WEB SNIPER's game review
隠れてコソコソと積み重ねる近親相姦の病み付きになる味わい!
大学へ通うために親戚の家に居候することになった甥っ子が、綺麗な叔母にオナニーの現場を見られたことから始まる近親相姦の物語。家の主に隠れてする禁断の行為は徐々にエスカレートしていき、遂には叔母の娘とまで姦淫することに――。女性目線での巧みな語りがイヤラしい、「基本20枚で差分込み64枚」のCG集。さて本作、サークル「PINK DRAGON」の『甥っ子チ●ポと相性よすぎて母娘マ◎コが夢中になっちゃったおはなし。』とは、なんとも今時のライトノベル風味なタイトルであり、内容をそのものズバリ、身も蓋もなく表わしています。そう、本作のシチュエーションは「寝取り」です。巷で流行りの「NTR」と言えば「寝取られ」ですが、こちらは「寝取り」。ですが、相手の殿方の気配が希薄なのでシチュエーションで言えば寝取りなのですが、どちらかと言うと堕落、調教。加えて叔母とその娘という近親相姦の要素も入っています。
テキスト付きCG集、テキストなし画像もついていますがやはり本作の魅力は文章でしょう。ストーリーは、叔母の独白から始まります(この、堕ちた女目線の文章がイイ!!)。
大学入学のために上京した姉の息子を下宿させることになった叔母。しかしどうにも甥っ子の様子がおかしい。どうやら叔母の下着を盗んで自慰に及んでいるようなのです。年頃であることですし、見なかったことにしてもよかったのですが、そこは保護者として注意しなければならない、と行動に出たのが運の尽き。
最近、旦那とはすっかりご無沙汰の叔母、久しぶりに向けられる「女を見る目線」にすっかり発情してしまい、甥っ子との禁断の行為に耽溺していくのでした......。
行為は徐々にエスカレートし、旦那と娘のいる場所にまで及びます。気付かれぬよう、バレぬように声を押し殺しながら、そんなシチュエーションにより背徳を感じながらも、確かな快楽に明らかに落ちていく叔母の独白。これが非常にいやらしい!「エロい」ではなく「いやらしい」と呼びたい! 卑猥だ!
手コキに始まり、キッチンでのひと目を忍んだイタズラ、ノーマルセックスに、狭いお風呂での声を押し殺したセックス。バリエーションこそ少ないものの、濃厚なテキストに小生の愚息も思わず直立不動の姿勢です。
さらに、この作品は叔母が堕ちたところでは終わりません。叔母夫妻には娘がいました。叔母の独白が終わると今度は娘の独白に切り替わります。娘は、母(叔母)と甥の行為に気づき、なんとかやめさせようと画策します。が、そもそも画策する前から巨根の甥と母の行為を見ながら発情オナニー。血は争えません。娘は「私が甥の性処理をすることで、母との行為を減らす」という自らへの言い訳じみた誓いの下に、甥との行為に及んでいくのです。
とーぜん、二人揃って甥っ子チンポと相性よすぎて、完全に屈服、調教させられてしまいます。最期は二人揃って夜の街へ変態露出プレイ。売れた熟女と引き締まったスポーツ少女は完全に堕ち、欲求の赴くままに快楽をむさぼる立派な性奴隷へ堕ちるのでした。最期はもちろん、調教完了のビッチ状態。くびきを解かれた二匹のメスは迷わず巨根にまっしぐらです。
本作はなによりも女性目線の「独白」という形式が良いです。自制と欲望、背徳と快楽の間で揺れ動きながらもはっきりと落ちていく叔母。欲望を得るために自分自身への言い訳を用意しながらも体は快楽を望んでやまない娘。この二人の独白がイイ! 欲を言えば、調教完了後の崩壊した家庭の様子も読みたかったのですが、堕ちていく過程がなによりいやらしく魅力的な本作なので十二分に大満足です。
文=明美ゴモラ
『甥っ子チ●ポと相性良すぎて母娘マ◎コが夢中になっちゃったおはなし。』(PINK☆DORAGON)
関連リンク
「PINK☆DORAGON」公式サイト
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