文＝安田理央

ああっ、もう「いいなりちゃん」というタイトルからして、薄幸フェチの僕にはツボです、ツボ。こんなのが好きだなんて言ったら、今の世の中では、スカトロ好きよりもヤバい立場になるかもしれませんが、好きなんですよねぇ、こういうの。
あどけない少女たちが大人の性欲の餌食になってしまうという極めて不健全なオムニバス。

ゆあちゃんは、推薦取り消しを迫る教師に体育倉庫で犯され、ひよりちゃんは毎晩、義理の父親のおもちゃにされます。ああ、可哀想。こんな男たちは許せない。ちんこもげてしまえ！と思いつつも、興奮してしまう薄幸フェチの自分が気まずいなぁ。

まぁ、本当に可哀想なのは、この冒頭の2人だけで、あとの3人は、むしろ大人たちの性欲を積極的に受け止めている感じ。

おばあちゃんと2人暮らしの生活の面倒を見てくれるお兄ちゃんに色んなことを教えられちゃうみちるちゃんも、そんなにイヤじゃなさそうだし、家庭教師に迫られちゃうひろちゃんも実は先生が前から好きだったし、プレゼントをくれる近所のおじさんとクリーム塗りプレイしちゃうえみりちゃんも、おじさんが体目当てだってことは前から気づいていたけれどイヤじゃなかったというのです。

女の子たちも、エッチに興味津々だったのですね。でも、大人がそんな心につけこんではいけないのです。ダメ！　絶対！

まぁ、だから、こういうAVで気分を味わって発散すればいいんですね。その辺分かってくださいよ、都条例関係の皆様！

どの子もあどけなくて、本当に18歳以上だとは思えないような童顔ばかり。かなり可愛い子もいますが、みんなどこか野暮ったい感じになっているのが、いいですね。いいなり感がありますよ。

ちゃぶ台の上に乗せられて、義理の父親にクスコでアソコの奥まで見られちゃうひよりちゃん、おっぱいやお尻やアソコ、そしてチンコにケーキを塗りつけて舐めあうえみりとおじさんのプレイあたりが見どころでしょうかね。このケーキおじさん、優しかったのに挿入するといきなりサディスティックになって、言葉遣いも乱暴になり、お尻をペチペチとスパンキングしたりして、その変貌ぶりもよかったなぁ。

これから、こういう作品には風当たりが強くなりそうですが、がんばってつくり続けていただきたいです、ホント。