監督:カンパニー松尾
発売日:2013年2月23日
品番:HMNF-026
収録時間: 140分
定価:3990円(税込)
メーカー:HMJM
文=まな
美しく深い緑の湿原に佇む女性に、重なるテロップ。
「ちょっと昔の話だけど聞いてください
大好きだった北海道、そして大好きだった家族のお話です
The family lost in the marshland "湿原で失った家族"」
冒頭から美しくも少しウェットな雰囲気で始まった、HMJMのドキュメントAV『世界弾丸ハメドラー』シリーズ最新作。
監督はもちろん、HMJMのカンパニー松尾隊長。
タイトル通り、通常は海外へ飛び出して、観光地を巡ったりご当地B級グルメを味わったりハメ撮りしたりするシリーズなのですが、今回の舞台は北海道。
目的地は、今回の主演女優・今井乃愛の父の実家がある釧路です。
長い黒髪にあどけない顔立ちで白いワンピースに身を包んだ、清楚なお嬢様風ルックスの乃愛ですが、その人生はかなりハードボイルド。
マジメな中学校生活から一転、高校生の時に暴走族へ入り、スウェット姿にキティちゃんサンダルを履き無免許で原付を乗り回す、典型的なヤンキー娘になったという彼女。
17歳で高校を中退し家出して以来、バイトをかけもちしながらずっと一人暮らしを送ってきました。
そんな彼女の非行の原因は、酒乱の父親によるDV。
酒に溺れ家族に暴力を振るう父親を憎むあまり、中学生時代の彼女は自室にカミソリと父への恨みを綴った遺書を置いて、毎日彼を殺すことを考えながら過ごしていたと語ります。
しかし、乃愛の父もまた、今回彼女が乗り越えようとしている「12年前に釧路で起きたある事件」によって、心を壊されていたのでした。
そんなヘビーな事情もあり、北海道自体、訪れるのが8年ぶりだったと言う乃愛。
いきなり目的地の釧路へ行く前に、少し心の準備をしておきたかった二人は、まずは東京から飛行機で札幌に向かい、観光と食事を楽しんでから、ラブホテルで最初のセックスをします。
初体験は19歳と、ヤンキー時代を経た割には奥手ですが、オナニーは12歳頃からしていてエロに興味津々だったと語る乃愛。
松尾監督に軽く身体を触られただけで、明らかに表情がエロくなってモジモジしながら「チュウしたいです」と言っちゃうあたりで、すでにスケベ女っぷりを発揮しています。
プレイが進むにつれて、「(乳首)つねって」「もっと(お尻)叩いて」「(チンポ)舐めていいですか」「(チンポ)挿れたい」と自分からどんどん要求していき、ドスケベっぷりはどんどんエスカレート。
自分の欲求にすごく素直で能動的なM痴女って感じですね。
筆者的にはこういう性格が一番好みのタイプです。
巨乳でお尻も大きくて、ほどよくムチムチしたエロい身体つきもたまりませんなぁ......。
騎乗位、座位で自ら腰を振り、思う存分監督のチンポを貪った後は、正常位で奥までガンガン突かれて、最後は口内射精でゴックン。
ラブホでのセックス終了後、いよいよ釧路へ車で出発する二人。
道中で、12年前に起きた事件のことも語られます。
乃愛がまだ12歳だった時に起きたその事件で、釧路に住んでいた乃愛の父方の祖母が、乃愛の父の兄、つまり実の息子に殺されてしまったのです。
乃愛にとっては伯父にあたる彼は、本が好きな穏やかな人で乃愛もとてもなついていましたが、乃愛の祖母を殺害した時には、精神をひどく病んでいたようです。
そしてその事件で、自分の母親を実の兄に殺された乃愛の父もまた、心に深い傷を負い、酒に溺れてしまったのです。
乃愛が過去の悲しい事件を語っているあいだに、釧路に到着。
彼女が幼い頃に訪れた摩周湖に向かいますが、その日は深い霧が立ちこめてまったく何も見えない状態だったため、また翌日に仕切り直すことに。
代わりに、湿原で裸体の乃愛のパッケージ写真を撮ることになりました。
深い緑が広がる湿原で、子どものようにはしゃぎ回る裸の乃愛はとてもキレイで、芸術的な美しさすら感じさせます。
そしてその夜、釧路の旅館に泊まった二人は、二度目のセックスに突入。
音を立てると隣に筒抜けになってしまうため、必死で声を殺しながらプレイを進めていきます。
こういう和室でしかも暗がりで声を抑えてするセックスって、なんとも言えない湿っぽいエロさを感じさせますよねぇ。
そんな状況がかえって欲情を燃え上がらせるのか、乃愛もついつい喘ぎ声を抑えることを忘れてしまうご様子。
そのたびに監督にたしなめられ、口元を手で押さえつけられてしまいます。
バック、側位、正常位と次々に体位を変えながら突かれるたびに、押さえつけられた口から喘ぎ声が漏れ出てしまう乃愛。
「もっといじめて」「(髪を)もっと引っ張って」「(ビンタ)もっと強くしていいよ」と天然ドスケベMっぷりも大発揮させて、最後は口内射精でゴックン。
翌日は無事快晴になったので、再び摩周湖を訪れると、そこには青空と山が水面に映り込んだ、見事な光景が広がっていました。
「すっごい、感動して泣きそうだ」「摩周ブルーですよ、コレが」と思わずはしゃぐ乃愛。
美しい摩周湖を堪能した後は、今回の旅の最大の目的である、祖母の墓参りに向かいます。
そう、この旅の命題は、乃愛が見失った家族をちゃんと受け止め、また取り戻す意思を持つことなのでした。
前日に母親からメールで場所を教えてもらった乃愛は、そのメールに添えられたメッセージを読み、思わず涙してしまいます。
「訪ねてみてごらん。あなたにとって自分探しの機会になると思います。あなたがどんなに愛されているか......」
そして車から降り、一人で墓参りに向かう乃愛。
そこで何があったかはカメラには収められていませんが、彼女がしっかり祖母の死と向き合い、乗り越えようとしていることは、車を降りるときの彼女の表情から伝わってきます。
墓参りの後は、ラブホテルで最後のセックスをします。
立ったまま互いの身体をまさぐり合い、唇を重ねる二人。
「昨日の声出せないの、興奮した?」「今日はいっぱい声出していいよ」と乃愛を煽りながら、スパンキングして乳首をいじる松尾監督。
それだけでもうビショビショに濡れてしまった乃愛は、自分でおまんこをいじりながら、「こっちも触って」ともう片方の乳房を差し出し、乳首を触るよう促します。
松尾監督におまんこを触られると、「早く突っ込んで、早く欲しい」と淫乱全開。
ストッキングを破られバックから挿入されると、「ああ、バック好き」「もっとお尻叩いて」「私のおまんこ気持ちいいですか?」と乱れまくる乃愛。
座位、正常位、側位、密着正常位、と色んな体位でチンポを食いまくって、最後は松尾監督の暴発で少しこぼれつつも口内射精。
ラストは、墓参りに行く直前の乃愛と松尾監督のやりとりで締めくくられます。
そこには、過去と向き合い受け入れ、これからは故郷と家族を愛していく決意をした、彼女の強い眼差しが収められています。
人生でもセックスでも、決して受け身にならず自分から立ち向かっていくその力強さこそが、今井乃愛という女優の魅力なのだと思わずにはいられませんでした。
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