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▼ 特選AVレビュー『触手に溺れて― 女教師 触祭の宴(アタッカーズ)』
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監督:本田教仁
発売日:2011年05月07日
品番:ATID-174
収録時間:120分 
定価:2940円(税込)
メーカー:アタッカーズ

文=淫語魔


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AVのドラマって先が読めてしまうところがあるんですけど、これは脚本がよく書けていて、思わぬ展開に途中から見入ってしまいました。あとから考えてみるとよくある展開ではあるのかなぁとは思いましたが、それにしても話のもっていき方がよかったのではないでしょうかね。

高校で数学を教えている優奈には最近つきあいだした男性がいる。彼の名前は高城陽一。同僚教師なのだが、実は優奈が教員を目指すきっかけとなった高校時代の恩師であった。当然優奈は、今は恋人となった陽一のことを憧れの教師として深く尊敬していた。
そんな優奈が、衝撃的な場面に遭遇するところから話がはじまる。
陽一が放課後の教室で女子生徒を襲っていたのだ。
「信じられない……」
「これは……、ちがうんだ……」
陽一は優奈の顔を見てうろたえる。
すぐにその場から逃げ出す優奈。
「陽一さん、あの噂、やっぱり本当だったんだ……」

回想シーン。陽一と出会い、深い仲になっていく過程が描かれる。
最初のカラミでは陽一の性癖が明らかになる。彼は優奈を後ろ手に縛り、イラマチオで口内射精をする。やや加虐趣味があるようだ。
そんな中、蛇神沼高校(パッケージなどでは「蛇神高校」表記になっている)では、夜な夜な連続強姦事件が発生していた。それがちょうど陽一が赴任してきた頃から起こりだした。そのため実は犯人は陽一なのではないかという噂が学校で立ちはじめていた。

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回想シーンが終わり、強姦現場に出くわした優奈のカットに戻る。
強姦現場から逃げ出し呆然とする優奈。これまであらぬ噂だと歯牙にもかけず、恋人の陽一を信じていたのに。優奈は陽一の醜悪な正体を見せつけられて深く傷ついてしまう。
しかし、その一方でなぜか優奈の股間は熱く火照る。そしてたまらなくなった優奈は、駆け込んだ学校の別室でオナニーに耽ってしまう。

次の日。優奈は陽一と体育倉庫で会って話をする。
「だから、あれは本当に誤解だって。オレがやったわけじゃない! 全部……、全部バケモノがやったんだよ」
「バケモノ? いいかげんなこと、言わないで!」

なんとか言い訳をしようとする陽一。取り合おうとしない優奈。
次第にいらだってきた陽一は、突然、優奈に襲いかかり「信じてくれよ、オレのことを!」と言いながら体を組み伏せる。「いつもみたいに、してくれよ。ううん、ほらぁ、二人っきりのときにしてくれるように、してくれよぉ〜」。優奈の鼻をつまんで無理矢理、怒張を口に突っ込む。執拗なイラマチオ。頃合いを見て優奈を立ちバックで貫き、さらに跳び箱の上、マットの上などで犯していく。最後は胸射。白いザーメンが優奈の白い豊かな胸に飛び散る。

このあとストーリーとしては新たな展開に入り、その後ちょっとした謎ときシーンがあるのですが、これ以降は男優との絡みがまったくなくなります。
120分作品でここまで60分。残りの60分は触手が登場して優奈の体を襲っていくことになります。最後、どういう結末を迎えるかは観ていただくとして、この作品のメインは触手がどのように水元ゆうなの体に絡まり襲っていくかにつきますよね。

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秀逸だと思うのは、前半の男優とのカラミでは、軽い緊縛、執拗なイラマチオ、口内射、胸射などを見せておき、後半の触手カラミになってそこをなぞるように、水元ゆうなの体に触手が巻き付き、口の中にズボズボと侵入し、先端から何回も白い液体がドバドバと放出していくところです。
ともすると触手ものはいかにも「作り物」っぽくて、エロさが半減することもあるのですが、これは前半の男優との絡みが暗示になっていて、その後の触手が意志を持っているように思えました。
確かに触手自体は、ゴムっぽいチン棒をくくりつけている感じなので先端がグニョグニョうごめいたりはしないのですが、そこは効果音とカメラワークで緊迫感を生み出しています。

あえて難点を言えば、マンコに触手が侵入するとき、それがすんなり入ってしまうのがもったいないかと思いました。自分のマンコに得体の知れないものが入ってくるわけで、個人的にはもう少し絶望的な悲鳴があるべきだと思います。むしろマンコの侵入より口の中に侵入していくときのくぐもった声のほうが迫力があるように見えました。

ただこの作品は、キャスティングがいいですね。水元ゆうなの白くて筋肉質のくびれた体が触手には似合います。何本もの肌色の触手が彼女の白い裸身に絡まっていく。触手の粘液でヌルヌルになり、最後に白い液がはき出されるところは、水元ゆうなのこの体だからいいのでしょうね。

ストーリー、構成、キャスティングを含め、これは見事な触手AVだと思いました。


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