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▼ 大肛門大学|第15講 直腸性感について【1】

文=横田猛雄
絵=伊集院貴子


これまで肛門に入れる物(液体や固体)のいろいろについて数講に渡って解説してきましたが、今回はその話は一寸中断して、直腸性感について講義することにしましょう。直腸の大きさは個人差があるようですが、訓練次第では鍛えることっもできるとか。


第一課 直腸性感論

ケッツの穴へ入れる物(液体や固体)のいろいろについては、まだいくらでも面白いお奨め品があるのですが、それは一寸休みにして、今回は「直腸性感」について話します。

直腸のお遊びの極みに"直腸脱"という状態がありますが、直腸脱とは読んでその名の如く、直腸がケッツの穴から体外に反転露出(つまり剥けて外へ食み出す)することです。

普通我々は一口にケッツの穴と呼んでいますが、正しくはお尻の穴のドーナツ環の部分が肛門(エイヌス・アヌス・アス)で、大便の貯まるその先の部分が、直腸といわれる所です。

人間の消化器は、先ず口・喉の次に食道が続き、その次が胃で、胃に続いて十二指腸があり、十二指腸から小腸へと続きます。
十二指腸はその名の如く、その人の指を十二本並べた程の長さで、小腸は数メートル(7〜8メートル)と長く、口から食べた物は、先ず胃で溶かされ、小腸でその栄養分のほとんどは体内に吸収されて、水っぽいカスになります。

その水っぽいドロドロのカスが次に送られるのが大腸です。
小腸と大腸との間には"弁"があって、大腸へ送られたカス(つまりウンコの元)が、小腸の方に逆戻りして来ぬように、一方通行をさせる働きをしており、小腸に続く大腸の最初の部分の端に盲腸があり、盲腸の末端に虫垂があります。

さてこの大腸ですが、盲腸部を除き、詳しくは先の方から上行結腸・横行結腸・下行結腸・S字状結腸と続き、それらの部分を通過しながら、ドロドロのカスは水分を吸収されて大便となって直腸に下りてくるのです。

つまり食物は、胃で胃液によってこなされ、それが小腸に送られ、栄養分が吸収され、水気の多いカスが大腸に送られ、大腸ではもっぱらそのカスの水分が吸収され、便が作られるのです。

大腸の働きは水分の吸収で、だから大腸に障害が起こると、その働きが止まってしまうので、下痢をするのです。
その上行結腸からS字状結腸に至る大腸は長さは約1.5メートルあります。
※小腸・大腸の長さは民族(人種)によって長短の差があり、肉食を主としてきた欧米人は、菜食の習慣のある日本人より短い。
又同じ民族の中にも個人差がある。

大腸に障害が起こると、小腸から送られて来た消化カスが、水分を吸収されずに素通りするので、下痢として水便が直腸へ直行しますが、逆に大便を何日も排泄せずに貯めていると、その水分は徹底的に搾りつくされて吸収され、便は石のように固くなります(これを秘結すると言う。便が秘結した状態が便秘です)。
食物のカスは大腸で水分を吸収され、適度な固さの練り物となって、S字状結腸に押し出され、それが直腸に侵入してくると、直腸の粘膜を、四方八方に内側から圧迫刺戟し、その刺戟が脳へ信号を送り、そうすると脳が、

「ウンコすべき時が来たぞよ」

と眼覚めて排便感が湧き起こり、随意筋である肛門括約筋を弛めるので、ケッツの穴が開いて、ウンコが出てくるのです。


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