発売日：2012年7月6日
品番：YSN332
収録時間：120分
定価：3.980円
メーカー：NON

文＝遠藤遊佐

スリーサイズは89-58-85のGカップ。デカパイスレンダーの完璧ボディに、エキゾチックな南国系の小顔がちょこんと乗っかってる園田セイラちゃん。見る人が見れば平成生まれのボディだってことは一目瞭然。もう、これでもかってくらいにピチピチしちゃってます。
「このすごいオッパイどこかで見たことあるような...」と思ったら、あれ？　こないだWEBスナイパーでレビューした『恥ずかしいカラダ　初撮りGカップ　セイラ』（HMJM）に出てた女の子じゃないですか。
なるほどなあ。AV界広しといえどもこれだけスタイルのいい子ってなると、そうはいないもんなあ。あれ以来何本もの作品に出演したんでしょうが、柔らかそうな天然美爆乳は健在で、なんだか嬉しくなってしまいました。

しかし、正直この作品を観て「ん？」と首をかしげてしまったのも事実。
というのもですね。タイトルを観ていただけるとわかると思うんですけど、なんと本作におけるセイラちゃんは母親役。熟れた美ボディに欲情した息子と秘密の関係を持ってしまうという設定なんですよ。いや、マジで？　そりゃAV界では熟女の低年齢化が進んでるけど、こんなピチピチのGカップで実年齢20歳よ？　さすがに無理があるでしょう。
つい「こんな母親いないだろ！」と画面に向かって突っ込んじゃいましたよ。
「ババアだと思ってたのに若いのが出てきたんだから別にイイだろ」と思うかもしれませんけど、いやいや、そういうもんじゃありません。世の中には「母親とのセックス」にファンタジーを持ってたり、ガチな熟女以外にはお金を払いたくないって人も存在するんです！（多少は......）

内容はドラマ物ではなく、母親役のセイラちゃんと息子役の男優がいろんな場所でマンツーマンセックスするというごくごくシンプルなもの。
まず冒頭のカラミは、OLっぽいスーツで家に返ってきた彼女に男優がいきなりおそいかかり「我慢できないよ～」なんつってソファでハメハメ＆中出し。「玄関開けたら2分でセックス！」って感じがなかなかエロかったんですが、男優がセイラちゃんのことを「母さん......！」と呼ぶのはやっぱり違和感。

2シーン目は、ソファでの一発が終わった後、お風呂に移動してイチャイチャ。
びっくりしたのは、ここでも母子設定が生きていて、しかもセイラちゃんが息子に向かって「うふふ、あなたも大きくなったわね～」なんて言ってること。え、やっぱり実の親子って設定なの！？　100歩譲って若い義母ならアリにしとこうと思ってたのに......。
「吸う～？」なんつってオッパイ吸わせたりパイズリしてあげたりしてるのはエロいんですけど、一体何歳のときの子なのかと思うと気になっておちおちオナニーできません。
こうなっちゃうと不思議なもんで、お風呂がいかにもホテルのユニットバスなところまでウソっぽく思えてきちゃう。
どう見ても30過ぎたおっさんが詰襟着て高校生の役したり、20代の女の子が幼稚園児の役したりすることってAVの世界にはよくありますけど、やっぱりそれは"お約束"をそれらしく見せる努力があるからなんとかなってるんですよね。 。

3シーン目は車の中。「ねえ、今日も早く帰ってエッチしたいでしょ？」と爆乳が強調されたエロ服で息子のチンポを咥えてフェラヌキ。
そして最後のカラミは、夜のベッドでのセックス。潮を吹いたり電マを股間に当てながらのピストンに感じまくるセイラママ......。
うーん、こうやって思い返しても、特に親子である必要性はないような気が。むしろ腹違いのハーフお姉さんとか、子持ちのレゲエダンサーとか、フーターズの店員とかのほうがハマっていやらしいんじゃないかと思いました。

まあそんなこと言ってても、騎乗位でユサユサ揺れる天然爆乳や、まったく処理してないであろうワイルドな淫毛なんかを見るとやっぱりムラムラしちゃうんですけどね(ああ、これだから巨乳好きは......）。