監督:雷蔵
発売日:2011年05月07日
品番:RBD-270
収録時間:100分
定価: 3990円(税込)
メーカー:アタッカーズ
文=遠藤遊佐
キャッチフレーズは“高飛車女に天誅を!”。
一応「悪い女にお仕置きしてやるぜ!」という名目はあるものの、実は女を首絞めや腹パンチなどで完膚なきまでにいたぶりまくりたいというマニアックなシリーズの第5弾。
最初に画面に出てくるクレジットを見ると、脚本・監督はクレイジー、撮影は異端児。パケ裏を見れば美少女が口を半開きにして白目をむいた写真が……。痛いのキライな私は、もうこれだけで震えがきてしまいます。
今回餌食となるいたぶられヒロインは、ドグマのM女軍団としても活躍中のAカップつるぺた娘・野中あんり。勝気な美少女役がハマッてます。
資産家の一人娘であるあんりは、親元を離れ通学に便利なマンション暮らし。お目付役の使用人・近藤が同居しているものの、高飛車なお嬢様の言いなりでほぼ一人暮らしのようなものになっています。
担任教師の高木に片思いをしている彼女は、ある日屋上に先生を呼び出し告白。
「好きなんです。どうしても付き合ってもらえませんか?」と言うあんりの思いを、高木は「付き合っていることを誰にも言わないこと。そして自分のすべてを受け入れること」という2つの条件でOKします。
大喜びで高木をマンションに招き、近藤に「個人授業をするから部屋には絶対に来ないで」と告げるあんり。
これ、観てるほうとしては、殺人鬼についていっちゃうホラー映画のヒロインを見てるような心境ですよね。性的に興奮するのとは別の意味でドキドキ。ああ心臓に悪い!
しかしお嬢様はそんなこと思いもせず、使用人に対するのとは正反対のニコニコぶりっこ顔でモジモジ。案の定、高木に拘束され、肉体的にいためつけられるわけです。
まず最初は、定番の首絞め(いや、首絞めが定番のAVってのもどうかと思いますが……)。ボールギャグをかまされ革手袋をはめた手でギュウギュウ締められ、脂汗をにじませて苦しむあんり。これがまたしつこいんですよねえ……。白目をむくまでギューッと締めてギリギリのところで緩めることを何度も繰り返します。そのうちに首絞めはより細くて苦しいワイヤーにエスカレート。実際に締められてるんじゃないとは思うけど、半開きの口から涎がタラタラ流れるところを見てるとこっちまでムズムズしてきます。
そしてお次は、「これから激しいプレイをするので、黙っててください」と近藤にクロロホルムを嗅がせて眠らせてから、大の字に縛ってしつこく腹パンチ。
「あんたなんかパパに言ったら……!」「ふふふ。君のパパはお金を持っているだけだ。どうすることもできないよ……」
迷いのないサディストっぷりを見せる高木先生がちょっとイカしてます。大柄なイケメン男が頭一つ分小さい身長154センチのあんりちゃんを容赦なくパンチする姿は、お好きな方はたまらないんじゃないでしょうか。
高木先生があまりにゴーイングマイウェイなので、こりゃ最後まで一般的なエロ要素はないまま終わるかなと思いきや、意外にも後半は若干エロモード。
四つん這いにさせたあんりちゃんを、ローター責めにしたりバイブでイカせたり(イッた後のバイブにマンカスがびっしりこびりついてる演出がなんともマニアック!)。
ラストは、じっくり時間をかけてナイフで制服を切り裂いたうえ、目を覚ました近藤を連れてきて羞恥責め。濡れたアソコを鼻先でグイッと開かされたり、近藤が操るバイブで責められたり。見下していた使用人に恥ずかしい姿を見られながらイッてしまう屈辱はいかばかりか……。
いくら「すべてを受け入れる」と誓ったとはいえ、こりゃあんまりですよ。
でもまあ、いたぶりマニアの資質がない私としては、これくらいのわかりやすいエロがあってくれるのはありがたいところ。
ちなみに特典映像には、あんりちゃんの笑顔と和やかな撮影風景が収録されています。
「白目と泣き顔ばっかりはちょっとキツいわ」という方は最後にこちらを観て気持ちを落ち着けるといいかもしれません。
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