監督:カンパニー松尾
発売日:2012年7月28日
品番:HMGL-082
収録時間: 120分
定価:3990円(税込)
メーカー:HMJM
文=鈴木られこ
妻が海外旅行に出かけた隙に、「値段は高くても構わないので美人で高長身な女性」という条件で家政婦を要請する男。
家にやって来た家政婦「さき」は確かにすらっとした長身美脚の女性で、相手の話に丁寧に相槌を打つ様子がいかにも従順そうです。
途中で突然帰宅する妻も交えての3Pに発展するという破天荒な展開もあるようですが、いったいどんなプレイを見せてくれるのでしょうか。
男役は、監督のカンパニー松尾が自らカメラ片手に演じています。
ハメ撮りシーンではカメラを回しつつ、展開やアドリブを考え、さらに演技やプレイを行なって射精にまで至るなんて凄いです。これは多分女性には出来ませんね。
一方黒いトレンチコートに何故かマスク姿で現われる家政婦さきを演じるのは、垢抜けない顔立ちに控えめな態度と日本人離れした長身長足のしなやかな体付きが、アンバランスで不思議な感じの女性です。
コートを脱ぐと、美乳の目立つ黒のニットに鮮やかな赤のミニスカートを穿いており、男は作業着よりもその蠱惑的な普段着のままで家事をするように促します。
なんともAVらしいAVの展開ですが、二人とも台詞回しが自然で上手なので物語に入っていき易いです。
他愛のない会話をしながら散らかった部屋を片付けるさきの姿の後ろ姿や股間を卑猥な目線で追う男目線のカメラ。
男が「怪我をしていてお風呂に入れないから」などと言いくるめて体を拭かせたりしてると思ったら、テンポの良い指示で気づけば体を舐め回させており、絶え間ない言葉責めを浴びせつつのフェラから手マンなど、そしてはっと気づけば挿入シーンまで一気にいってしまっています。
「はっと気づけば挿入」って有り得ないんですけど、画面越しに観ててそんなふうに感じるくらいなのでさきも戸惑いつつ乗せられてプレイにのめり込んでいったんじゃないでしょうか。
さて、私の気のせいかもしれませんが、実はこの作品を最初に観たときは主演の男から女性全般に対する得体の知れないネガティブな感情をキャッチして引いてしまい、結構戸惑いました。
対する女優も、決して醜くもないのですが美しくもなく、何を言われされても「気持ちイイ」となされるがままひたすらペニスで突かれてだらしなく喘いでいるので、観てると理不尽な苛立ちすら覚える状態でした。
しかしそんな彼女を観続け「怒って、怒って、怒ってみろよ!」というアントニオ猪木のマイクパフォーマンスが頭をよぎるころ、自分の感覚がその男に影響されてしまったのか、段々「この女には何をしてもいいんじゃないか」という加虐的な感情や愉悦が湧いてきてしまいました。
前半のプレイが一通り終わりしな、男に「追加料金を払わないとね」という下品な軽口を叩かれても、口内に発射された精液を口の端から垂らしながら満面の笑みを見せる場面は、そういった類の劣情を掻き立てる、ある意味前半のクライマックスとも言えるかもしれません。
後半は、さきを雇って二日目という設定です。
水着で風呂を洗うさきの全身をカメラが舐めますが、立っていると長身美脚と美乳がひときわ目立ち、肌も適度に色白でツルッツルです。
「さっきまで思ってたより綺麗な人だなあ」と思うものの、尻を突き出すように男が指示すればやはりもじもじとしてる癖に何か期待しているような態度を取っており、「やっぱり今日も好き勝手なことしてやれ!」と、すっかり作品の中の男に感情がシンクロしてしまう始末です。
男が風呂場で水着姿のままのさきのマンコにちょっかいを出したり体を舐めさせたりそのまま挿れたりした挙句、水着に飽きたのか下着に着替えさせてはまたもパンティの横から立ちバックで挿入して楽しんでいると、突然妻の帰宅です。
妻役は海千山千という雰囲気の小柄な熟女女優さん。
ここからしばし、ほとんど素のさきと、小芝居の上手な男と妻のやり取りが楽しめます。
3人の性格のギャップと関係性、そして妻役の女優さんの大袈裟なお芝居が面白いので、飛ばさないで観ていただくのもお勧めです。
さて。動揺する男とさきを本気で怒るでもなく、言葉でさきをいたぶりながら段々距離を詰めて愛撫し始める妻。さらに夫のペニスをしゃぶらせたりで3Pに突入です。この辺りからの大人しかったはずのさきが叫ぶほどの乱れぶりを見せてきます。
また3人の淀みないくんずほぐれつのチームワークも見事で、百戦錬磨の監督と海千山千の熟女女優が作る流れに素直なさきが上手く乗っかり、流れるようにプレイが進行していきます。
それにしても、女性同士の顔面騎乗はインパクト有りますね。
代わる代わる攻めたり攻められたりしてヒートアップし、結局は奥様を差し置いて騎乗位でよだれを垂らしながら腰を振りまくるさきは、ご主人様と奥様にとても気に入られたようです。
最後にちょっとしたオチもあるのでお見逃しなく。
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