文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第三課 演技の種明かし
引き抜かれるハラワタは、実はホルモン焼き材料店で仕入れた本物の豚の腸の、長さ七十センチくらいのものを使ったのです。
直腸に収めるのは、私のケッツの穴を、桜井式膣鏡M型で全開(径六センチ)させて逆立ちし、そこへ洗面器から流し込んだのです。
ドクドクと流れ出た血糊は、トマトケチャップを一瓶注入したのです。
撮影の手順上、最初にトマトケチャップだけを一瓶注入し、そのまま床に仰臥し、ケッツの穴をヒクヒクさせながら苦悶する私の顔に、トマトケチャップをまぶした豚の腸を右手に輪を手繰って握った琴絵が、跨いで立ったまま放尿するシーンを撮ったのですが、琴絵のオシッコが中々出ないので、侍っている私の直腸はジワジワと、序々に確実にトマトケチャップの酢が効いてきて、腸か勝手に動き出し、早く早く......と、それをこらえながら待つのがとても苦しく、ケッツの穴を締めてピクピクすると、チンボがピンピンに立ってしまって、それは地獄の責め苦でした。
やがて温かい雨が顔を叩き、私はウーンと呻いて反り返り、ケッツの穴から一気に赤い血糊をドロドロと排出して、痙彎し、腹をへこませて、フーッと長い末期の息を一つ吐き出したのですが、琴絵のオシッコは美味でした。
さてその次に、順番は逆になりますが、ハラワタを抜かれるシーンの撮影です。
先に記したようにハラワタをケッツの穴から詰め込み、シックスナインで下になっている琴絵の指が私のケッツの穴をまさぐり、快感にいい気になっているすきに、眼を吊り上げた琴絵が、興奮の余り強引にグイと手を押し込み、とうとうズボッと手首まで完全に私のケッツの穴の中に押し入り、手首でぐりぐりと直腸の中を掻き廻すので、やっと異変に気付き、這って逃げようとする私に、思い知れとばかりに琴絵が、こねていた右手を握ってグイと引き抜くと、ズボッと音がして、私のケッツの穴からはズルズルと、長い粘って光る白い軟らかいハラワタが、ピンと張って、引き出され、手で手繰って引っ張られてそれはプツンと切れて飛び出して、私は腹を押さえて転げ廻って苦しむのです。
琴絵の手で手繰られるハラワタは、丁度赤い唐辛子の付いたキムチのように、トマトケチャップが付着して生々しく、切れる寸前は私はケッツの穴を必死で締めて、琴絵との綱引き競争で千切れる迫力を出したのです。
ケッツの穴に手が突っ込まれ、ハラワタが引き抜かれるシーンでは、カメラ助手(照明係で舞台俳優)がとうとう反吐を吐いて伸びてしまい、カメラマンが足まで使い二役をしました。
トマトケチャップはこの時一回だけの経験ですが、初めは何とも無く、数分後に酢が効いてくるところなどは中々のものです。
皆さんもぜひ味わってみて下さい。
マヨネーズもほとんど同じ味で、ケッツの穴から出る時の肌触り(感触)がニュルッとなめらかで、これも中々の優れ物ですぞ(豚の腸はこれ以後は二度とは使いませんでした。それは生の腸にはもし悪い細菌かいると大変なことになると思ったからです。豚の腸を消毒のために煮てしまうと、丁度烏賊と同じで、生はヌルッとしているが、煮ると硬くなりヌメリが失われ、生の腸の感じか失われますので、ハラワタの感じを出すには生ゴム布を使う方がいいと思います)
(続く)
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