発売日：2010年4月13日
品番：AAJ-019
収録時間：480分
定価：2980円
メーカー：オールアダルトジャパン

文＝諸岡めくそ

えー、唐突なのだが現在は西暦2012年の平成24年度。そして、日本にアダルトビデオなるものが普及しはじめてからちょうど30周年になる年でもある。いやはやなんとも感慨深い。

そんな節目となる年にAV業界にまさかと思うような嬉しいプロジェクトがある。それこそがオールアダルトジャパンが手がけたAV30シリーズ。レーベルの垣根を越えた好いとこ取り、さながらドリームマッチともいうべき作品がリリースされているのだ！　利権やら様々なしがらみがあるはずであろう。だがそこを押してAVを愛する者のために頑張ってくれたということに、私は最大級の賞賛を贈らせて頂きたいと思う。

今回は、そのAV30シリーズの第4弾である『ギャル☆JAPAN 最上級のギャルがメーカーを越えて夢の共演8時間』をレビューさせていただきます。白も黒も混じえた超豪華ギャル女優24名の激ヤバ濃厚セックスを8時間収録！　年代も1997年～2011年までと幅広くカバー！　そして出演しているギャル女優はこちら！　彩花ゆめ、MARIN.、RUMIKA、愛菜りな、仲村ろみひ、哀川りん、七瀬ゆうり、梅宮リナ、紅音ほたる、春名えみ、COCONA、ひなのりく、小澤マリア、大塚ひな、泉麻那、ERIKA（MOKA）、桜りお、月野ルナ、もりとまりな、MARINA、倖田梨紗、明日花キララ、真木いづみ、飯島夏希！　凄すぎるぜ、この圧倒的ボリューム......。

それではこの中からピックアップさせていただきます。

まずは黒ギャル特攻隊長ともいうべき、RUMIKAちゃんである！　まさに万人が思い描いているであろうエロい黒ギャル像を具現化したようなキャラクター！　多少の口の悪さというか、思ったことをずばずばと言っちゃうのもギャル好きにはむしろ御褒美になります。そんなRUMIKAちゃんのプレイはドリームチケットが手がけた名作、『東京GalsベロCity 27』からの濃厚なハメです。流石としか言えないこのAV30シリーズのチョイス！　なぜかと言いますとRUMIKAちゃんの魅力は多々あります。ですが、その中でもやはり目立つ武器は彼女の長～い舌。それにこのシリーズは文字通り女優の舌をメインにしているAVなので、RUMIKAちゃんの魅力が120％引き出されているといった算段なのです！

JK風の格好で髪の毛を上で束ね、男優とのラブラブSEXに興じるRUMIKAちゃん。シャツのボタンを開ければ形のいいパイオツに乳首がこんにちは！　まさに小麦色の肌と相まってとてもいいですね。そしてどんな体勢からでもベロチューをおねだりする男優に対して、軟体動物のように体をくねらせベロを絡ませたり涎のプレゼントをしたりと大サービス！　フェラチオの時のすする音も圧巻です！　デコデコにしたネイルアートでの男の乳首コリコリいじりなんてプレイもギャルならではですね！　最後は舌にビュビュッと発射。そして男優の「ごっくんして......」とのお願いも素直に叶えちゃうRUMIKAちゃん。なんてエロいギャルなんだ......。

続きましてさらに黒ギャル、愛菜りなちゃんのパートに移りましょう。彼女も黒ギャルと言えば黒ギャルなのですが、またRUMIKAちゃんとは違うタイプです。なんというか愛くるしいギャルとでも言いましょうか。目もクリクリとしていて、胸も大きく責めるよりか責めたいギャルだと思います。作品はデジタルアークが手がけた褐色肌の女優を集めた人気シリーズ、『hot chocolate 14』からになっております。

初めはプリズム柄のボディコンというか派手としか形容出来ない格好で誘惑のダンスを踊るりなちゃん。股から覗くオレンジ色のTバックがなんとも挑発的であります。このまま絡みかなと思いきや、いきなりセーラー服にチェンジします。ここで懐かしさのあまり目頭が熱くなりました。白や紺のハイソックスじゃないんです。なんとルーズソックス！　思えばビデオ媒体からDVD媒体に時代は移り行き、あまり見られなくなったルーズソックス......。一昔前のギャル物といえばルーズソックスでしたね......。これがまたりなちゃんに似合うんですわ......。援交風なハメ撮りで、大股開きのりなちゃんを責めまくる男優。甘ったるい喘ぎ声は電マにてより大きくなります。桃色の下着もエロい！　最近のギャル物に欠かせないですよね、派手な色のTバック！　この新旧織り交ぜ感を出しつつ、フィニッシュはムチムチとしたりなちゃんの太腿にぶっかけ！　上目遣いが可愛すぎるぜ、りなちゃん......。

と、全体の1/12を紹介しただけでこんなにもボリュームいっぱいになってしまう満漢全席のような今作品。ギャルが好きな紳士はもちろん、今までギャル物は少し敬遠されていたかたにも絶対にお勧めの1本になっておりますので是非！