監督:真咲南朋
発売日:2013年2月7日
品番:LADYA-006
収録時間: 125分
定価:3129円
メーカー:LADY×LADY
販売元:ソフト・オン・デマンド
文=まな
前作『嫉妬 ジェラシー』で確立した、真咲南朋監督の愛憎渦巻くドロドロレズバトルに、今をときめく若手女優・有村千佳と篠田ゆうを抜擢した本作。
前作の山本美和子と結城みさも大変すばらしかったですが、今回のキャスティングも秀逸!
ふたりのドキュメントパートのお互いを気遣い合うほのぼのセックスと、ドラマパートの愛憎渦巻く変態演技のバランスが絶妙なんですよ。
前作はドラマパート以上にドロドロなドキュメントパートのレズプレイが爆発的にエロかったのですが、今回みたいに緩急ついたものもいいですねぇ。
レズAVビギナーは、むしろ本作から観たほうが入りやすいかも。
冒頭は、海の見える港で一年ぶりに再会する有村と篠田。
レズは緊張するね、と語るふたりに「外でキスしたことある?」と画面外から振る真咲監督。
「女の子とはしたことないですね。でも、やったことないから面白いかもね」と言って有村から篠田にすり寄っていきます。
人目を気にしてドギマギする篠田と、意外に大胆な有村のこのやりとりに、観てるほうまでドキドキ......!
そのままふたりで照れながらも、まずはチュッと触れるだけのキスをして、何回かキスを重ねていくうちに、自然とふたりの舌が伸びていきます。
互いに顔に手を添え、全身に手を這わせて、キスを深めていくふたり。
抜けるような青空の下、美少女ふたりがエロいキスをしている光景は本当に画になりますね......。
ひとしきりキスをして、有村が「おしまい!」と言うと「えっ、もう終わり? もうちょっとしたい!」と口を突き出してねだる篠田。
それに対して有村は篠田の頭を撫でながら、「だーめ、後でね。」と言って最後のキスをチュッとするんですが、もうこれ完全にラブラブカップルじゃん!
レズAV観て微笑ましく思うことはあれど、「こいつら羨ましい!」って嫉妬するの、初めてかもしれない......。
そして最初のドラマパートは、先輩ナース・有村×後輩ナース・篠田篇。
更衣室でロッカーにつけられた篠田のネームプレートを、いとおしげに指先で撫でる有村。
そのまま篠田のロッカーを開けて黒タイツを取り出し、足の部分、さらに股間部分まで嗅ぎ尽くしてからそれを自分のポケットにしまったり、篠田のリップクリームを自分の唇に塗ったり直接舐めたりして「篠田さんと間接チューしちゃった」と呟いたり、有村の変態演技が冴え渡ります。
こんな美少女が変態演技まで完璧にこなしちゃうなんて、昨今のAV女優のクオリティの高さは本当に凄まじいなぁ、と改めて感心しきり......。
その後ロッカールームに入ってきた篠田に「先輩の言うことが聞けないってことはないよね?」と脅してセックスに突入するのですが、このときの有村の貪るような荒々しいキスが実にエロい。
篠田は彼氏持ちノンケ設定なので嫌がる演技はするんですが、潤んだ上目遣いで有村を見つめるわ、口がキスして欲しそうに半開きになってるわで、全然嫌がってるように見えないところが、逆に隠しきれない素が出ちゃってる感じがしてグッときました。
そして途中からはクンニしながら「おいしい、先輩のおまんこ」「舌入ってますよ。先輩って本当はヤられたかったんですか」とか言い出す始末(ノンケ設定どこいった......)。
でもこういうタチネコが入れ替わりやすいとこが、レズセックスの良いとこですよね。
男女のセックスでも、受け攻めが自由に入れ替わるほうが絶対楽しいので、セクシュアリティ関係なく取り込むべき要素だと思います。
次は女子高生・篠田×教育実習生・有村に、先輩教師で有村の元カノの真咲が絡んでくるドラマパート。
放課後の教室で元カノの有村に迫る真咲。
真咲にまだ気持ちが残っている有村は心揺さぶられますが、ここで真咲が有村に思いを寄せる生徒の篠田を呼び出し、この場でふたりにセックスするように仕向けます。
「今も好きだから、私の好きな千佳が他の子とセックスしてるの見たら興奮しちゃう」と言い放つ真咲。
それに対して「真咲先生に見せつけてやろうよ」と対抗意識を燃やす篠田に、最初こそ抵抗していたものの、結局は真咲を意識しながら篠田とセックスをしてしまう有村。
真咲が登場するのは序盤のみで、途中から画面内からはまったく姿を消してしまうのですが、篠田を積極的に責めだしたときの有村の執拗なカメラ目線が、画面外の真咲の存在を意識させます。
セックスが終わった後、篠田の「私のこと好きになってくれた? 真咲先生より好き?」という問いに対して「......うん」と少し躊躇して答える有村。
このやりとりの、ふたりとも片想いな感じが切なくて、胸がキュッてなりましたね......。
最後は、役柄なしの有村と篠田のほのぼのセックス。
「これが最後でもう会えないかもしれないから、思い出に残るようなセックスを」ということで、思わず正座して向かい合っちゃうふたりが微笑ましい。
お互いを味わうようにエロいキスをたっぷりしてから、「乳首をチロチロ舐められたり、吸ったりされると気持ちいい」「足の付け根をフェザータッチで触られるのが好き」など、お互いにどうすると気持ちいいかをこまめに確認し合って、丁寧にセックスを深めていきます。
ああ、これぞ友情レズの醍醐味! 世のカップルたちは皆こういうレズAV観て勉強したら、いいセックスできるんじゃないかと思いますねぇ。
昼ドラばりのドロドロレズバトルが楽しめるドラマパートと、ほのぼのとしたラブラブセックスが楽しめるドキュメントパートが融合した本作。
ひとつの作品でこんなに多角的にレズの魅力が味わえる作品というのは、なかなか貴重な存在だと思います。
レズAV好きにはもちろん、普段はあまりレズを観ない人にも是非観て頂きたい一本です。
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