文＝遠藤遊佐

今、最も売れている企画単体女優・つぼみ。
4年前にアイドル女優の登竜門であるS1からデビューして以来、無敵のロリ系ルックスとプレイ内容の過激さでひっぱりだこになり、今AV通販サイトで出演作を検索すると、なんと300作以上の作品がヒットする。
いやあ、これはスゴイことですよ。彼女の痴態でいったい何人の男（もしくは女）がオナニーしたのかと考えると、たぶん天文学的な数字になるはず。

そんな彼女がHMJMの『PERFECT DOLL』シリーズに登場であります。

前二作ではボン・キュッ・ボンの巨乳モデルのパーフェクトボディに焦点を当ててましたが、今回のつぼみちゃんはまた違った意味でのパーフェクトドール。
可愛くて大人しくてエロくて性格よくて、レズもSMもザーメンも中出しもばっちりこなす。何をされてもイヤと言わず、可愛いアヘ声をあげて相手の欲望を受け入れる。言ってみれば男の夢を体現する“デキるAV女優”なんですよね。
本作では、つぼみちゃんの十八番である“制服”“M女”“ご奉仕”“ハメ撮り”等でいつものエロさを堪能しつつも、インタビューで人気キカタン娘の内面をチラチラとうかがっていきます。

まず最初は、彼女自身も一番好きだという女子校生コスで、Hな先生とハメハメ。
パンツの上から物差しでクリをコスコスしたり、お尻を突き出させてアナルの大きさを測ったり。
可愛い指やら耳たぶやらをベロベロ舐めながら、「どんな乳首してるんだ。校則違反じゃないだろうなぁ？」なんつって迫るねちっこさがたまりません。

二回戦目はオレンジ色のエロランジェリー姿になり、オモチャ責め＆激しいイラマチオを披露。
見た目はロリで基本的にされるがままってスタイルなのに、一つ一つのしぐさはメチャメチャいやらしいのがさすがです。
続くエロレオタード姿でのご奉仕も鉄板のプレイ。ニコニコしながら男の股間に顔を埋め、「大丈夫なの？」って思うくらい奥まで咥え込んでくれちゃう。きっと、褒められるとどこまでも頑張っちゃうタイプなんでしょうね。

そして最後は、恒例のゴールドマンによるハメ撮りでシメ。
言われるままに乳首から腋毛、陰毛までをペロペロと舐め、犬みたいに首輪をされて四つん這いで部屋の中をグルグル這いまわります。
ゴールドマンとつぼみ両方ファンの私としては、淫語責めにされてメロメロになっちゃう姿をちょっと期待してたんだけど、これはそう簡単にはいかなかった感じ。しっかり気持よくなってはいるものの、そこまでハマる相性じゃなかったような……。
うーん、まあ、そうだろうなあ。一見危うくて壊れやすいイメージの彼女だけど、このへんまでくると、実はそうでもないってことがわかってきます。

「ぐるぐる右に押されっぱなしだあ。。。。
壊れてるみたい。頑張りたいだけなのになあ。。。
精一杯が、誰かに届きますように☆」

作品の最後、撮影翌日の彼女のブログに綴られていた意味深な文章について、真意を尋ねる監督。
「書いてる通りの意味ですよ〜」とはにかんだような笑顔で返すつぼみちゃん。

か弱いロリに見えて、実は完璧な女優。
完璧な女優に見えて、実体がない。
実体がないようでいて、本当は自然体の普通の女の子。

もっともっと奥深くを見たいけど、ずっと今のまま“男の夢”でいてほしい気もする。
つぼみちゃんのエロ可愛さにしっかりオナニーしながらも、そんなモヤモヤしたものを感じてしまいました。