監督: ビーバップ・みのる
発売日:2013年5月19日
品番: ddb-215
収録時間:127分
定価:3.990円
メーカー:ドグマ
文=まな
ビーバップみのる監督の人気シリーズ『淫語痴女』。
そのパッケージ表に、所狭しと印字された作品内に登場する淫語責めの羅列、裏には「淫語の目安は 男性器=ちんぽ 精子=ちんぽ汁」という親切すぎる注意書き......。
もうこの時点で、淫語マニアの業の深さをビシバシ感じ取り、レビューをタイプする手が震えてしまう筆者。
だって、このパッケージ裏には全パートの説明とキャプチャ画像も載ってて、注意書きには前述したものの他に、「完全主観映像です。男性が女性を責めるシーンはありません。男性の喘ぎ声はほぼありません。」とまで書いてあるんですよ。
もう細かいのなんのって。
こんなにパッケージの情報量が多いAV作品って、そうそうないんじゃないですかねぇ。
パッケージ読み込むだけで小一時間はかかってしまいそうな勢いです。
そんな超細かい淫語マニアを迎え撃つのは、2008年のデビュー以来、数々の作品に出演してきた売れっ子女優・波多野結衣。
彼女はその可愛らしい顔立ちとは裏腹に、艶のある落ち着いた声でSッ気あふれる淫語台詞も滑らかに使いこなす、まさに『淫語痴女』向きの女優です。
最初のパートはローションを使った手コキプレイなのですが、本作では手コキのことを「手まんこ」という言い回しを使って表現します。
女性のまんこを男性が手で責める際に使う「手マン」という言葉のほうが世間では流通しているため、若干ややこしい感はありますが、ローションをこねくり回した手でチンポを上から包み込んで「上から結衣が騎乗位で犯してあげる」なんて言われると、いっきに手コキという行為の卑猥さが増幅されるんですよねぇ。
今までは手コキって割と作業的なイメージが強くてあんまりグッとこなかったんですけど、この淫語のおかげでいっきにエロファンタジーあふれる行為に昇格しました。
また、序盤は「君のおチンポがカタいから、手まんこもすっごい気持ちいいよ」とやさしく語りかけていた結衣が、徐々にSッ気を出してきて「変態チンポ、淫乱チンポ、だらしないチンポ、くっさいチンポ、ガッチガチの変態チンポ!」と連呼して罵倒していく盛り上げ方も、すごく自然な流れで上手いなぁ、と感心。
何度も寸止めを繰り返して焦らしに焦らし、最後に射精させた後は敏感になったチンポをしごき続けて男の潮吹きまでお披露目してくれるから、観てるこっちもすごいカタルシスが得られます。
筆者は、一般のAVではもはや定番化している女の潮吹きにはさほど興味がなく、「何であんなに潮吹きばっかやらせるのかなぁ」なんて思っちゃうくらいでしたが、こうして男の潮吹きを観ると、俄然テンションが上がってきますねぇ。
やっぱりあのプシャーッと吹き出す、景気良いかんじがいいんだろうなぁ。
快感の極限、って感じですごい気持ち良さそうに見えるし(実際は男の潮吹きってあんまり気持ち良くはないらしいけど......)。
二番目のパートは、顔面アップの淫語フェラ。
「これから口まんこで犯される生チンポ」「結衣の口まんこにいっぱいチンポ汁ぶちまけて、結衣を妊娠させてほしいの」「血管ボコボコ生チンポ」と、とにかく「口まんこ」と「生チンポ」を畳み掛ける結衣。
彼女がこのパートだけちょっと色の濃い赤い口紅をつけていて、フェラしてるうちに唾液で口紅が滲んで唇の周りに広がる感じが、エロさを増長させてて良かったです。
新鮮だったのは、ガマン汁のことを「先汁(先走り汁の略)」と呼んでいたことでしたが、ググったら割と普通にある言葉だったようで、単なる私の知識不足なのか、今はあまり流行ってない言葉なのか......。
でも個人的にはガマン汁って言うほうがグッとくるなぁ。
サキジルって、なんかさきイカみたいだもんなぁ。
三番目のパートは、右乳首・左乳首・チンポの3点責め。
最初はランニングシャツ越しに右乳首を軽くいじった後、ハサミでシャツの乳首部分だけを切り取って直接いじくるという定番の乳首責めに突入します。
「どうして君の右乳首はこんなに大きいの?」「一人でセンズリこくときも、こうやって乳首いっぱい引っ張ってるんでしょ」と言葉責めしつつ乳首をいじるたびに、画面の端でパンツ越しにチンポがピクピク動くのが、着エロ派の筆者にはジュンときました。
右乳首だけをひたすらいじめ抜いた後は、勃起しきった左乳首とチンポにもローションをかけて、3点同時にじっくり可愛がる結衣。
「乳首犯されながら、クッサイちんぽ汁ぶちまけろ」「乳首気持ちいい、って言いながらイケよ」と言いながら手コキでフィニッシュに導きます。
最後のパートは、結衣が体験談という体でオナニー妄想を語りながら、オナニーと騎乗位ピストンを披露します。
その妄想は、「若くて可愛い男の子を逆ナンして女装させて犯した話」という、すごいピンポイントな内容というか、完全に『美少年出版社』のAVみたいな話。
その話の中で相互オナニーするシーンにさしかかると、実際に結衣もおまんこをいじってオナニーしてみせ、騎乗位で犯すシーンに入ると、実際に男優が画面内に入ってきて結衣が騎乗位ピストンを始めるという、なかなか面白い構成です。
これまではずっと男優を責めるだけで余裕たっぷりの結衣でしたが、このパートにきてようやく彼女が喘ぎ声をあげてイく姿が観れるのも、なんだか感慨深い。
最後はコンドームの中に射精された精液をしぼりとって飲み干してしまいます。
いやぁ、これまでも淫語作品はいくつか観てきましたが、本作ほど細かく計算されたムダのない淫語作品は、初めてでしたねぇ。
筆者は特に最初のパートの、淫語による手コキのイメージ改革に、衝撃を受けました。
実際の行為自体はなんら今までと変わりないのに、淫語によってこんなにイメージが変わるなんて......と本当に目から鱗。
淫語があまり好きじゃない人にも、この最初のパートは絶対に観てほしいなぁと思いました。
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