文=安田理央
リアルに女性のオナニーを撮ろうとすると、それはかなり地味になってしまう。多くの女性がAVのように大股開きでオナニーをするわけではないからだ。だからリアルさを追求するとアロマ企画の「うつ伏せオナニー」シリーズのようなマニアックなものになってしまう(これはこれでエロくていいのだが)。
AVでのオナニーは、あくまでも「見せるための」オナニーである。この作品はそこをしっかり理解した上で作られている。
黒ギャルアイドルRUMIKAがこの作品で見せるのは、オナニーというよりも一人称撮りの痴女モノに近いものだ。
作品中ではRUMIKAが妄想しながらオナニーしているという設定になっているのだが、常に相手の男のキャラクターがしっかり決められている。たとえば、スケベなオッサンだったり、サディスティックな教師だったり、童貞の少年アイドルだったり……。
その相手に向かってRUMIKAは、
「おっさん、RUMIKAのオナニー見たいんでしょ」
「先生のおちんちんナメナメしたら携帯返してくれる?」
「青臭い童貞のチンポはいいわぁ」
などと話しかけ、そして痴態を見せつける。
最近の痴女モノは、男優がマグロ状態で全くしゃべらない一人称撮影をすることが多いが、本作の「マネキンチンポ・変態オナニー」のパートが正にそれだった。
ただし、相手は生身の男優ではなく、チンポを生やしたマネキン。しかし、全然問題ないなぁと観ていて思った。生身の男優であろうと、結局女優が一人芝居を見せてくれるのだ。それならばチンポにモザイクがかからないで舌遣いがじっくり見られるマネキンのほうが、むしろいいのではないか。もう一人称痴女モノの男優は、みんなマネキンにしてしまえばいいのに。そんな全男優を敵に回すようなことまで考えてしまった。
絵に描いたような黒ギャル(黒というか赤っぽい)のRUMIKA。実は結構ロリ系ボディなのだけれど、黒ギャル仕様だと、どうしてもセクシー方面のイメージが強くなる。
最初のパートではギャル女王様っぽい感じでスタートするのだが、だんだんMっぽくなっていくのが面白い。というか、かなりM性が高そうで、教師におしおきされるという設定の(もちろん、その教師は画面上には存在しない)パートなどは、かなりハマっている。
基本的にギャルって、けっこうM気の強い子が多いんだよな。
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