監督: ヘンリー塚本
発売日:2010年5月13日
品番:FAX-271
収録時間:115分
定価: 3500円(税込)
メーカー:FAプロ
文=遠藤遊佐
うわぁ、濃厚。そしてなんて卑猥!
ヘンリー塚本監督の独特の世界には一目置いている私ですが、今回は特にガツンときました。
愛情でもときめきでもない、ただそこにチンポとマンコがあるだけのセックスに溺れる男女のエロいことエロいこと!
とにかくハメたりしゃぶったりしたい。食欲や睡眠欲と同じように、肉欲を満たさずにはいられない。これはもう人間の業なんじゃないかと思い知らされます。
内容は“フェラが3度のメシより好きな妻”“亭主がインポの妻”“絶倫祖父とできた母”の3話オムニバス。3話とも熟女寄りの話なせいか、もうお腹いっぱいってくらいのねっとり感。
特に、1話目の“フェラが3度のメシより好きな妻”は圧巻でしたね。
正直言って、今まで「FA作品はカラミじゃなくドラマを観るもの」という意識があったんですが、大きな間違いだと思い知らされました。
タイトル通り、3度のメシよりもフェラが好きなドスケベ妻(北原夏美)が、朝に晩に男のイチモツをしゃぶりまくるというそれだけの話なのに、頭がおかしいんじゃないかと心配になるくらいのものすごい痴態を見せてくれます。
まず朝起きると、隣に寝てる夫の萎えチンを当たり前のようにパックリ。目覚めた夫は「ふふ、始まったか……」なんつって余裕をかましてるんですが、このフェラテクがものすごいんですよ。
萎えチンを咥えるときに舌が迎えにいく感じとか、亀頭をレロレロ舐めまわす舌遣いとか、頬をすぼめて吸い上げるバキューム感とか……。フェラ好きの男だったら、もうこれだけで2回くらいヌケそうな迫力!
ハメながらも「あんたッ、おまんこいい!」「なんでこんなにおまんこイイのぉ〜?」「おちんぽ入った、あ〜すごい、あぁ〜ッ、おちんぽ!」と大騒ぎ。狂ったようにおちんぽおまんこを連呼し、発射後は「おいひい、おいひい」と半笑いで、接吻とお掃除フェラを交互に繰り返します。
しかしこの奥さん、朝からそんなものすごいセックスをしておきながらまだ物足りない。終わってからも夫のイチモツを離さず、歯を磨く洗面台の下や仕事に見送る玄関先でペロペロ。御用聞きにきた酒屋のオヤジともハメちゃうわけです。怖いくらいの性欲。もうチンポしか見えてない(笑)。
北原夏美のジミ顔と熟れすぎてハリがなくなった爆乳が、いかにもスキモノって感じでグッときます。
続く2話目は、亭主がインポで欲求不満の妻が早朝ジョギングのついでに馴染みの男のところへハメに行く話。
ヤリたくてヤリたくて、男の元、いやチンポの元へ走る貧乳ムッチリ奥さん。ボロアパートのイカ臭い一室に駆け込むと、すぐさまジョギングウェアを脱ぎ捨て(もちろんノーパン)男の朝立ちチンポをしゃぶりたてます。せんべい布団の上でハメまくり、スッキリした顔でまたジョギングして帰るシーンが印象的。
「ときどきマンコ使わないと、狂いそうになるの」「男は顔じゃないわ。ココ(チンポ)よ」などの名言がたまりません。
そして3話目は、顔にでっかい痣があるため家で母親の洋裁を手伝っている少女と、性欲絶倫のお爺ちゃんの近親相姦。前の2話とはちょっと毛色の違ったディープな話です。
母親の目を盗んでは若い孫の肉体を味わいにくるおじいちゃん。セックスをしている間だけは自分の醜い顔のことを忘れられるけれど、ふとしたときに我に返ってしまう孫娘――。
あれ? でもこれじゃ“絶倫祖父とできた母”じゃなくて“絶倫祖父とできた孫娘”じゃないの?と思ったら、最後にはきっちり母親とおじいちゃんもデキてることがわかってぐったりするやら感心するやら(この母親がまた、AVにはなかなか出てこないようなタイプのボリューミーな大熟女!)。
痣のある少女と老人と大熟女の近親相姦。普通だったら最もAVに出てこないセックスですよ。でもここに出てくる人たちの「ヤリたい!」という一念は、そんな悲愴感を物ともしないほどエロくてパワフル。
欲望を満たそうとする女の力強さ、したたかさに思わず見入ってしまう一本です。
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