監督:カンパニー松尾
発売日:2011年03月26日
品番:HMGL-053
収録時間: 130分
定価:3,990円(税込)
メーカー:HMJM
文=淫語魔
2011年の12月。カンパニー松尾監督がオンナと2人っきりで温泉旅行に行く。お相手は神谷さき。胸、腰、お尻がボンっ、キュっ、ボンっのナイスバディ。当日、現われた服装からしてエロい。グレーのカーディガンに胸元が開いた黒のインナー。下はミニスカート、ニーハイブーツ。そのスカートとブーツの間から黒いガーターストッキングが見えている。そんな格好で助手席に座られるとその露出した胸や太ももにどうしても目がいくってもの。
それにしてもカンパニー松尾は器用な人だ。運転しながら女優さんと軽くおしゃべりをしつつ、胸元や太ももをセクハラショットしたり、ついにはそのたわわなオッパイをイタズラしたり。その間もずっと女優さんを撮り続ける。前方不注意で事故を起こさないかこちらがハラハラするぐらい。
でもそんなことをしているうちに女優さんのほうも妖しい感じになってくる。そして松尾が「ちょっと横にいるだけでちとチンポがこう勃ってきちゃう」といつもの台詞。この「チンポ(チンチン)勃っちゃう」という言葉は監督にエロスイッチが入った証拠である。
実際、この神谷さきさんってエロい。その豊満な体つきもさることながら立ち居振る舞いからしてフェロモンが出まくっている。常にクネクネとしてしなをつくる。笑うと目はカシューナッツのようになりフフフッと声が漏れる。口は半開きでなまめかしく、遠くを見つめていたかと思うと物問いたげな視線をこちらに送る。
その感じは猫そのもの。この作品のサブタイトルが「PUSSY CAT」つまり「子猫ちゃん」というのは確かにうなずける。気まぐれでどこかうわの空、でもいったんこちらに気が向くと全身を使って体をなすりつけてくるように媚びてくる。それでいて内心はなかなか見せない。言っていることは常に裏腹。
途中、松尾が辛抱たまらなくなってラブホテルによると、オンナは部屋に入ってすぐベッドに仰向けになり「アッフンンンッ」と声を漏らしたかと思うと、こちらに視線を送り、「来てぇ」という。
「なんですか、それは? 絶対ね、なにかこの人は誘ってるんですよ」
「違う、違う」
「僕の勘違いですか?」
「うん」
「僕の勘違いですか?」
「リラックス(してるだけ)」
そう言っているそばから四肢を投げ出し、松尾に体を触らせる隙をあたえる。当然、手を伸ばす松尾。まずはその大きく形のいいオッパイに食らいついていく。
オンナは触るたびに猫のような鳴き声をあげる。高音の声がまた松尾の欲情をエスカレートさせるのだろう。言葉責めを全開にする松尾。それに「いやだぁ」としきり鳴くオンナ。
四つんばいにさせると、黒のTバックに丸いお尻をくねらせる。男の指を誘っているのだ。尻のスリットをなぞるとさらに高音になるオンナの鳴き声。男は尻の中心に顔を埋め、そこを舐め上げる。
オンナはさんざん松尾に攻めさせてから、今度は馬乗りで攻めるような素振りをする。しかしその姿勢はあくまで男が望んだからというスタンスを崩さない。マンコとチンコを擦りあわせ、そしてフェラに移行。男を咥えながら快感にうめく相手の顔を伺う。その目つきもまたいやらしい。たまらなくなった松尾は後ろから挿入の体勢に入る。
でもオンナは自分から決定的な言葉を言わない。ますます言葉責めを強くする松尾。結局「それがほしい」と言わせられず、根負けして挿入するといやらしい声で「奥が」「ああ、すごい」「ダメ」「気持ちいい」と言いはじめる。でもその淫声もあくまで「やらせてあげているんだ」というスタンス。ズルいオンナ。それでもかわいい子猫チャン。
その後、温泉宿に到着。食事のあと露天の内風呂で1発、部屋で1発。ただしここのシーンは別作品『グラマー未収録SP』に収録されてしまうのでダイジェストカット。うーん、温泉風呂のファックは好きなので残念。
朝、起きてドライブがてら海を見に行く2人。海辺で無邪気に戯れながらオンナの横顔を撮っていく。松尾がしばらく風景の画を撮っていると、放っておかれたと思うのかオンナはプイッと松尾のそばを離れて1人でつまらなそうにたたずむ。
最後に気を取り直してホテルで一発。
でも結局のところ彼女は最後まで本心を見せてないように思う。カラミ自体も松尾のほうがオンナにかしずくだけだ。松尾の言葉責めは一方的でいつものような返しが女のほうからない。しかし反応してないわけではない。じゅうぶん上気して快感を貪っている。素知らぬ顔してまとわりつき、強く鳴き声をあげる。
猫は飼い主を従わせる。ホント、プッシーキャット。気まぐれでどん欲なネコちゃんだ。
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