監督：Baba★Za★Babby
発売日：2009年08月15日
品番：DPHD-006
収録時間：DVD/120分
定価：6,090円
メーカー：ベイビーエンターテインメント

文＝安田理央

勝ち気なWEBサービス会社の女社長。そんな彼女をヒイヒイ言わせてみたいと、邪悪な欲望を持つ男たちがいた。それは彼女の契約先の会社の社長たちだった。WEBサービスのトラブルを謝罪しようと彼らのもとを尋ねた女社長だったが、薬物の入った酒を飲まされ、気がついた時には怪しい地下室で、天井から吊されていた。

ベイビー作品を見るのは、久しぶりですが、相変わらずのベイビー節で、嬉しくなります。拘束した女を様々な機械を使ってイカセまくる。もうひたすらそれを追求する姿勢にブレはありませんね。

女社長役は、吉岡奈々子さん。最近、人気の熟女女優で、実は僕も数カ月前にインタビューしたことがあるんですが、172センチという長身で、ポールダンスで鍛えたスラリとした筋肉質の美しいカラダの持ち主なんですね。でも、本作品ではあえて前半は白いパンツルックのままで責めて、その脚線美を隠しているというのがミソですね。

ハサミでジョキジョキと少しずつ切り裂いていき、責めが進むにつれ、段々肌が露出していくというわけです。

最初に前ではなく、いきなりアナルを責めるのですが、それもパンツのお尻の部分だけを切り裂いて、肛門だけを露出させるんですね。これ、確かに全裸よりも屈辱的かもしれないです。

指、アナルスティック、アナルバイブと、責めが進んでいくうちに、奈々子社長の声のトーンが明らかに変わっていくんですね。

最初は「気持ちいいなんて、絶対に言わないわ」なんて突っ張っていたのに、お尻の穴を責められてこんな声を出しちゃうなんて！

まぁ、どんなに気の強い女でも、ばば★ザ★ばびぃ率いるベイビー軍団の責めの前にはかなうはずもありません。最後には、もうトランス状態になって泣きっぱなし、うなりっぱなし、絶叫しっぱなしですよ。

クライマックスの、おなじみ電動工具を改造した特製マシーンによる責めは、やっぱりすごいですね。鬼イカセ物は、一時期たくさん作られましたけど、やっぱ本家はすごいわぁ。狂ったような奈々子社長の反応にも圧倒されます。

そしてラストは、普通のセックスなんですよ。あれだけ絶叫マシーン責めをしたあとに、普通のセックスじゃ、拍子抜けしちゃうんじゃないの、なんて思ってたんですが、これがエロいのなんの。

マシーン責めで、絶頂モードに入ってしまっているらしく、奈々子社長の感度がハンパじゃないんですよ。

「早くちょうだい、がまんできないの」

なんて言いながら、自分で股間をいじってしまうほどに発情し、そして待望の肉棒を挿入されると、もう二擦り三擦りくらいで「イク〜イク〜」なんて言ってるんですよ。もう何をされても気持ちいいモードなんでしょうね。やってることは普通のセックスなのに、絶叫しっぱなし。いやぁ、エロいわぁ。

それにしても、このタイトルのセンスはすごいよなぁ……。