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▼ 特選AVレビュー『ハニカミ フライングデビュー18歳 成宮ルリ(HMJM)』

監督:カンパニー松尾
発売日:2013年1月26日
品番:VGD-117
収録時間: 120分
定価:3990円(税込)
メーカー:HMJM

文=遠藤遊佐


え、フライングデビューってどういうこと?
と思ったあなたに説明いたしますと、本作が初AV出演になる成宮ルリちゃんは見てのとおりのピチピチ18歳。そう、本当ならまだ高校生で友達と一緒に教室で勉強しているはずの年齢なんですが、去年の4月に高校を中退して街を歩いているところをスカウトされた女の子なんですね。
普通は18歳になって高校を卒業してからAVに出るのが最短距離ですから、彼女の場合はちょっとだけフライングしちゃったってわけです。

そして、この"ちょっとだけのフライング"が関係してるのかどうかはわからないけど、ルリちゃんをは今どきの女子校生にはちょっといないタイプ。
見てのとおり制服の似合う華奢な女の子でなかなかのルックスです。でもなんというか、大人ぶって背のびしたりませてたりってところがないんですよね。
鏡で自分のマンコを見せられて「黒い......」とショックを受けたり、人生で3本目だという男優のデカチンを見て「邪魔じゃないですか? 運動するときとか......」なんて真顔で言ったり。目の前でセックスしてるのに、話しているところを見ると小学校6年生の女の子くらいに見えてきます。

インタビューでも「お金がかかるからカラオケは滅多に行かない。よく友達とするのはドッヂボール」とか「一輪車が得意」とか小学生ワードが連発。
中でも特にグッときたのは、ボディチェックでおっぱいのサイズを聞かれたとき「Bカップって言われたけど下着屋さん嘘ついてる。たぶんAだと思う~」とかわいい言い訳をするくだり。実際にブラをはずすと確かにどう見てもAカップだろってつるぺたっぷりで、思わずキュンとしちゃいました。
うーん、しかしなぜこんな子がAVに? 私が言うのもなんですけど、女の子って不思議です。

で、肝心のカラミのほうはというと、経験人数が2人ということもあってまだ発展途上な感じ。
でも「気持ちいい?」と聞かれると「うん」とかわいくうなずいてくれるし、言われるがままにアナルまでペロペロ舐めてくれるし、とにかく素直です。
シメにはゴールドマンによる淫語ハメ撮りなんですが、素人好きのゴールドマン監督とはいいカップリングだったようで、恥じらいつつも「私はマン毛もじゃもじゃ少女です」「全国の皆さん、これが私の黒いと言われたオマンチョです......」なんて言わされるシーンには思わずニヤニヤ。

ザーメンだけは苦手でどうしても飲めないみたいだけど、AVだからってできないことを頑張ったりしないのも、これまた自然体で好印象。
まあ、華奢なつるぺたボディがお好きな方なら、小さなお尻の間にぶっといチンポが出入りする様子を見るだけでもかなり興奮できるんじゃないでしょうか。

セックスが終わった後、ゴールドマンが「経験少ないみたいだけど、たくさんセックスすればもっとエロくなれるよ」と言うと「今のままでいい」とつぶやいたルリちゃん。
カラミ以外の部分をじっくり見ていると、彼女がまとっているマイペースな空気やAVに出ることにした理由もなんとなく見えてきます。
ハマジム作品は、こういうところが味なんですよねえ。
2本目はどんなAVになるんだろう。どんな作品でも変わってほしくない、そんなふうに思う女の子でありました。


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