文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第三課 蜂蜜
蜂蜜は甘くて美容にも良い健康食品だから、ケッツの穴にも良いたろう、とそんな安易な考えでは無いのてす。
今からもう三十年程前、私がまた廿歳になったばかりの頃、SM誌の古典『風俗奇忌譚誌に、夏川絹子さんという女性で、重度の浣腸愛好家がおられ、実に様々な体験報告をほとんど毎号に寄稿しておいでの方がいました。
その人が、
「蜂蜜などは余り知られていませんが、効能はグリセリンによく似ていますので、薬局でグリセリンを買いづらい方は、これをおすすめします」
と言っていました。
その後現在に至るまで、様々なSM誌に眼を通してきましたが、以後誰も蜂蜜を使った報告をしていませんので、案外身近な故に気付かれないのかと思いますが、これは優れものです。
シャンプー液のような激烈さはありませんが、入れて少し時間が経ってから、遠い海鳴りのようにドーンと効いて来ますから中々のものです。
初心者に施すのにも、美容や健康に良いと言えば警戒心を取り去りやすく、又、初めは効かないというのもいいです。
だから直ぐ出させず、長時間入れさせておくことが大切です。
初めはなめて掛かっていて、そのうち、
「オヤア?」
ときて、やがて遠雷がドーンと起こり、次に夕立ちというのが何とも憎いものです。
これなら一晩に五本(瓶)くらい使っても決して高くはありませんぞ。
湯で半分に割って、気前よくどんどん何回でも繰り返し使いましょう。
私のような熟達者は、女の子の腸内を先に充分に洗滌しておいて、蜂蜜を注入し、女の子が耐えられずに洩らす瞬間、そのお尻の双丘をガバと二つに割って、開いた肛門に直接口を付けて、残さず吸い取るのを無上の極致としています。
浣腸の熟達者なら体験しているでしょうが、極限まで耐えさせ、ほとんど失神寸前になって筋肉を弛めると、お尻の穴はダランと開いて、中の液はドロドロと波れ出します。
液の排出後、開ききった肛門からは、まだ透明な液が腸を絞るように排出されます。
この液は何なのか分かりませんが、感覚的に分かるのは、「これはこの娘の腸から絞り出された、一種のホルモンのような生命のエキスだ」ということです。
だから有難くいただくことにしているのです。
シャンプー浣腸のような即効性の激烈な浣腸の時は、肛門がめくれ返って、直腸が食み出してきて、紅いバラのようになって、このエキスが何回も絞り出されてきますが、シャンプーは口で舐めては身体に良くありませんから、吸い取れません。
しかし蜂蜜浣腸ならば、排出された蜂蜜は吸っても毒にはなりませんから、根気よく耐えに耐えさせて、この液を絞りつくし、吸い取ってやるのに最適の責めです。
この液を流すくらいになってこそ浣腸マゾとしてどうにか独り立ち出来るようになった訳で、又それを吸い取って味わってこそ真のサディストと言えるのです。
若い娘の尿には色々身体にためになる養分が入っているということが知られていますが、腸の奥から絞り出されるこの汁も、きっと摂取して役に立つ、生命や若さを保つエキスの液に違いありません。
さて先に紹介した我ら肛門派の大先輩である夏川絹子さんですが、彼女は私より四歳年上の五十六歳で、『風俗奇譚』誌上で、初めて男女の肛門性交の実体験を告白した人です。
唯彼女の場合は、肛交の後男性がペニスを抜かずに中へ放尿するというパターンで、これを彼女は温泉浣腸と呼び、当時(昭和三十年〜四十年代)の浣腸愛好家の間では、温泉浣腸は誰もがあこがれた夢のプレイでした。
私は彼女とは面識はありませんが、文通をしたことがあり、私の善光寺チンボの写真を送ったら、お返しに、彼女の臨月の写真と、先夫に肛門を貫かれている写真を送ってくれました。
彼女は離婚して小田原で一人暮らしている、我らお尻党の神様のような人です。
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