文=横田猛雄
絵=伊集院貴子
第一課 突っ込め、ひんめくれ!
先号ではお尻の穴の中を覗く器具、丈五郎の作り方を説明しましたが、丈五郎を使うには、お尻の穴をよく練り、チンボなどは完全に咥えられるように慣らしておくことが必要です。
そのため今回はお尻の穴を犯す時の心得と、犯される浪漫性について話します。
ピンピンに吠え立った男根なら、すでにその鈴口からタラーリタラリと、透明なヨダレを垂らしていますから、その鈴口をお尻の溝に当てて、二、三度往復に擦り付ければ、溝一帯にぬめりが付きますので、そのまま背後から押し重なって行けば、お尻の穴などは容易く貫けるものです。
考えてもみて下さい。
吠え立ったチンボと同じか更にもっとぶっとい便が、毎朝通過する穴です。
同じくらいの太さの物なら入るのは当然のことです。
映画『アラビアのロレンス』では、ロレンスが机の上に裸で俯せに押さえ付けられて、トルコの将軍にお釜を掘られてよがっていました。
初めてお尻を犯される時、入れ方によっては確かに、カミソリで肛門を一周袂られるような激痛を味わうこともあります。
これとて「苦は楽の始まり」と言いまして、有無を言わさず繰り返し掘り抜かれると、初めのうちこそ肛門からガバッとひんめくって、靴下を脱ぐ時のように身体をお尻の穴から裏返しにめくり返されるような耐えがたい激痛がすることがあります。
しかし最愛の人や、崇拝する異性(及び同性)にそんな目に遭わされるのだと思うと、それだけでも、「イケニエとしてこの一身を捧げる」という至上の被虐の快感に漬ることか出来る絶好の機会が得られるのです。
現代人は一度はこの苦痛を体験する必要があります。
より一そうの飛躍のために……。
第二課 何回も突っ込め、練れ
さあ、チンボを押し込んで苦痛に泣き叫んだからとて、一回で終わっては駄目です。
なまじ一回きりで止めると、受け身の側には抜きがたい拒否反応が植え付けられてしまいます。
一度貫いたらそれで終わりにせず、間をおかずに数回は貫くのが上策なのです。
一度目の貫通で真っ赤に焼けた鉄棒が通り抜けたような感覚を身に覚えさせたなら、手で握ってチンボを無理にしごき立ててても、何としてでももう一回、チンボを吠え立たせて又貫かねばなりません。
一回目のピストン運動によって、ズキンズキン脈打って、カッカと火照って開き気味のお尻の穴は、割合に楽にチンボを飲み込みます。
又始まった激しいピストン運動に、海底で潮流にゆれる海草のように身をもだえさせ、サラミソーセージくらいの容積の物が確実に侵入・脱去をリズミカルに繰り返すのですから、正直に押し入られた時は腸内にそれだけの充満感か、そして抜かれる時にはあたかも腸を引き抜かれるような脱去感が繰り返され、まるで腸を掻き廻されるような、喉までつかえるような快感が得られるようになります。
こうやって数回、間をおかずに貫いて責めてやると、その日はお尻の穴が弛むだけですが、翌日になると、お尻の穴のドーナツ環が、寒中に外に放り出したままのゴムホースのようにしこりになって硬く、カッカと脈打って触ると跳び上がる程痛くなっています。
その日より翌日の方が痛いのです。
直立することはとても出米ませんので、ややお尻を後ろへ突き出した形にし、歩くと響くめでゆっくりお尻の穴をかばわねば、急に走ったりなどはとても出来ませんし、椅子に腰掛けるのも辛く、まして自転車に乗るのは地獄の責苦です。
ヒイヒイ泣いて跳び上がることでしょう。
痔の人の苦痛が、この時初めて分かるのです。
お尻の穴のドーナツ環に網の目状に走る神経網すべてが反応を示すのですから。
それでも二、三日すればお尻の穴の腫れがひきます。
先に数回貫かれたことで穴は結構練れてきており、先に覚え込まされた快美感だけは、身体に刻み込まれて忘れなくなっていますので、次からは結構自ら貫かれたいと思うようになるものです。
(続く)
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