監督:肥前嬉介
発売日:2010年5月14日
品番:GXXD-60
収録時間:本編75分 メイキング8分
定価:10500円
メーカー:GIGA
文=淫語魔
女戦士ヒルダは、戦士・商人・魔法使いとパーティーを組んで魔王ガリモス討伐の旅に出る。4人のパーティーは行く先々で魔王の配下と戦いながら、ついに魔王が住むガリモス城付近までたどり着く。だがその手前の「漆黒のゼゼブの森」で壮絶な戦いが待っていた。パーティーは深手を負い、ヒルダ以外は戦闘不能状態に陥ってしまう。
しかし容赦ない敵の追撃。HPが残り少なくなったヒルダ1人で、3体の魔物との闘いに。華麗な剣さばきで何とか敵を切り伏せたヒルダだったが、左脇腹に受けた切傷により衰弱し、ついにその場で意識を失ってしまう。そこへたまたま神父の格好をした男がやってきて……。
作品の世界観は、回復呪文、教会、雷神の剣、コスチュームや道具の意匠など、人気RPG、ドラゴンクエストに酷似している。この手の作品は「ごっこ感」が丸出しになることが多いが、ヒルダ役の星優乃は演技がうまいのであまり陳腐な印象を受けない。
神父に助けられ一命を取り留めたヒルダだったが、神父からヒルダの父が魔王城につながるネクロマンドラに行ったまま行方不明になっていると聞いて、単身で乗り込む決意をする。
早速行ってみるといきなりヒルダを触手が襲ってきた。雷神の剣で触手を退けると、つぎにバーサーカーが強襲してくる。そしてその背後には、かつて倒したはずのイーブルウィザード。実は魔王の配下のイーブルウィザードは、ヒルダへの雪辱戦に燃えて待っていたのである。
最初は敵を押していたように見えたヒルダだったが、準備万端に整えていたイーブルウィザードに結局は取り押さえられてしまうことになる。
両手を縛られ、上から吊されたヒルダはイーブルウィザードに体をまさぐられていく。
こうして24分過ぎからエッチシーンに突入。
イーブルウィザードはゾンビ(腐った死体)を呼び出し、ヒルダの腋の下、マンコと舐めさせていく。
「やめさせなさい!」
ヒルダの絶叫する声がむなしく響く。
イーブルウィザードは乳首をまさぐり、鏡を下に置いてマンコを開いているところをヒルダに見せつける。
「お父さん……」
思わず父を呼ぶヒルダだが、イーブルウィザードは指マン、ヒルダの股間で仰向けに寝ている腐った死体は、その様子を見ながらチンコをしごく。
ヒルダはとうとう「やめて、お願い」と哀願するようになるが、イーブルウィザードの指は激しさを増し、ついに潮を噴かされてしまう。
もちろんイーブルウィザードがここで終えるわけはない。
電マ責め、部下によるイラマチオ。
さんざん咥えさせたところでイーブルウィザードが部下の仮面を剥ぐ。するとなんとそれは「お父様」の顔をした男。
激しく動揺するヒルダ。
すでに意志のない「お父様」は娘のマンコにチンポを挿入。
こうして禁断の父娘相姦が行なわれる。
「おとうさま、おねがい…、思い出してよぉ……、ああっあああっ」と泣くヒルダ。
しかし「お父様」には届かない。正常位から座位にかわって娘の乳首を吸い、さらに騎乗位の形になる。するとヒルダのほうもなぜか腰を振りはじめる。どうやらヒルダも呪いのようなものをかけられているようだ。
立ったまま尻を突き出すか格好にさせられ後背立位。
「いやーっ、おねがーいよぉ」
長い手足のヒルダが身体を大胆に開かされて接合する姿が卑猥である。
ここまで女戦士のコスチュームは維持したままである。もっともドラクエの女戦士はビキニ姿なので大して脱がさなくていい。
胸射のあと、再び「腐った死体」に体中を舐められていく。
場面転換。しばらく時が経過し、父親によって性奴隷調教を施されたヒルダは自らマンコを開き父親とイーブルウィザードを挑発する。
「私の、私のいやらしいマンコ、もっとべろべろに舐めて下さい」
こうして屈強な女戦士が落ちていくわけだが、痴女を得意としている星優乃ということもあって、カラミはいつものGIGA作品にくらべてなかなかダイナミックである。それに加えて芝居もうまいのでそこも楽しめる。イーブルウィザードが栗原良という芝居のできる男優であることも大きい。脚本も悪くないと思う。
だからこそ逆に気になったところがある。
1つは父親役の男優がかなり若くて貫禄がないこと。ひょっとしたら星優乃よりも若いのではないかと思えるぐらい。ヒルダの父親として登場したときは「えぇーっ」と思ってしまった。
もう一つ、編集が荒くて、たとえば全く同じ台詞のやりとりを画角を変えた形で二度つなげて流している。
「どうだ、ううんっ? それにしても美しい。ハハハ、きさまは母親に似たのであろう。ううん? 父親の……」で一端切れて(0:23:14)再び、「どうだ、ううんっ? それにしても美しい。ハハハ、きさまは、母親に似たのであろう。うん? 父親の面影を残すのは、その恐れを知らぬ瞳の輝きぐらいだ」
これはさすがに興ざめする。一番盛り上がっていくシーンなのにいよいよというところで出鼻をくじかれた。
最後のカラミも、ここはつながってないだろうという箇所(0:55:26)があったりと非常に残念だった。
それ以外は個人的には楽しめた。じゅうぶんエロい。気になるところはあるが、全体的には良い作品だと思う。
それにしても、ドラクエの女戦士は赤いビキニが定番だったんだな。
こんなに肌を露出させ、それで敵の剣戟をかいくぐるとは、なんたる無防備なことか。
これはじゅうぶん変態キャラじゃないか。
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