監督：ハルナ
発売日：2010年8月25日
品番：DXL2_001
収録時間：176分
定価：6090円(税込)
メーカー：ベイビーエンターテインメント

文＝遠藤遊佐

仕事・恋愛の悩みを解決してくれると評判のカリスマ占い師・シンクレール浅倉。しかしその実態は、気に入った女性客をマインドコントロールし、金を巻き上げるばかりかレズプレイで性欲を満たしている変態女だった。
正義感が強く仕事熱心な女性記者・さえは、浅倉の悪行を暴くため彼女の元へ潜入取材することになったのだが――。

あれ、なんかどこかで聞いたような話......。
中島●子と女性占い師のニュースは、聞くたびにムズムズムラムラするものを感じていたんですが、さすがAV業界ですな。
記者役の愛原さえも「あの占い師は芸能関係にも影響与えてるみたいですしね！」なんて言ってるし、あの件にインスパイアされたのは明らか。「エロいと思ったらすぐパクる！」の姿勢には頭が下がるばかりです。

本編は、まず女性記者・さえがシンクレール浅倉の元を訪れるところから始まります。
インチキじゃないかと疑うさえに「失礼ですけど、あなた、セックスはだいぶご無沙汰してますね？」と優しく微笑む浅倉。
「そんなこと......」と答えつつも実は男と別れたばかりのさえは、催眠療法で「女の子は柔らかいでしょ？　ほぅら、気持ちイイでしょ？」なんて言いながらベロキスされて、あられもなく感じてしまいます。
占い師、しかもレズなんていかにも怪しげで「こんなのにひっかかるワケがない」と思うかもしれないけれど、そこが浅倉マジック。愛嬌ある顔立ちとFカップの豊満ボディから溢れる色気、そして包容力を目の前にすると、抗えないのもわかるような気が。

そして、さらに素晴らしいのは浅倉さんの過剰なまでのねちっこさ。
彼女に渡されたエロ下着をつけたさえちゃんを目にすると「かわいぃ～！　たまんないわァ～！」と身をよじり、自分も同じエロ下着になって「お揃いよォ～！」と大興奮。「お前はヒヒジジイか！」と言いたくなるようなテンションでさえちゃんに襲いかかります。
レズプレイに溺れながらも「他の子にもこういうことしてたの？」と記者魂を発揮するさえちゃんに「だって気持ちいいんだもの、やめられないわ～」「あー、マンコの香り。美味しいエキス！」とマイペースな浅倉さん。
こういっちゃなんですけど、このおばちゃんっぽいところがエロいんですよね。
ブチュブチュと音をたててさえちゃんのおっぱいに吸い付いたり（というか、乳房ごと丸飲みにしそうな迫力！）、かと思えば自分のお股をV字に開いて「舐めて～！」とおねだりしたり、美形なのにアクションがいちいち下品。いやあ、素晴らしい。
さえちゃんも負けずに「くっさいマンコ！」「変態ね！」と応酬し、途中からプレイはタイトル通り「レズバトル」の様相を呈していきます。

しかし、やっぱり浅倉さんのほうが一枚上手。後半からはベイビーお得意の拘束イカセプレイでたたみかけ、さえちゃんを完膚なきまでにイキまくらせます。
まずはビニールテープで目隠し緊縛し、木馬に跨ったままローター責め。ボールギャグをかまされ、かわいいおヘソに溜まる涎をタラタラ垂れ流すさえちゃん。そしてM字拘束での電マ＆ドリルバイブ責め。このシーンでのイキッぷりはかなりすごい。！
本気で身体を真っ赤にして「おまんこらめぇ～！　おまんこらめえぇぇぇー！！」と絶叫してますからね。うーん、レズでここまで激しいイキッぷりは、なかなか見られません。
やっぱり女の身体は女が一番よくわかってるってことでしょうか。そして最後は、双頭バイブを使った濃厚レズファック。

人気女優の愛原さえ×美熟女・浅倉彩音というメジャー感漂うキャスティングに、キャッチーな設定。でもやっぱりイキッぷりの凄さはいつものベイビー作品、いやそれ以上でありました。