文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第三課 さっそく溶こう
CMCが届いたら、気の早い諸君のことだから、さっそく使ってみたくなるだろうが、一言注意しておこう。
湯呑み茶碗に一杯もの大量を一度に使ってはいけません。
先にも言ったように、おそろしく増量しますから、もっと少量、スプーンに一杯を先ずは水に溶かして、よく掻き廻し、トロミの具合を確かめて、自分の好みの濃さにして、徐々に追加して、ほしいだけの量を作りましょう(あんまり沢山作りすぎると、いかに腐らぬとはいえ、容れ物が大変ですぞ)。
この真っ白な粉は、やさしくスプーンに一杯を温湯で溶かし、徐々に温湯をつぎ足しつつ掻き廻し、片栗粉や葛渇のようにするのです。
CMCは葛湯みたいですが無味無臭、無栄養ですが、このトロ味が、無害故に料理にも用いられるのだそうです(トンカツなどのトロ味を付けるのに)。
だからケッツの穴から入れて味わっても大丈夫なのです。
濃いの、つまり洗濯糊みたいなのを作りたければ、粉をもっと多く、つまり水分の量を少なくし、トローッと薄く水っぽいのにしたければ水分を多く加えればいいだけです。
勘のいい諸君はこれでもうお分かりでしょう。
そうです、男の精液とほとんど同じになるのです。
溶き方の要点は三つあります。
一つには、硬めに溶けば、何日も禁欲した後の、貯めに貯めた精液みたいになり、薄くすれば女性に何度も吸い尽くされて薄くなった精液のようになるのです。
二つは、溶く湯の温度です。
諸君、ケッツの穴から大量の真水を注入してごらんなさい。
夏ならば冷やりとして気持ちがいいが、真冬ならガタガタ胴震いするでしょう。
日射病に倒れた人の看護には、ケッツの穴から大量の冷水を注入して、胎内からも冷やして体温を下げるようにしますが、これと反対に寒い海や山での遭難者の看護では、ケッツの穴から温かい湯を大量に注入し、体温を上げる手段にします。
このことは我々お尻派に、大量注腸プレイについて色々なヒントを示してくれています。
普通一般の浣腸プレイには、真水(冷水)は、裸でいても寒さを感じない季節にのみ限るべきで、微温湯(人の体温程度)を用いるのが一番理想的です。
人の肛門や直腸や、更にその奥の大腸壁は、冷たい液の刺戟をうけると、その部分の血管が収縮し、筋肉も硬くこわばり、柔軟性がなくなります。
冷たい液や刺戟に対して、かたくなになり、拒否反応を強くするのです。
括約筋も硬くなって、伸展性が乏しくなり、粘膜も裂けやすく、傷つきやすくなり、痛みのみが増幅されます。
これに対して温かい液はその反対で、肛門や粘膜の血管を拡げ、筋肉を柔軟にしますので、伸展性もよくなり、つまりケッツの穴もよく拡がり、腸もより大量の液を飲み込むようになるのです。
但し、あまり熱すぎる湯も又冷水と同じで拒否反応のもとになりますので、つまりは体温程度の温かさが一番理想的な温かさになります。
ですからCMCも多量に使う時は、人肌の湯で溶くのがいいでしよう。
三つ目の要点はCMCを水又は湯で溶くだけではなく、今までに紹介したワインビネガーや食酢や玄酢、ワインや牛乳やジュースなどの飲料や食品としての液で溶くということです(グリセリンも水割りにしてCMCで溶くとよい)。
ゼリー状になったワインやグリセリンの浣腸なんて乙なものですし、ワインビネガーのゼリー浣腸なんかも中々いいものです。
単なる液体の時は単純であったその味が、トロ昧を付けたゼリー状になると、何とコクのあるものに変化することか。
トロ味をつけると、単なる液状の時よりも、中々冷えません。
トロ味は又、保温力もあるのです。
ほんの少し体温より熱めにした液(牛乳など)で溶いたCMCは、中々いい味ですし、ワインビネガーなら、よく効いて、その味は一生忘れないくらい美味です。
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