監督:ビーバップ・みのる
発売日:2012年6月15日
品番: ddb-191
収録時間:106分
定価:3.990円
メーカー:ドグマ
文=鈴木られこ
監督自らの自宅に、AV女優歴半年リアル人妻の山本美和子さんを招き、プライベートな気分でこってりしたセックスを味わってもらい映像で届けようという趣旨のようです。
山本美和子さん、インパクトがあります。こんなに素直に貪欲にドスケベな方を私は見たことがありませんでした。
AVを観る習慣がなければ比較のしようもないと思われるかもしれませんが、通しで観ることはなくてもネットでグロサイトを閲覧したついでだとか、スケベホテルでテレビを点けたら目にしてしまうとか、それなりに女優さんを目にする機会というのはあるものです。
そんな特筆したくなるようなインパクトを持った素直でド淫乱な魂が、しっとりした肌のムチムチ系ナイスバディと綺麗な顔に宿ったことはちょっとした奇跡に思えます。
その奇跡を最大限に生かせるAV出演という道を彼女が選んだことは、ご本人にとっても観る側にとっても幸せなこと、というか幸せな関係性ではないでしょうか。私は観ていて清々しいほどの彼女のドスケベぶりに「そこに居てくれてありがとう」と感謝のような気持ちが芽生えました。
見た目の系統は、女子アナタイプとでも言いましょうか。安藤美姫似の男好きしそうな顔立ちに、甘めのコンサバファッションです。
しかし、もしも彼女が実際に女子アナタイプの女に囲まれた日には、「出し惜しみや打算のない雰囲気」から場に馴染めなさそうですが、裏を返せば己の価値観に自信がある強さみたいな部分が見えてきて、そこにも独特の魅力を感じます。
まずは監督の部屋にカメラを据え付けてパソコンデスクに座って二人で会話するシーンから始まりますが、そこからもう引き込まれます。美和子さんの態度が画面の向こうに媚びるでもなく恥らうでもなく、「素」っぽ過ぎて監督と家飲みでもしてるかのようなのです。口調も酔っ払っている人みたいですし(もしや実際酔っ払ってるんでしょうか?)、時折質問と答えの趣旨が食い違ってて笑えます。
そして監督の「精子ゴックンしちゃったりするの?」との質問に、「うん、だって、汚くないじゃないですか」と言うにとどまらず「おしっことか大きいのは無理ですけど......」と聞かれてないことまで答えたりするところが、より良いセックスに前向きな感じがして期待が高まります。
監督はプレイ前に彼女と一緒にAV鑑賞をするつもりだったと言っていますが、結局彼女の余りのフェロモンに屈して早々にプレイへ雪崩れ込みます。
このくだりが演出なのか実際起こったことなのかは不明ですが、一つ言えることは、観ている者が画面越しにも伝わる彼女のエロ気のお陰でその展開に完全に納得出来るということでしょう。
美和子さんは、キスが始まった途端に食中花を髣髴とさせる貪欲なベチョベチョのキスで監督に挑んでいきます。それが役作りのアグレッシヴさではなく、餓鬼のように求めている様子なのが素晴らしく、監督が何か話そうと顔を引いた瞬間も、唇がまだ相手を求めて追ってたりするのがなんともエロティックです。
続いて、べッドに移動して仰向けでオナニーさせられます。あっさりと、しかし軽く痙攣しながらイきますが、一人でするのは余りお好みではないのかまだ盛り上がれないのか、どこか物足りなさそうに見えます。そこをすかさず正常位で挿入され、「ちんぽ、ちんぽ」と満足気な彼女、ほ、本当にセックスがお好きなようです。
そして伸縮自在の厚い唇での濃厚なフェラから、騎乗位へ。
虚ろな目で髪を振り乱し、監督のチンコと自らの手の刺激でイッてしまわれました。
監督は、プライベート気分を盛り上げるためか「好きになっちゃう」と言ってみたり、「俺のちんぽがいい?」などと尋ね、彼女は素直に「うん、このちんぽがいい」などと応じていますが、正直目の前に目ぼしい男(≒ちんぽ)が居れば、誰であろうが食っちゃいそうに見えるのは思い過ごしでしょうか。
彼女もプレイ中に自分から「好き」と言ったり言わせたりはしているのですが、それはあくまでセックスを盛り上げるスパイスのようで、その辺が一般女性と比重が逆転していているようで興味深かったです。
さて、監督と一通りのことを終えてもまだまだ燃え尽きそうもない彼女のために、元AV女優で言葉責めのカリスマだという風見京子さんが現われ、目隠し状態の美和子さんに言葉責めを浴びせオナニーさせます。
気持ち良いことならば、誰がどんなタイプのことを振っても頑なになることなく素直に反応する美和子さんに感心します。
相手がプライベートな恋愛感情を求めればそれに応え、加虐的な言葉責めを与えれば「ごめんなさい!」と言いながらイク彼女の没頭しやすさとフレキシビリティは驚くべきもののように思います。
この辺からカメラ二台の同時画面になり、美和子さんのあえぎ声も「あ゛~」と、濁点付きになっていきます。この方何回もイケる体質なんですね。
そしてバイブを膣に、電マをクリトリスに当ててイキまくる彼女、観ているだけのこちらも若干疲れてくる頃ですが、それはこういう場面に慣れている監督や俳優さんらも同じなのでしょうか、ここでさらなる助っ人の登場です。
セックス大好きという触れ込みの男優花岡じったさんが、ニンニクを貪りつつ入室します。
若干冷静に観ているこちらは「プロレスか!」と思いますが、美和子さんはあらゆる空気を蟻地獄のようにドスケベな世界に引きずり込んでいくのが圧巻です。
ここでアップになる美和子さんの左乳首が、1.5センチくらい勃起して飛び出しているのに気づいて驚きました。こういうのは人によって好き好きなんでしょうが、個人的にいびつな乳首は結構好きです。
男優の乳首舐めからクンニ、そしてイラマチオ気味のフェラ、仰臥のフェラへ。
テクニシャンと言うより、チンポ中毒といった様相でしゃぶり、男優のペニスをバック側から舐めたりしています。
このくらい、割と普通のことなんでしょうか?
この女優さんは商業臭がしないので、行なわれることが全て「やる人はやってますよ」というふうに見えてくるから怖いです。
バックから挿入。全身で欲しがり過ぎです。
さらに石臼のような腰遣いの騎乗位から、鏡の前で後ろからのファック。そしてソファ、トレーニングマシーンの上へと移動しますがこの時のカメラのピンブレがリアルさを醸し出してて良いです。
トレーニングマシーンの上でまた一通りのプレイが行なわれ、美和子さんは軽く痙攣しっぱなしです。
さらに移動し、バスルームへ。さすがの彼女もちょっぴりグッタリな様相のところに顔射で終わりです。
「満足していただけたでしょうか?」と、心の中で美和子さんに問い掛けたくなるシーンでした。
憧れと追いつけない何かを感じる、非常に心に残る女優さんの出演されてるビデオでした。
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