発売日:2011年9月15日
品番: RS-008
収録時間:120分
定価:2980円
メーカー:素人onlyプラム
文=淫語魔
作品を見る前に、メーカーのホームページを見て確認することがあるのですが、このプラムというメーカーのホームページはかなり頑張ってると思います。
たとえば今回の作品について見てみますと、この「Girls Talk」というシリーズは監督から照明まで、すべて女性スタッフだけで撮影されているとか、今回はヤル役、ヤラレ役がはっきりしているとか。はたまた「みどころ」として「手マンのテクニック」「お姉さんの潮吹き」「洗体、こすれる乳首」と3つのポイントを掲げ、それぞれ動画つきでコメントなんぞをしております。
ユーザーからするとここまでわかりやすい情報を提供してくれるのはありがたいです。
AVを買うというのはある意味ギャンブルです。その作品が自分にとってツボかどうかは最終的には、買った上で中身を観てみないことにはわかりません。できれば無駄金は出したくないのが人情なわけで、そういう意味でセルメーカーがここまで頑張ってくれると嬉しくなりますね。
OLのミハルはカメラ教室で知り合った女子大生のしずくを自宅に誘った。前々からしずくに気があったミハルは、しずくを自宅のエレベーター前に連れてくると、突然唇を奪う。事態が飲み込めないしずくは「ミハルさん、どうしたんですか?」となんとか落ち着かせようとするが、ミハルはかまわず「ずっと、かわいいなって思っていたの」と執拗なキスを繰り返す。
「どうしたんですか?」「かわいくて、興奮しちゃう」「えっ、ミハルさん」「もう、ガマンできない、私」
おっぱいを揉み、パンツに手を這わせ、お尻を舐める。
そして「中、どうなっているのかなぁ」とパンツの中に手を入れ容赦のない指マン。
呆然としているしずくにミハルは自分のマンコを舐めさせる。
ミハルの愛撫にすっかり身をゆだねてしまっているしずくを見て、ミハルは自室に連れ込むのだった。
この作品は構成がユニークで、いちおうOLと女子大生というシチュエーション仕立てになっていますが、カッチリとしたドラマものではないようです。
コーナーも「外での会話…」「エレベーターで…」「部屋で…」「風呂で…」「ベッドで…」「車で…」「外で…」と時系列にはなっているものの、あまりつながっている感じがしません。
たとえば「エレベーターで…」で初めてミハルが下心を出し、しずくを激しくイカせたはずなのに、次のコーナーの「部屋で…」では、そのあとおこるであろう、2人の気まずさも緊張感もないまま、屈託のないしずくの笑顔からはじまります。そこでの会話はかなり素に近い感じで、あまりの和気藹々ぶりに、最初、筆者はオフショット映像なのかと思ってしまうほどでした。
演出プランとして、カラミに入るまでは女優さんの素の表情を大事にするため自由にさせているのかもしれません。
部屋でとりとめのないおしゃべりのあと、突然ミハルにスイッチが入る。
少しずつしずくを脱がせていくミハル。「おっぱい気持ちいいの?」「すごいキレイなおまんこ。いっぱい見してぇ」「すごい吸い付いてくる、おまんこ」と愛撫を開始。クンニ、指マンとミハルのリードを受け入れていくしずく。次第にあえぎを強くする。
このおしとやかなしずくちゃんの反応もさることながら、甲斐ミハルさんのリード、責め技がとにかくすばらしいです。彼女は「痴女」としてのスキルがたいへん高く、言葉責めしたかと思うと、しずくちゃんの手を胸やマンコにもってきて触らせたり、顔騎したあと、自指マンで潮を吹いて、しずくちゃんの顔を潮浸しにしたり、一連の流れがスムーズ。気のおもむくままに気に入った女の子を使って性の快楽を貪る感じがよく出ていました。「オマンコ気持ちイイ」などの淫語台詞もナチュラルに出ます。
見ていて無理がない。自然な空気感がとてもいいレズ作品だと思いました。
ただし6番目のコーナーの「ベッドで…」はその限りではありませんでした。
このコーナーだけ照明をやたら焚いての白い感じの画で、真白いスタジオに全裸の2人が赤シーツのベッドで絡みます。そして双頭バイブ、ペニバンプレイなどがあり、いかにもレズAVで使う道具が使われていきます。
次のコーナーの「車で…」では再び照明をやや暗くして、日常的な場所でのカラミに戻るので、コーナー的にはここだけ違う感じがしました。
その照明ですが、暗くして雰囲気を出しているのはいいのですが、せっかくキスで盛り上がっているところをカメラマンの影が差してやや現実に引き戻されてしまうカットがいくつかありました(たとえば0:33:05あたりは顕著)。空気感のいい作品で、こういうのがあるとかえって目立ってしまうので、そのあたりが少し残念。
せっかくなのでここは頑張ってほしいですね。
別れ際、情を通わせた二人は、再びの逢瀬を約束してキスをする。
約3分間の外でのキス。二人の舌ベロと舌ベロが激しく絡み合う。その超クロースアップでフェードアウト。なかなか面白い終わり方です。
この作品は作品全体の柔らかい空気もさることながら、流れをうまくつかんでリードしている甲斐ミハルさんのうまさにつきると思いました。
この人は見落としてましたね。早速、淫語魔の「痴女・淫語スキルの高い女優ノート」にメモしておこう。
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