文＝安田理央

AVは、エロは、どこかいかがわしいムードがなければいけないんじゃないかという気持ちが、ずっとあります。あまりに屈託なく明るく、堂々としたエロというのは、なんか違うんじゃないかなと。

だから、いかがわしく、危険な匂いがぷんぷんする、この「無垢」の作品には強く惹かれます。ちゃんとしたメーカーからの作品なのだから、18歳未満は出演していないのはわかっているのですが、もしかして……と思わせてくれるのは嬉しいところです。

説明も一切なく、ほとんど無言のままに進む少女とのハメ撮りは、「援交モノ」と呼ばれる裏ビデオや往年のブルセラビデオの「ヤバイ」香りを強く感じさせてくれます。

本作に出演しているしょうこちゃんは、お世辞にも美少女とは言いがたい、ちょっと個性的な顔立ちをしているのですが、そのぽってりとした唇はたまらなくエロティックですし、不安気に照れ笑いする表情は、少女そのものです。

しょうこちゃん、顔立ちはあどけないけれど、体のほうはかなり成熟しているようす。小柄ではあっても、おっぱいも大きいし、下半身もむっちりとした肉付きで、大変美味しそうです。白い下着にリボンだけをつけた姿など、かなりそそります。

この「無垢」シリーズのいいところは、粘着質なカメラワークで、女の子の体をじっくりと見せてくれること。思わず息を飲んで見つめてしまいますよ。

そしてしょうこちゃん、完全に開花しているわけではないようですが、エッチの気持ちよさはわかっているみたいです。触る前から、制服のスカートの下の白いショーツは、モザイク修正が必要なほどに、濡れてシミを作っていました。

フェラも抵抗なく、一生懸命舐めていますし、大きなおっぱいを使ってのパイズリだって頑張っちゃいます。そして、挿入されるとすぐに甘い声があがります。クリトリスだけじゃなく、膣内も充分に感じているようです。

そして最後は中出し。好奇心につけ込むように、何もわからない少女を自分好みの女へと調教している。そんな気分になってきます。

顔射されてびっくりしたように目をとじる表情や、肉裂を指で広げられてのきょとんとした顔など、その仕草仕草がとんでもなくリアルなのですよね。

見てはいけないものを見せてくれるような、AVが本来持っていた魅力を味わせてくれるような作品です。