文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第三課 肛門飲酒の注意
目から入れても大丈夫だが、ケッツから入れると危険なのは酒類です。
ワインやビールのような、アルコールの度数の低い酒類は浣腸用にとても役に立ちますが、それ以外の酒類は危険ですから初心者は使わないようにして下さい。
ビールに慣れて、ケッツから吸収するその味が分かってから、ウイスキーやジンや焼酎などのきつい酒類は、温水で、四〜五倍に薄めて注入するものなのです(マニアになるとお尻から飲んだ酒の味も分かるもので、これは味覚と言う舌の感覚とは異なりますが、アルコール分が直腸壁を刺戟する感じの差として知覚されます)。
なぜかと言うと、アルコールは口から飲むより、直腸に注入する方が、はるかに急速に体内に吸収されますので、ウイスキーやジンや焼酎などをそのまま、口から飲むのと同じ調子で注入すると、急性アルコール中毒になり、即死する危険があるのです(その頃大学新人生が、一気飲みの果てに即死したという事件が、あちこちから報告されていますが、あれと同じことが、まちがい無く起こります)。
酒類の浣腸はビールかワインだけにしておき、日本酒も含めて、それ以上のアルコール度の酒は使わないのが安全です。
ビールなら主婦で一度に七本入れられたのを見ましたが、その女性は飲めない人ですが、尻たぶを桜色に染めて、這いながら、酔ってふらふらして、とてもセクシーで、夫にアナルセックスをされていました。
ビールは注入して長時間排泄させずにいると、炭酸分が気化しますので、液体は入れた分よりうんと少ししか出ず、代わりにガスがよく出るのも面白いものです。
第四課 エメロンシャンプー
石鹸は今言った洗顔用の普通の石鹸を水で溶いたものなら大丈夫ですし、強烈な刺戟がほしい場合は、エメロンなどのシャンプー液の浣腸が最高です。
エメロンは昭和三十年代、私より先輩のお尻派の男女同志たちがよく愛用し、当時の『奇譚クラブ』にその素晴らしさを実証してくれており、「エメロン浣腸」という語さえ生まれた程ですが、この頃エメロンシャンプーを店頭であまり見ないのは淋しいことです。
昔は他社のシャンプー液でも、エメロンとほぼ同じような感じだったのですが、最近のシャンプー液は、容器はハイカラになりましたが、昔程のエグイ、強烈な刺戟の無いものが多くなってきたようで物足らなくなりました。
昔のシャンプー液は、入れたら一分も耐えられずに、ハラワタがデングリ返るような刺戟があり、お尻の紐を締めていても、勝手に口あいてしまって、タラタラと洩れたと思ったら、コップの口を下向けたように、一気に熱いものがダダーと通過して、お尻の穴があくびしたようにパックリ開口して、直腸壁が二チャニチャ音させて、バラの花びらのように外に食み出してしまったものです(重度の便秘用に使われた、かつての武田薬品のドナンがこれと同じく強烈でした)。
諸君、シャンプー液を浣揚に使った時は、最後の二〜三回は、唯の真水(温水)を注入して、シャンプーの石鹸分が腸内に残らぬように洗滌することを忘れてはいけません。
(続く)
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