監督：二村ヒトシ
発売日：2012年2月25日
品番：MDVE-004
収録時間：130分
定価：3990円（税込）
メーカー：MotheRs

文＝遠藤遊佐

一見地味なお姉さん、でも実はムッツリスケベって佇まいがグッとくる大堀香奈。
人気者になるにつれて化粧や髪型がどんどん変わっていくAV女優が多い中で、彼女のムッチリボディと短めの黒髪はいつ見ても相変わらず。キャピキャピしてないけどいやらしい、ホッと安心できちゃうタイプの女優さんです。
これまでWEBスナイパーでレビューしてきた作品を見ると、マン屁物に淫乱催眠にコンニャクオナニーする若妻と、なぜか三枚目路線が多いんですよね。
でもこの作品は直球勝負なんです。ねっとりした中年テクには定評のある男優・田淵正浩を相手に、互いに快楽を与えあうような濃厚なセックス。自然光溢れる白昼のカラミと、薄暗いホテルの一室でまぐわう夜のカラミの両方を見せてくれます。

まずは前半。自然光溢れるホテルの一室で、白昼のセックス。
白いソファの上で、セリフも設定もなくただ絡み合う2人。ほどよい肉付きの熟れたボディはそれだけでエロいんですが、そこはマン屁クイーン。乳首をチュパチュパ吸われるだけで、聞き覚えのあるマン屁音が。
「どこから音出てるの？　バフバフいってるよ……？」
やっぱり気持ちいいと否応なしに出ちゃうもんなんですねえ。
光にさらされた局部を見たら、モザイク越しにぽっかりと口を開いた膣穴が。なるほど、あの止まらないブリブリ音が出てくる場所はこうなってるのか。「マン屁の秘密見たり！」と、ちょっと感動。
最初のうちは恥ずかしそうにしていたものの、丁寧な愛撫に我慢できなくなったのか男にむしゃぶりつき、四つん這いにしてアナルを舐め出す香奈ちゃん。
バネみたいにビンビンにおっ勃ったチンポをシコシコされると、百戦錬磨の田淵も思わず「あぁ〜！」と女みたいな声をあげてしまいます。
そうそう、嬉しそうに男を責めてこその女神ですよ！
騎乗位でギュッと抱き合って腰を振ったり、接合部の擦れ具合をじっくり楽しむようにピストンしたり。キレイなんだけど見せるためにしてるセックスじゃない感じが、なんともいえずいやらしい。

そして後半は、うってかわって夜の顔の2人。
スーツ姿なところを見ると、上司とOLの逢引きって設定なんでしょうか。薄暗いホテルの部屋で、これまたねっとりまぐわいます。
黒髪で性格よさそうな香奈ちゃんに黒スーツを着せると、就活女子みたいでこれがまたイイんですよね。真面目そうなのに、いざセックスになるとエロい女なんて最高でしょう！
Gスポットを探るようにゆっくり指マンされて、ぐったり身を任す香奈ちゃん。見えないけれど、オマンコの中ではミリ単位で何かが起こってるんだろうなあ。

普通っぽさが魅力なのに、意外にも素のセックスを見せる作品が少ない彼女。激しい愛撫や目新しいプレイがないのが、逆にリアルで興奮してしまいました。