監督:ビーバップ・みのる
発売日:2010年2月15日
品番:ddb-156
収録時間:139分
定価:3990円
メーカー:ドグマ
文=遠藤遊佐
「私ってMなんです……」「オナニーするときは犯される自分を妄想してます」
AVで女の子にインタビューすると、だいたいそんなふうに言うもんです。
まあ、実際にちょっとはMっ気もあるんでしょうが、「マゾで、レイプされて感じちゃうようなスケベな女」っていうのがユーザーにとって一番わかりやすいファンタジーだからでしょうね。本当にレイプでイキまくるかっていうともちろん話は別なわけです。
本作に登場してる若葉くるみちゃんも、まさにそんな感じのAVギャル……だと思って見てたんですが、途中からなんだかよくわからなくなってきてしまいました。
AVを初めて9カ月、出演本数は約10本。月1ペースのバイト感覚で普段は大学生をしているというくるみちゃん。
すらりとスタイルがよく、パッと見は今どきの可愛い女子大生って感じなんですが、実は妄想だけじゃなく、知り合いの知り合いにヤラれちゃった経験もあるという女の子。
嫌だったけどレイプには興味がある。このへんの微妙な感じを、礼儀正しい鬼畜・ビーバップみのる監督がねちねち料理しております。
彼女、暗いとこで見ると北陽の虻ちゃんにちょっと似てたりもして、アングラ感がそそるんですよねえ。
「くるみちゃんて何でもやっちゃう女なんだね。なんで? Hが好きだからだろ?」
イケメンのみのる監督に甘い声で責められうっとりなったのも束の間、まずは高校時代の実体験を元にしたレイプを再現。
出会い系で知り合った男の家に援交しに行ったら友達もいて、オモチャにされた挙げ句輪姦されちゃうって内容なんですが、これがなかなかハード。そして長い! 編集した状態でも一時間以上あるんだから、女の子はたまったもんじゃありません。
ただセックスされるだけじゃなく、ビンタやイラマチオは当たり前。ブサイクなブタ鼻にされ、手首じゃなくて手をドラえもんみたいにテープでぐるぐる巻きにされて本当に抵抗できなくされてしまいます。
ローターを当てられ、怖さと気持ちよさでくるみちゃんは思わず失禁。
その他にも、電マをテープで股間に固定したまま放置したり、顔を足でふんづけたり、ハメてる途中で顔を枕で隠したり。まったく愛がありません(笑)。いやあ、ひどいなあ。
でも、こんなレイプでもくるみちゃんはけっこう感じちゃってるんですよね。
最初は「きもちくない……! きもちくないっ!」と抵抗していたものの、しばらくする涙で化粧のはげた顔で「ごめんなさい〜!」と腰をスコスコ。
彼女が陥落したからこれで終わりだろうと思いきや、オナニー強要したり潮吹かせたり、なかなかオモチャにするのをやめない男たち。後ろから前から入れかわり立ちかわりレイプは続く……。このへんのしつこさは、さすが鬼畜です。
しかし、レイプが終わり、心身共にぐったりのくるみちゃんに「どうだった?」と声をかけると、
「最初はびっくりしたけど、もうちょっといじめてほしくなってきた」
とモジモジ。
いやあ、鬼畜が鬼畜ならM女もM女。帰り際にはボソッと「設定じゃなくて突然襲われてみたい……」とまで。
ここで引き下がったら男がすたる!と思ったかどうかは定かではないですが、それならばと最後の最後にガチレイプを決行するみのる監督。
「若葉さんが完全オフの気持ちになったところで、レイプしてみたいと思います」
と撮影終わりの彼女の後をつけ、電車の改札を抜けたところで有無を言わさず車に拉致。
マスク姿の男2人に力づくで犯されて「たすけて!」「やめてぇ!」と懇願するくるみちゃん。
これはさすがに感じちゃう余裕はないように見えたんですけど、うーん……どうなんでしょうね。M女って、いや女ってほんとに計り知れないからなあ。
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