監督:ビーバップ・みのる
発売日:2011年10月19日
品番:ddb-173
収録時間:151分
定価:3990円
メーカー:ドグマ
文=遠藤遊佐
寄り目&ヨダレでオナニーするあられもないパッケージに耳慣れないタイトル。
「うわ、今度はなんだ!?」正直そう思いました。
『キメセク』や『拘束椅子トランス』のような本性晒し系の作品が十八番のドグマが次にもってきたのは“アファーメーション”なるもの。
えー、皆さんご存知ですか、アファーメーション。
それは、自分に対して語りかける肯定的な宣言のこと。自分に対して意識的によい言葉を選んで言い続けることによって意識や心のあり方を変えていくんだとか。
本作における“アファーメーション”は、その理論をエロに応用し、黒い壁と自分の姿が映る大きなマジックミラーに囲まれた部屋に女の子をとじこめ、スピーカーから流れる男のいやらしい言葉を繰り返し言わせることによって「本当の自分」へとトランスさせていくというもの。難しそうに聞こえるけど、まあ一種の自己催眠ですね。
いやあしかし、ほんと次から次へといろんなことを考えるなあ。頭が下がる!
今回実験体に選ばれたのは、むっちり巨乳の大堀香奈。
「スケベに、下品になりたい。頭がおかしくなるくらい気持ちよくなってみたい」という彼女を、ドクターに扮した男優・田淵正浩が寄り目&ヨダレの境地に導いていきます。
といってもガチなドキュメントって感じではなく、メインはあくまでもタガが外れて乱れまくる香奈ちゃんの痴態。しっかり実用的にできているのでご安心を。
まず、催眠部屋に入る前にマンツーマンのカウンセリングが30分ほどあるんですが、この導入部がもうエロいんですよ。
ソファに座り、彼女の性癖や妄想を事務的に、でもくまなく聞いていく田淵。
「お前って呼ばれるのが好きです。お前、本当は変態だろうって罵られたいです……」
「罵られて興奮するんですね。じゃあセックスのときはどうされたいんですか」
「……乳首が感じるので乳首を……乳輪をなぞるような感じで触って、次は乳首をひねってほしいです……」
「オナニーのときはどんなふうに?」
「まず目をつむって、乳首を強くひねって……それから片方の手に唾液をつけてクリトリスを触って……一回イッてから指をアソコの中に……」
「そのとき、想像の中では相手の性器が入ってきている感じ?」
うわー、もう完全に前戯ですね。こんな会話してたらそりゃムラムラくるでしょう。
おどおど答えている香奈ちゃんも、熱い目で田淵先生を見てるような。
見た目は地味で大人しい感じなのに「愛も欲しいけど、犯されたい願望のほうが強いです」と言い切るんだから大したもんです。
そして、いよいよ催眠部屋へ。
黒い壁に囲まれた狭い部屋の中で、スピーカーから流れてくる田淵先生の言葉を反芻する香奈ちゃん。
「私は気持ちいいことしたい」「私はオマンコ犯されたい」「私はチンポが大好き」「私は壊れちゃいたい……」
鏡(マジックミラー)に映るもう一人の自分の姿を見ながらずーっとそんなことを言わされ、そして一時間もすると……寄り目キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
すっかりドスケベモードになって、鏡に向かってブラを押し下げ足をM字に開きます(彼女のM字開脚は天下一品!)。
さっき言っていたのと同じように、感じやすそうな乳首をギュウギュウつまみ、カメラに向かってアナルを突き出してアクメを迎えます。
もちろんそれだけでは収まらず、バイブを咥え、電マで潮を吹き上げながらさらにイキまくる。
そのまま催眠は第二ステージの「フェラ」、第三ステージ「拘束椅子イカセ」へとエスカレートし、最後は田淵先生との性欲むき出しセックスでシメ。
個人的にはオナニー編が一番面白かったけど、どのシーンも見た目と淫乱さのギャップがいやらしくヌキ度はばっちり。
まあ、ここまでなっちゃうのはエンターテイメントなのかもしれないけど、下品な自分の姿に興奮していく感覚っていうのは誰にでもあるんじゃないでしょうか。ちょっとわかる気がするなあ。
いろんな女優さんの性癖や妄想をねちねち聞くカウンセリングだけでもかなり面白そうなので、是非シリーズ化してほしいところです。
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