監督:TOHJIRO
発売日:2011年3月15日
品番:ddt-334
収録時間: 本編132分
定価:3,990円
メーカー:ドグマ
文=淫語魔
出演しているまりかさんはグラビアなどで「長谷真理香」として活躍していたアイドルだったそうです。ただし、いわゆるフェロモン出しまくりのイイ女ってタイプではありません。このパッケージ写真だと目鼻立ちがくっきりした色気ムンムンな挑発メイクになっていますが、作品の中ではどちらかというと薄化粧で派手な感じはなく、むしろ清楚なお嬢さんに見えます。やや垂れ目で笑うと人なつっこそうな表情を浮かべる気さくな美人さんです。ドグマのTOHJIRO監督の作品ですので、進行するにつれ次第にその女性の変態性が露になっていくわけですが、パッケージ写真にあるような「イイ女」が壊れていくというより「育ちのいいお嬢さんが、実はものすごい変態願望を持っていて、そのことが明らかになっていく」という内容だと思います。
彼女の奥底に眠る変態性は、冒頭のインタビューですでにかいま見られます。
まりかさんが小学校5年生の時、学校帰りにいきなり見知らぬ男に羽交い締めにされ、団地の裏に連れ込まれイラマチオをさせられる。どう聞いてもあきらかに犯罪です。
ところがです。
「でも、けっこう礼儀正しい家庭に育ったんで、やり終わって、『もう帰っていいよ』と言われてぇ、きちんと『ありがとうございました』とその人にお礼言って帰りました」
「きちんと挨拶しなさいって育てられたんで」
厳しくしつけられた女性が実はドが付くほどのM性を裡に秘めているというのはよくある話ですが、こんな淫行事件をケロッと言ってしまうあたりやはり性倒錯のニオイがします。ほかにも刺激的な幼少体験を語り、TOHJIRO監督も話を聞いている多少興奮気味になっているようです。
ところで彼女はどうやらふだんから人の眼を見て話す女性のようで、この間のインタビューでもきっちりとカメラ目線で話し続けています。そういう彼女のしっかりとしたコミュニケーションの取り方は次のイラマチオのコーナーでも変わらないようです。
立っている男の前に跪き相手を見つめたままチンコをさする。このときの上目遣いの眼がステキです。眼を見開きまっすぐ相手を見たまま、やがて唇をオトコの怒張に近づけ、そして咥える。あまり瞬きはせず凝視している姿は無言でありながら何かを語りかけているようです。そうこうしているうちに竿を頬張った口元から唾をだらだらと垂らす。さらに喉の奥にまでオトコのモノを突っ込む。顔がゆがみ、苦しそうな声をあげる。それでも目だけは閉じない。男がまりかの体に触りだし指マンするあたりでようやく眼を閉じる。快感によがるまりか。イラマチオのときは苦悶で目を閉じますが、それでもときおり男優のほうに視線を投げる。
最後は精液を舌で受けゴックン。その後、自分のマンコをいじりながら、「オチンチン入れたい……チンチン入れたい!」と言います。
次のコーナーは拘束椅子プレイ。目隠しされカエルポーズで縛られ股間を放り出したままの状態で拘束される。マンコは白いクリームがのせられ隠れていますが、やがてそれが少しずつ溶け出しアナルのほうに白い液が流れていく。卑猥な股間にローションを垂らしクンニ、指マン、バイブプレイで潮吹き。顔を歪ませては何度も絶頂を迎えては放心。トローンしたところをまた責められ叫び続ける。
このときの彼女の顔がとてもキレイです。ハードな責めにどんどん鎧を脱ぎ捨て毒気の抜けたような表情になります。
そしてディルドを突っ込まれる頃にはソレを「欲しい」「ください」と懇願します。
さんざんイカされてしまったあと「セックスしたい……」とつぶやく。
そしてガチンコSEXへ。
男優は全コーナー加藤鷹が相手をつとめます。自分はかなり久しぶりに彼を見たのですが、そのパフォーマンスにものすごくびっくりしてしまいました。少し前まで「その存在感が女優よりも目立つ」と揶揄されていたぐらい前面に出てくるところがありましたが、この作品での彼は実に抑制のきいた黒子役に徹しています。しかも要所要所を的確に責めています。言葉責めも非常にいい間で相手とコミュニケートしていて、あらためてうまい男優さんだったんだなぁと思いました。
TOHJIRO作品としてはスカもゲロもなくぬるめですが、まりかさんにとっては初めてのハードプレイだったようで「人生で、いちばんおっきなプレゼントだった」というぐらい何度もオーガズムを迎えられたようでした。
その穏和な目でこちらにほほえみかける顔がまた美しい。セックスに満足した女の人って素直でカワイくて、そしてやっぱりキレイですよね。
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