文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
【お尻で呼吸して】
氷嚢に熱い目のお茶を入れて輪ゴムでロを縛ったもので、ペシャンペシャンと、お尻の穴の充血して盛り上がったドーナツの輪を連打され、その挙句私の舌の集中攻撃を受けた上田先生は、走り切ったマラソン選手のように、畳の上に俯せに伸びてしまいました。
ハアハア、ハアハアとお腹を大きく波打たせ、恍惚とした表情で、目は薄らと開いて、焦点は定まらず、開いたままのロからは、透明な涎が垂れて頬と畳をべっとりと濡らしています。
暫くそのまま息をついでいると、先生の息も収まったようで、やがて死んだように静かになりました。
上田先生の裸は、もう何回か見ていますから、そんなに珍しくはないのですが、こうもしっかりと、真後ろからの姿を見たのはこの時が初めてで、いつも正面から見る時は、年上の大人の女性として、私に対して命令するようなロ調でいどんで来ますが、こうやって顔の見えない背面をもろに見ると、全く無防備な、受け身一方の肉体に見えて、別人のようです。
背中から腰に流れる背骨のくぼみと腰のくびれ、そしてよく張って又よく締まった二つのお尻の丘、背中からお尻を通って内股に至る縦の深い谷は、開かれ貫かれるのを待っているように見えるのです。
先生の側に這い寄った私は、ごく自然に手を伸ばして、一番興味のあるそのお尻の丘を二つに押し拡げました。
ぐっと拡げられた谷の奥の、先生のお尻の穴は、無果花のようにぼってりと盛り上がり、その真ん中の穴も無果花の、よく熟した果実のように、少しロを開け、上のロより雄弁に呼吸活動をしています。
それを見ていると、上田先生は、ロや鼻で呼吸するのを忘れて、お尻の穴で息をしているのでは……? と思われる程で、凄くエロチックな情景なのです。
(続く)
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