監督：ヘンリー塚本
発売日：2011年4月13日
品番：FAX-336
収録時間： 130分　
定価：3500円
メーカー：FAプロ

文＝淫語魔　

この世で一番エロい姿態 屋根裏部屋で犯される女(FAプロ)FAX-336

今回のFAプロの作品は「吊された仮面の制服処女の図」「縛り吊される女子生徒の図」「縛り吊される義理の妹の図」「女が女を犯す図」「女と女が黒い剃毛をさらすの図」の5話。
ただし作品タイトルである「屋根裏部屋で犯される女」とこの5本のストーリーには齟齬があるように思いました。パッケージにも「レイプ」と書かれてあるので「犯される女」というのは、強姦かそれに近い形でセックスを強要されることだと思うですが、当人の意志を無視して性交させられてしまうのは4話目の「女が女を犯す図」だけのようです。あとはやや強引な形での性交もありますが、基本的には和姦のように見えます。

もっとも第2話目の「縛り吊される女子生徒の図」の話では、不倫関係にある教師と生徒が登場し、女子生徒が他の男とイチャついているのに腹を立てた教師が無理やり女子生徒と関係を持つところがあります。そのとき女子生徒から「すごいよね。これってレイプ、強姦だよ」「そう思うか」「思う」「小悪魔め、恐ろしいもんだ」という台詞があります。ただしこれは教師を嫉妬させるプレイの一環でもあるので、泣き叫んで助けを求めるような感じでありません。レイプと言うには無理がありそうです。

4話目の「女が女を犯す図」では、家出している女の子を睡眠薬で眠らせてイタズラする女の話が出てきますが、こちらは相手の意志を奪って淫らな行為にふけるという意味では強姦と言えます。
女は昏睡状態の女の子をバイブで突っ込みつつ、クンニして「ああん、かわいい」と興奮しています。マンコを舐めるのが大好きな女のようです。
ところがそこへ女の男がやってきて中断させられます。
何も知らず部屋に押しかけた男はいきなり服を脱ぎはじめると女に「脱げよ」と言います。「そんな気、ないわよ」と女は答えますが、男はすでにチンコがビンビン、したくてしたくてたまらず、女の部屋に押しかけてきたようです。
この男を花岡じったが演じているのですが、さすがじったさん、野獣のようです。ピンコ立ちのモノを見せられた女はさっきの勢いはどこへやら、すぐにおとなしくなってしまいます。男は何もいわせず女の手をとると「脱げったら」と命令。全裸になったところをすかさず手を引っぱって跪かせ、フェラチオをさせます。そして貪るようなキスをし合う2人。

男は女をベッドに誘いますが、ベッドの布団の下には先ほどの昏睡した女の子が、マンコにバイブを挿したまま寝ています。焦る女。「だめ、だめよぉ」。
ソファに座り「ココでして」と言いますが、不審に思った男は布団をめくり上げます。
そこには裸の女の子。
「なんだよ、これぇ。……なんだ、これ」女の子に顔を近づけると「……眠ってんのか？ この子」それから女に向かい「また病気が始まったな」。
気まずい顔をしていた女は、意を決して男の手を取り「入れたいんでしょ。入れて」。
昏睡している女の子を気にする男に、股を拡げ「早く終わらせて出て行って」。
「薬で眠らせてたんか」
「いいから、早く終わらせて」
ソファで性交しますが、男はどうしても寝ている女の子が気になる様子。
「男より、女のほうがいいんか、おまえ」
「早く終わらせて！」
男は激しく腰を振り、女をいかせる。あえぐ女をよそにマンコからチンコを抜くと、ベットへと向かいます。
「ダメ、やめてぇ！！」
「おまえはそこで見てろ！」

「ダメよ。やめて」
男はかまわず昏睡している女の子に挿入。顔をそむける女。
さんざん腰を打ち付けてたまらず発射。精液を女の子の太ももにかけます。
「終わったんでしょ。出て行って」
男の後始末をティッシュで処理する女。男が部屋をあとにすると、すぐに鍵を締め女の子に口づけをする。
そしてけだるそうに女の子を見つめ、「名無しの権兵衛、ずっとここにいていいんだよ。目、覚まさなくていいんだよ」とつぶやきます。

前半の第1話から第3話は、緊縛プレイがあり、それぞれ若い女の子が後ろ手に縛られて吊されます。そして後半の第4話と第5話はレズプレイがあります。
あえてカテゴライズするならそういうわけ方でしょうか。

内容としてはそれぞれおもしろい話になっているのですか、パッケージなどの情報からこの中身を想像するのは難しいかなぁと思いました。
お買い求めの際はそのあたりを注意したほうがいいです。
作り自体はいつものFAプロです。最後FAダンスもしっかりあります。