監督：デューク滝沢
発売日： 2010年10月07日
品番：DSUI-043
収録時間： 220分
定価：2,980円
メーカー：桃太郎映像出版

文＝淫語魔　

7人のOLが登場する4話オムニバス。お相手の男性陣も一般サラリーマンという設定になっています。基本的には「女性を酔わせてホテルに連れ込みエッチする」という展開で、台詞はほぼアドリブに近い感じで進行します。
お酒に関しては演技ではなく本当に酔わせているようです。

1話目はバーで会社帰りのOL2人が飲んでいる。1人は30代の女性、もう1人は20代。どうやら同じ会社の先輩後輩といった関係らしく、「先輩」はポッチャリとした人のよさそうなタイプ。「後輩」のほうは茶髪にスレンダー、こちらはやや美人さん。そこへビジネススーツを着た5人の男たちが近づいてきます。男たちはお店でダーツなどして彼女たちと打ち解け、一緒の席でお酒を飲む。そして女性2人が酔ってきたところを見計らい、ホテルに連れ込むことにまんまと成功。ホテルの一室で7人はさらにお酒で盛り上がり、どんどんとエスカレートしていく。男たちに煽られて女性2人もかなりご機嫌モード。そのまま自然な形で乱交に発展します。

このエッチにいたるまでの前段階がかなり長い。おそらく酩酊前・酩酊後の状態を見せるための演出だと思いますが30分ぐらいはエロショットもなしに続くので、抜くためにチンコを出してスタンばっているユーザーからすると興ざめすることになるかもしれません。前段階のところは飛ばし見されても仕方ない長さなのですが、でもお急ぎでない方はじっくり見ることをお薦めします。というのも、このOL2人のキャラが立っていてなかなか面白いのです。

先輩のほうは豪快な性格のようで、男たちのセクハラ行為にもノリのいいところを見せています。下着があらわになる頃には陽気に笑いながら男たちのタッチを許します。
後輩のほうはというと、酔えば酔うほどSっ気が出始めて先輩の服を男たちよりも率先して脱がせていく。どうやらこの先輩のことをいじめたくてしかたないようです。そして先輩のマンコに顔を持っていき、肉を開いて観察すると、ついにはそこを舐めだします。
最初バーで飲んでいた頃とは人格が変わっていき、最後はそれぞれの隠れていたエロ属性が表に出てくる。その変化がわかるとさらに興奮度が増すと思います。
酔った2人の女性は男たちを代わる代わる受け入れ、ファックされながらも酒を飲み続けます。そして最後は中出し。

2話目はホテルの一室。昼日中酒を飲みながら男女が乳繰り合っています。2人は上司と部下の関係らしくその部下に扮するのが村上里沙。人気のある女優さんだけあってなかなか妖艶なセックスを見せてくれます。
お酒をラッパ飲みしながら口づけ、だんだんとその気になってくると自ら男の体に四肢を絡ませていきます。「はげしいの好き、部長、好き、好き」などと言いながら痙攣。仔犬の鳴くような声でさんざんあえいで果てます。しばらく放心していたかと思うとすぐにまた男にせまり、「ねぇしよう、またしよ。セックス。いいの、ううんっ」と貪欲なおねだり。またもや男にしがみついていきます。

3話目はビアガーデンで男3女2でコンパ。たっぷり飲ませてそれぞれ別のホテルに連れ込みお持ち帰りセックス。4話目は居酒屋で女性の友人とそのまた友人を誘って2対2の飲み会。こちらは女性の1人が酔いつぶれ、介抱するという理由でホテルに連れ込む。
ただし3話目と4話目に関してはどちらも2人のうち1人はセックスまでいかずに終わります。

それにしても盛りだくさんだなぁと思ったら全部で3時間40分もある作品でした。
村上里沙のパート以外は導入部が長くゆるゆると進むので、それこそこちらも酒を飲みながらホロ酔い気分で見てみるのも一興かもしれませんね。