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▼ 特選AVレビュー『淫語痴女 紗奈(ドグマ)』
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監督:ビーバップ・みのる
発売日:2010年7月15日
品番:ddb-134
収録時間:133分
定価:3990円(税込)
メーカー:ドグマ

文=淫語魔


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冒頭、紗奈は語りかける。

「なに? どしたの? さわってほしいの? そうよね。紗奈にスケベなことされるの想像して、いっぱいチンポ汁、貯めてきたんだものね。紗奈の手と、口と、マーンコで、千切れるぐらいチンコ締め付けられながら、貯まったチンポ汁、ぶちまけにきたんだもんね」

ささやくような声で語りかけたかと思うと、少し間をあけて意味ありげな視線を送る紗奈。そして不敵に「フフフ」と笑って、イスに腰かけたままの脚をスゥーと開いて、大胆にパンツを見せる。

彼女は表情や仕草だけで一気に自分の世界に引きずり込むことができる女優さんである。
「淫語」をメインにしたこのシリーズ作は、観ているユーザーに対して常にカメラ目線で語りかけ、ユーザーの分身たる男優をコキコキしちゃうシンプルかつストレートな作りなのである。それだけに一人芝居に近い痴女パフォーマンスをユーザーに飽きさせないようにするのはたいへんに難しい。
女優がただカワイイだけではダメなのである。
紗奈さんはそのあたりがうまい女優さんで、しかも観るたびにうまくなっているようだ。

各コーナーは以下のとおり。

#1 寸止め 射精後 敏感チンポしごき 男の潮吹き
#2 見下し淫語 寸止め 尿道集中責め チングリ自爆発射
#3 寸止め 自分の乳首を触ってる男をみつめる。乳首責め騎乗位
#4 寸止め 甘えん坊を甘えさせる痴女 騎乗位

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「#1 寸止め 射精後 敏感チンポしごき 男の潮吹き」は完全主観撮影で、男優にローション手コキ、フェラチオで何回か寸止めしたあと「出せ!出せ! 出せ! ガマン汁出せ! ホラホラ、ホラぁ!」と連続手コキ射をして最後に竿を舐め上げる。

2つ目の「#2 見下し淫語 寸止め 尿道集中責めチングリ自爆発射」では、コキ技のバリエーションが増え、尿道口に爪を入れたり、ツバをたらし込んだり、掌で亀頭をこねくり回して、さらには両足コキ、ガーゼーコキ、アナルに足指を入れ、ちんぐり返しにしてアナル舐めなどを見せてくれる。

次の「#3 寸止め自分の乳首を触ってる男をみつめる。乳首責め騎乗位」は、それまでずっと仰臥したままだった男優を吊るし上げ、目隠しして後ろ抱きの状態でキスしつつ手コキ、乳首責め。「いっぱい我慢したね。頑張ったね。じゃあご褒美にぃ、紗奈のおまんこに、チンポ突っ込ませてあげる」と本番。「ねぇ、はぁ、はぁ、チンポが紗奈のオマンコの中で暴れてる。ふっ。うううっ。」と言いながら騎乗位で乱れる。

そして最後の「#4 寸止め 甘えん坊を甘えさせる痴女 騎乗位」は、それまでの責め口調から一転して甘えさせるように「これいいの?気持ちイイの?うふふっカワイイ」とキス、手コキ、フェラ。「お尻の穴とおまんこ。両方ひろがっちゃってるでしょ。このおまんこに君のおちんぽ入れてあげるからね」と誘って騎乗位本番で手コキ射。

淫語の構成は「チンポ」「チンポ汁」が多め。最後のコーナーだけ少し「おちんちん」が聞ける。

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全体的に流れがよく計算されている。
最初はシンプルな淫語手コキだったのだが、作品が進むにしたがってコキ技のバリエーションが増え、最後に本番を持ってくる。
裸のほうも最初は着衣プレイが中心でほとんど肌の露出はない。ようやく乳房があらわになるのは後半に入ってから。
男性側の姿勢も仰臥でマグロ状態だったのが、拘束、チングリ、目隠し、吊るし上げ等、映像的にも深化し、わずかながら男優の側から仕掛ける反応も出はじめる。
撮り方もそれにつれ完全主観映像から、客観映像を織りまぜてフレームワークをより自由にしていく。
それは淫語のほうもまったく同じで、最初のイタズラ好きな女性の言い回しからややキツ目なS女の言葉責めへと変化し、最後は母性を漂わせるような甘やかし口調になって終わる。

このようにそれぞれの要素を徐々にエスカレートさせ、変化をつけていくことで、単調になりがちな企画を退屈にさせないように工夫している。
またその構成演出に応える女優さんの力量もなかなかなものである。

ただM男優は無言ではなく、やや女優の声にかぶってしまって気になる部分もあるが、始終しゃべっているというほどでもないのでまだ許容範囲ではあろう。このあたりが合いの手として的確に入るようになれば、さらによくなってくるはず。

「女の人にリードされたいが、さりとて極端なMというわけでもない」という人にはもってこいの痴女作品。このシリーズはまだまだ進化していくだろう。次作も楽しみだ。


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