監督: 式正義
発売日:2010年8月13日
品番: TYRD-03
収録時間: 本編82分 メイキング19分
定価:10500円
メーカー:GIGA
文=遠藤遊佐
ワンダー星の王女ワンダープリンセスは、タブロイド紙の記者・加藤アイカになりすまして地球の平和を守っていた。ある日、街の河川敷に宇宙犯罪者が現われるという情報をキャッチした彼女は先輩記者・亀井とともに現場へ直行し、ワンダーウーマンに変身して敵を倒す。
先輩や友達の小学生・タイチにダメ記者とからかわれながらも、地球で気楽な毎日を過ごすワンダープリンセス。
しかし、そんな楽しい日々も長くは続かなかった。魔界に魂を売り彼女に逮捕された凶悪犯罪者・ベルゼブルが、刑務所を脱獄し復讐のため地球へやってきたのだ――。
衣装を見ればわかるとおり、元ネタはワンダーウーマン。
金髪でゴージャスな本家ワンダーウーマンと比べるとこっちはやや幼い感じで、AKB48の後ろのほうにいても違和感ないようなたたずまいですが、DNAにロリータ嗜好が組み込まれている我々日本人にとっては、かえってこれくらいのほうがグッとくるんじゃないでしょうか。
一般のAVよりエロ度が低めなぶん、設定やキャラがモノを言うのがGIGA作品。
なんといっても本作の見どころは、ワンダー星の王女で才色兼備のワンダープリンセスが、地球上では地味でドジなタブロイド紙記者になってしまうというギャップでしょう。
変身前のアイカはメガネっ子で、変身後のワンダープリンセスは派手な原色のレオタードスタイル。正直、見れば同一人物なのは一目瞭然だけれど、そこはドラマですから「ワンダープリンセスはほんとイイ女だよなあ」「それに比べてお前は……」みたいな反応になるわけですよ。でも、失敗してお尻を叩かれたり、スクープを撮るためになぜか河川敷でマイクロビキニを着せられたりしちゃうダメキャラが可愛いんです。
脇を固める登場人物も、先輩記者の亀井(見るからに三文紙のオッサン)やランドセルをしょった小学生・タイチくん(実際は成年男子)など、ほのぼのムードでどことなくコミカル。
しかし、後半になるとこのコミカルな登場人物こそがワンダープリンセスを苦しめるんですね。いやあ、さすがヒロイン凌辱。ただレイプするだけじゃないってのが意地が悪い!
復讐のために地球にやってきたベルゼブルと戦い、勝利を確信したワンダーウーマン。でも、もう一息というところで人質の地球人を目の前に連れてこられ、敵の言うことをきくしかなくなってしまいます。
そこに出てきた亀井とタイチ。2人は加藤アイカの味方でワンダープリンセスの大ファンだったはずなのに、ベルゼブルにそそのかされてエロ心とスクープをあげたい欲望に負け、全世界に彼女の秘密をバラす片棒をかつぐんですね。
さらに、ベルゼブルは人質の一人に乗り移り、地球人の姿で彼女をレイプ。強く美しいヒロインが、守ろうとしていた人類に裏切られちゃうわけですよ。
いやらしくニヤけながら、「ワンダープリンセス、Hの回数はどれくらい?」と聞くタイチ君。
「……私たちは、あなたたちみたいな直接的な性交渉はしないのよ」
おずおずとそう答える彼女に、「じゃあ人間のセックスを味わってみるのもオツだろ!」と下衆な言葉をなげかける亀井。ああひどい。
まんぐりスタイルでアソコをホジられ、フェラを強要され、犯されるヒロイン。意地を張ってなかなか「気持ちいい」と言わないものの、最後は騎乗位でパコパコ腰を振り、中出しされてバッドエンド。ちょっとムズムズするような終わり方ですが、若くて伸びやかなボディが犯される様子は必見です。
そういえば余談ですが、主演の上村香澄ちゃんのアヒル口ってどこかで見たことがあるなと思ったら、以前こちらでレビューした『無垢 あつこ』に主演してる女の子でした。
あー、AKBっぽいって思ったのはそのせいか!
しかし、セリフもなくひたすらハメられるブルセラ物からGIGAの特撮ヒロイン物(アクションあり)まで、最近のAV女優ってほんとに幅広いですねえ。顔は同じなのにイメージが全然違ってて、パッと見ただけじゃわからないほど。
普通の地味目な女の子だと思っていたらセリフ回しもうまくめちゃめちゃ器用で、ちょっとびっくりしてしまいました。
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