監督：タートル今田
発売日：2013年4月27日
品番：VGD-120
収録時間： 140分
定価：3990円（税込）
メーカー：HMJM

文＝遠藤遊佐

毎回思うんですが、この『美熟女ドキュメントシリーズ』は女優さんのチョイスがいいですよねえ。
風間ゆみ、村上涼子、北条麻妃、浅倉彩音......いずれもAV界の第一線で活躍中で、ルックスも人気も出演本数も申し分なしのお姉さま方。
そしてもう一つ彼女たちに共通しているのは、ファンに長く支持されるだけあって"仕事のできる女優"だってこと。
痴女もM女もばっちりこなしAV女優としていろんな経験をしてきてる。だからこそ素顔が垣間見えたときの興奮は、ひとしおだったりするわけです。

今回登場した結城みささんも、人妻母乳女優としてデビューして以来人気はうなぎのぼりで、3年で数百本の作品に出演しているというバリバリの売れっ子。「彼女のすべてを見たい」ってファンは多いんじゃないでしょうか。

まずはその内面に迫ろうってことで、監督とお散歩しながらいろいろと話していきます。
子供の頃のおてんば話や高校時代はギャルだったって話も意外なんですが、それよりも驚いたのは旦那さん公認でAV女優をしてるという事実。
しかも夫婦仲が冷え切ってるとか嫌々許してるっていうんじゃなく、なんと旦那さんは高校の同級生でAVマニアだというから驚きです。以前2人でAV出演する機会があったときは、ノリノリで男の潮吹きまで披露してしまったというツワモノだって言うじゃないですか。うーん、そんな夫婦がほんとにいるのか......すごすぎる！

でもここから続くカラミを観ていると、夫婦生活がうまくいってることが結城みさという女性を構成する大事な要素であり、AV女優としての魅力の源なんじゃないかと思えてくるんですよ。

前半は、みささんお気に入りの男優2人との3Pセックス。
女優が誰だとは告げず目隠しのまま部屋に入ってもらい、手触りや匂い、果てはフェラ＆クンニでみささんを当ててもらおうという寸法。みささんの美肌に惑わされてもっと若い女優の名前を言ってしまったり、なかなか当てられなかったり......かわいくふくれるみささんと男優のやりとりから、和気藹々とした現場のムードが伝わってきます。
もちろん3Pもしっかり堪能。最後まで当てられなかった森原人なんて、面目躍如の三連続発射をキメててびっくり！

そして後半は、タートル今田監督と10年前に元彼と同棲していた思い出の街・横浜へ。
「若い頃はもっと必死だった。不安で恋人にべったりくっついてた......」と微笑むみささんが、なんともいえず魅力的。きっとその頃より今のほうが、ずっとずっとイイ女なんでしょうねえ。
チェックインしたホテルでのセックスは、お酒が入ったせいもあってかラブラブモード。チャイナ服に穴あき網タイツというコスチュームで、リラックスしたエロ可愛いセックスを見せてくれます。
アヘアヘ感じながらも、時おり顔を出す痴女っぽいしぐさがいいんですよねえ。
翌日は白昼からラブホにしけこみ、もう一回戦。
目隠しのまま相互オナニーし、発情しまくったところでローター当てながらパコパコ。「すっごい気持ちいい......」と言いつつ、潮を漏らすほど感じてしまいます。

「今の夫と結婚していなかったら、AV女優にはなってなかったと思う」と言う彼女。
仕事をして、いっぱい気持ちよくなって家に帰っていく姿を見ていたら、なんだか嬉しくなってしまいました。