文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第三課 ケッツの穴の栓の作り方
作り方は簡単です。
丈五郎にシリコンシーラントを注入して、硬化したのを外して取り出せば良いだけです。
次に詳しい手順を説明してみましょう。
(1)先に作った丈五郎を出して、その内側に筆で食用油(天婦羅油やサラダ油)又は洗髪用シャンプーを塗る。
(2)丈五郎の口をガムテープで塞ぎ、その口が下になるように垂直に立てて、倒れないように周囲に適当な支えになる物を置いて固定する。
(3)シリコンシーラントの先端の嘴の部分をひねって取り外すと、筒の先端部に銀紙が貼ってあるので、爪でそれをはぎ取る(シリコンの出口の穴があく)。
(4)その容器をガンに装着し、ガンの引き金をピストルのように何度も示指で引くと、容器の中のシリコンが、ポンプの原理で押し出されるので、さっきあけた穴からニュルニュルと出てくる。
(5)立ててある丈五郎の中に筒先を向けて、連続で引き金を引くと、シリコンがどんどん出て米て丈五郎の中に詰まる。
そうやって一本で足りなければ二本、三本と使って注入を続けて満タンにする。
一杯になったらそのまま、シリコンが固まるまで数日間安置しておく。
(6)触って指に付かなくなり、シリコンが充分に固まったらガムテープの蓋を取って、丈五郎の口の方から先の尖っていない棒きれなどで押して、中のシリコンゴムを取り外す。
※先に丈五郎の内側に食用曲やシャンプー液を塗ったのは、シリコンゴムが離れやすいようにする離型剤の役目をさせるためです。
さあ、これで丈五郎の外形よりガラスの厚味の分だけ細身のケッツの穴の栓が出米ました。
使い方は君次第ですぞ。
肛門拡張用にもよし、浣腸後の肛門栓にしてもよし、シリコンシーラントの軟らかさは、市販のシリコン製のディルドウより更に軟らかく、女性の肌によく似ているので、とても快い感触で、これは理想的なケッツの穴の栓です(胡麻油を塗って使用すると滑りがよく、入りやすい)。
これを挿入していると、女性に指を入れられているような感じですから、通になると、この上から革製の特注の貞操帯や六尺褌をして外出する人もいる程です。
だから丈五郎は色々なのを沢山作っておくべきなのです。
首の長いのや、太いのや、一升瓶のように徐々に太くなって行くのやら。
私の知っているS女性などは、自らこのケッツの栓を嵌めて、自転車に乗って外出し、お尻の快感を存分に味わっています。
(続く)
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