奈津美・哀歌〜【30】
●奈津美のまだ男を知らぬ幼き蕾が、男達の手により徐々に露になっていく……。
奈津美・哀歌〜【30】
「ただいま。お、今日はすごい御馳走だな」
機械油で汚れた作業着で、父が帰ってきた。ダイニングテーブルの上に並んだ料理を見て目を丸くしている。
「これ、ほとんど奈津美ちゃんが作ったのよ」
エプロン姿の母が嬉しそうに父へ報告する。
「本当か? なんだ、奈津美、いつのまに料理が出来るようになってたのか」
「お父さん、知らないかもしれないけど、今までも、けっこうお母さんのお手伝いしてたんだから。これくらいは楽勝よ」
奈津美が自慢げに言う。
「奈津美ちゃん、今日はお父さんの誕生日だから私が御馳走作るって言って、昨日から準備してたのよ」
母がそういうと父は満面の笑みを浮かべた。幸せにとろけてしまいそうな笑顔だった。
「そうか、今日はおれの誕生日だったか。すっかり忘れてたよ。……ありがとう、奈津美。最高の誕生日プレゼントだよ。しかし、これでお前もいつでもお嫁に行けるなぁ」
「やだぁ、私、まだ高校生だよ」
「奈津美ちゃん、まだボーイフレンドもいないみたいだもんね」
「あ、ひどーい、お母さん」
三人は笑った。幸せな家族の団欒だった。それは、ほんの一カ月前の光景だった。
「セーラー服淫肛羞恥地獄」
価格6,090円 品番DDSI-001
メーカー/ベイビーエンターテイメント
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