4月26日(月)〜5月15日(土)
東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて開催
日本におけるリアル・ラブドールメーカーの草分け的存在であるオリエント工業とヴァニラ画廊がタッグを組んで開催された「人造乙女博覧会」。あれから3年が経った今、彼女たちはどんな成長を遂げ、どんな魅力を我々に振りまいてくれるようになったのだろうか。単に本物の人間にそっくりというだけの枠を超え、「人造乙女」たちが内包する引力の根源に迫る画期的な展覧会、第2章。貴方はそこで、どんな物語を紡ぐことになるのでしょうか。
文=ヴァニラ画廊
あの「人造乙女博覧会」(2007)から早3年。可憐なる人造乙女たちは新たな進化を遂げていた。
薔薇の花びらのような唇、そっとささやく瞳、微かにふるえる磨きあげられたその指先……これら愛されるためのぬくもりの造形はまさに女性美を極限まで追求した一種の芸術であると同時に、限りなく現実の女性になぞらえてリアルに造りこまれたおとなしいひとりの女の子の姿でもある。性の実用品として命をふきこまれた彼女たちの目に湛えられた優しさと物語る言葉は、それを覗き込むわたしたちの内部へ深く深く入り込んで、淡くちいさな光を落とすことだろう。
現在、映像・写真・物語等の多くのメディアによって「ラブドール」という名は広く人々に認知され、それまでの「ダッチワイフ」という呼称はいまや過去の遺物になったと言っても過言ではない。とはいうものの、その実態が正確に知られているとはまだ言い難いのではないだろうか。そもそも実用を目的として制作が始められたドールたちだが、時代の流れとともにその存在意義に少なからず変化が生じてくることはやむを得まい。それはある意味ラブドールの進化であって、彼女たちの多様性を如実に示した結果である。しかして私たちはいま、改めてラブドールというものを考え直す時期に来ているのである。
「人造乙女博覧会」はこういった意識のもと、ラブドールという特殊なドールが内包する根源的問題に大胆に切り込むものだ。先端技術と高い芸術的感性で新たなラブドールを発表し続ける業界の覇者・オリエント工業に再びご協力いただき、最新のラブドールを一堂に会すことで、彼女たちが生きる世界への積極的なアプローチを試みる。
彼女たちはどこへ行くのか。人に限りなく近付きながらも人には決して宿らぬ不思議な魅力を持った乙女たちの、いまと今後に是非ご注目頂きたい。
ヴァニラ画廊 「人造乙女博覧会\x87U」
開催日時=4月26日(月)〜5月15日(土)
平日12時〜19時
土曜12時〜17時(日曜・祝日も営業となりますが、土日・祝の営業は12時〜17時までとなります。
5月1日(土)、8日(土)の営業はイベント会場設営の為、16時30分までとなります)
特別イベント
◆5月1日(土) 「ラブドール/抱きしめたい!」上映会・映画上映のみ
17時30分開場/¥1,500(1ドリンク付)
◆5月8日(土) 「ラブドール/抱きしめたい!」上映会・特別トークイベント
ゲスト予定
村上賢司(「ラブドール・抱きしめたい!」監督・編集)
林拓郎 (オリエント工業・「ラブドール/抱きしめたい!」人形演出)
森馨(人形作家)
17時30分開場/¥2,000(1ドリンク付)
※どちらも予約制になります。
イベントは御来店・もしくは電話・メールフォームにて受け付けております。
スタッフまでその旨お申し付け下さい。
なおご予約が定員に達し次第受付を締め切らせて頂きますのでご了承ください。
ご予約メールフォームはこちら↓
http://www.vanilla-gallery.com/cgi/mail_y/ymail.html
会場・問い合わせ先=
東京・銀座『ヴァニラ画廊』
〒104-0061
中央区銀座6-10-10 第二蒲田ビル4階
電話 03-5568-1233
上へ |
カテゴリ一覧へ TOPへ |
■広告出稿お問い合わせ ■広告に関するお問合せ ■ご意見・ご要望 ■プライバシーポリシー ■大洋グループ公式携帯サイト |