監督: ヘンリー塚本
発売日:2011年2月13日
品番:FAX-323
収録時間:115分
定価: 3500円
メーカー:FAプロ
文=遠藤遊佐
投稿モノって卑猥ですよねえ……。
私だって人の子。いろいろあってオナニー熱が下降気味なときもあるわけです。そんなときにオカズにするのはもっぱら投稿雑誌。
生々しくてリアル。実際にあった出来事だからか、ひねってないのにいやらしい。ああ、そういう意味ではFA作品のエロスって投稿モノと通じるところがありますね。
本作には、そんな告白投稿をベースにした4編のオムニバス。
まず1話目は『40年続く兄と妹の肉欲の絆』。
嫁ぎ先にしつこく電話し関係を迫る義理の兄(日比野達郎)と、ツンツンしながらもそれを拒めない妹(浅井舞香)。
「もう、しつこいのね、あんたって人は! 彼女いないんかい!」「いないよ、お前だけだ。こいつ(チンポ)のふるさとはお前のマンコだよ……」
14歳と16歳で初めてセックスしてから数十年続いている近親相姦関係だけあって、激しいだけじゃないまったり絡み合うようなカラミを見せてくれます。2人とも色白で滑らかな肌をしてるのが、兄妹の絆を感じさせてグッとくる。
2話目は『姉の夫に色仕掛けする妹』。
夫に夜の営みを迫られているのに「今、本読んでるんだから勝手にすませて」と穴を貸すだけのつれない妻。そんな夫婦生活に欲求不満気味な夫は、妻の妹(ツインテールのロリムチ美少女)の誘惑に乗ってしまう。
この、永瀬あき演じる義妹がなんともいえずイイんですよね。ちょっと頭の弱い子なんだけど無邪気で淫乱。2人きりになった途端足を開いて義理のお兄さんにオナニーを見せつけたりするわけです。「こんなこといつもしてるのか」と言うと「お父ちゃんに教わったの……」とパックリ。ああエロい。
結局2人のセックスは未遂に終わり、それをきっかけに夫婦関係は情熱を取り戻すというちょっとイイ話。
3話目は『温泉宿・ゆきずりの女との狂おしきセックスの思い出』。
ひなびた温泉宿の窓ごしに“今すぐハメたい女”と“今すぐハメたい男”が出会い、数分後にはセックスしてしまうというなさそうでありそうな出来事。どちらも男同士女同士のグループで来てるから時間がなく、前戯なんかすっとばして即ハメ。粘膜を擦り合わせるだけの動物みたいなファックを楽しみます。
そして最後の4話目は、ちょっとヘビーな『病弱女房の代わりに娘を抱く親父』。
農作業に行った先のあぜ道で、ゴザを敷いて激しくファックする父(花岡じった)と娘(RUI)。
「初めての頃は痛かったな」「うん。でも今は大丈夫……ああんっ!」
「ウンコするみたいにして乗っかれ」「わかった……」
なんていう泥臭いセリフがナイス。告白投稿本でも田舎ネタがくると一気に興奮度がアップする私としては、この話はかなりキました。
田舎だったり都会だったり、ゆきずりの一発だったりディープな近親相姦だったり。
「とにかくヤリたい」という欲望が何よりも優先する人たちのセックス模様は、どことなくハードボイルド。痛快ささえ感じますね。
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