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▼ 特選AVレビュー『聖職者の過ち プライドを捨て広告塔になった准教授(アタッカーズ)』
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監督:阿川優
発売日:2011年06月07日
品番:DVD/RBD-278
収録時間:DVD/200分
定価: 3990円(税込)
メーカー:アタッカーズ

文=遠藤遊佐


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大学の文学部で国文学を教えている若き准教授・麻奈美。
その清楚な美貌に目をつけた学部長・栗林は、大学の宣伝のために彼女に広告塔になるようもちかけるが、純粋に文学を愛する彼女はそれを断わってしまう。
一方、これまでやる気がなさそうに見えていた男子生徒・久我に渾身のレポートを渡され告白された麻奈美は、彼を愛していることに気づく。そんな2人の姿を目撃した生徒達は、夜の職員室に麻奈美を呼び出し、殴られ傷だらけになった久我の前でレイプしてしまう――。

レースクイーン出身でバリバリの単体アイドルだった鈴木麻奈美。復帰後はアタッカーズ作品を中心に活動してるようですが、いやあ、こういう役だと俄然魅力を発揮しますねえ。
ベテランなのにもかかわらずちょっと固さが残る美人。スレンダーで胸もそれほど大きくなく、いわゆるセックスアピール溢れるタイプじゃないんですが、この作品ではそのキャラクターがいいほうに働いています。

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「イヤ、イヤ……」と抵抗しながらも、前戯もなくブチこまれてピストンされるとジワジワと感じてきてしまう麻奈美。快感こらえる切なげな表情、キュッと口をむすんでアヘ声をこらえる顔。熟女にさしかかった年齢の美女が見せる恥じらいがたまらない。
もちろん演技なんでしょうけど、抵抗がほどけてフッと顔が赤く上気する瞬間がなんともいえずエロいんですよ。
プレイ的にはそれほどハードじゃないのに、表情一つにグッとくる。これぞ凌辱ドラマの醍醐味ってもの。

麻奈美は生徒2人に次々レイプされ、しかもいやらしく喘ぐところを久我に見られて傷つきます。でも、アタッカーズの凌辱はこの程度じゃ終わりません。
たった一つの過ち(といっても生徒である久我に告白されキスされただけ)につけこみ、ここぞとばかりにたたみこんでくる男達の欲望!
まず、生徒達が撮ったレイプ写真を手に入れた学部長の栗林(銀縁メガネのロマンスグレー。萌える!!)は、それをタテに大学の広告塔になるよう迫り、そればかりか彼女を手ごめにまでします。
この責め方がねちっこくていいんですよね。丸くて大きい熟女乳首をクリクリと弄んだり、しつこくパンフェラさせたり。
「君の崇拝する相模のお静はフェラチオについてなんて書いていたかな。そう、『口まぐわいなるもの、長崎より伝わり吉原にて評判をなす』――。お前も口まぐわいをやってみろ!」
なんて、文学を引き合いに出した言葉責めも飛び出します。うーん、インテリ!

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結局、広告塔にされてしまった彼女は、久我を巻き込まないために「私あなたのことキライになったの。元々なんとも思ってなかった……」と嘘をつく。でもそれがまた次のレイプを呼んで、理事長にヤラれ、後援会のオヤジどもにフェラ奉仕するハメになり……。
なんかもう、どう転んでもヤラれるようになってるんですよね。そして行きつく先は、アタッカーズお得意のエンドレスレイプパターン。
個人的には悲惨なバッドエンドってあんまり好きじゃないんですけど、久我と麻奈美の純愛がいいスパイスになって、ちょっと切なさも感じさせる終わり方になっております。

鈴木麻奈美の前作を観たときも思ったけれど、復帰した女優さんがこういうドラマ物で健在っぷりを見せてくれると、やっぱり嬉しくなっちゃいますね。



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