紐できつく縛られ、部屋の柱や、ベットの脚に連結されて、ゴムホースの鞭による尻丘の連打責めに移るのです。
（続く）
横田猛雄 1990年3月号より『S&Mスナイパー』にて実践派のための肛門エッセイを連載。1993年ミリオン出版より『お尻の学校[少年篇]』発行。またアナル責めのAV作品にも多数出演しており、Ａ感覚実践派の伝道師として他の追随を許さぬ存在。2007年5月号まで同誌上で『大肛門大学』を連載していたが、高齢と健康上の理由により連載終了。そして『WEBスナイパー』にて、膨大かつ偉大なるアーカイブの復刻連載開始です！
13.06.12更新 |
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