文=抱枕すあま
『PAIN GATE 〜有刺鉄線傀儡〜』
価格:8,400円(税込)
品番:DDSC-011
メーカー:SCRUM
す「実際問題、ここのところ全然モテないんだよね。『SCRUM』のDVD『PAIN GATE 〜有刺鉄線傀儡〜』の紹介をコラムに書いてから、全然ダメでさ……」
総「あぁ、あの女性の身体を有刺鉄線で縛り、さらにボディサスペンションで宙吊りにして、なおかつ鞭で叩きまくる作品だよね。あれは壮絶な責めだったね。
す「そうそう、その作品ですよ。責めているのは風見蘭喜さんで、私が責めている訳じゃないのに、あのイメージが強かったみたいで、知り合った女性には、必ず『すあまさんって、いきなり有刺鉄線で縛る趣味があるんでしょ?』って聞かれるんですよね」
総「それは辛いね」
す「もっと困るのは、『私の身体を有刺鉄線で縛ってくれないの?』って潤んだ瞳で見つめられることなんだけどね」
総「それは確かに困るよね。そんな時は、風見蘭喜さんを紹介すればいいのに」
す「最近だと、『SMグッズのエピキュリアン』のDVD『陰茎病棟』をコラムで紹介したじゃない?」
総「ああ、男性の尿道にバラの花を挿入する作品だよね。ウチのお店で、5月のDVD売り上げナンバー1だったんだよ」
す「その影響もあって、最近知り合った女性には、必ず『すあまさんって、いきなりバラの花束を尿道に挿入する趣味があるんでしょ?』って聞かれるんだよね。たぶん、デートの時には、尿道に刺したバラの花束を抱えて、彼女の家の前まで迎えに行くと思われているんだよ。だから、女性と知り合う機会はあっても、なかなかお付き合いするまでには発展しないんだよね」
総「でもさ、その歳だと、同級生なんかはみんな結婚しているんじゃないの?」
す「そうでもないんだよ。ほとんど結婚していないんじゃないかな? だって、同級生の出世頭というと、バイトからマクドナルドの店長になったヤツだもん。中には、いまだに親から毎日500円玉をもらって生活しているヤツもいるしね」
総「引き籠もりなの?」
す「いや、引き籠もりじゃないんだよ。親から貰った500円玉を持って、毎日、ちゃんとコンビニまで出掛けているからね。そいつはね、コンビニでペットボトルのコーラとポテチを買うのが日課なんだって」
総「典型的なニートじゃんか……」
す「だけどね、残ったお金は、老後のために貯金しているんだって。同い年なのに、もう老後のことまで考えているなんて、しっかりしているよね」
総「どこがだよ……。そういえば、すあま君って、また太った?」
す「ほっといてください! どうせメタボリックですよ。でもね、そのうち『メタボでぐんぐん痩せた!!』とか、『メタボでウエストがマイナス7センチに!!』とかいう時代が来ると思うんですよ」
総「そんな時代、一生待っても来ないと思うぞ」
す「そういえば、『SCRUM』の社長と最近会っていないんだけど、次回作の話ってなにか聞いてる?」
総「うん、聞いてるよ。次回作は、乱田舞さんを監督に起用するみたいだよ。もう撮影は終わったんじゃないかな」
す「へぇ〜、乱田さんなんだ。『SCRUM』では、初登場だよね。だけどさ、『SCRUM』のDVDを買ってくれる人たちって、有刺鉄線での緊縛以上のインパクトのある責めを期待しているから、次回作はかなりハードルが上がっているんじゃない? 作り手としては、ものすごいプレッシャーだよね。それに、事務所に所属しているような女優さんじゃ、身体に傷も付けられないし」
総「なんだかね、一本鞭のもの凄いのがあるみたいなんだよ。それに、女優さんも乱田さんのところの女性を使うみたいだから、事務所に所属している女優さんと違って、かなりハードなこともできるんだって」
す「それなら、次回作に期待してもよさそうだね。楽しみに待ってなきゃ。あれ? 乱田さんにもトルソー縛ってもらったんだ」
乱田舞さんが縛ったトルソーは、『SunShop\x87U』のレジの上に飾ってあります。他にも、有名な縛師の方が縛ったトルソーがありますので、是非お店でご覧ください。(※この記事は2008年にWEBスナイパーで掲載されたものを再録したものです)
総「うん、『SCRUM』の社長がね、乱田さんをお店までわざわざ連れて来てくれたんだよ。乱田さんは、トルソーを一回縛ったのに気に入らなかったみたいで、わざわざ解いてやり直しをしてくれたんだ。いい人だったよ」
す「トルソーって、女性の身体と違って、引っかかる場所が少ないからね。コツが掴めないと、大変なんだよね」
総「これで、有名な縄師のトルソーは、コンプリートしたよ」
す「えっ!? どなたか、超有名な縄師さんを忘れてませんか? ほらほら、あの人(すあまのこと)がいるでしょ?」
総「ああっ! 忘れてた!! だって、あの方はSM界の大御所でしょ?」
す「いやいや、そんな大御所だなんて……」
総「でもさ、あの方に『トルソー縛ってください!』だなんて頼んだら、怒られちゃうよ」
す「そんなことはないと思うよ」
総「だって、『シネマジック』で監督をしている赤井鯉三郎さんがそういってたもん。人間じゃないと縛らないって」
す「いやいや、そんなこともないよ(枕なら縛るし)」
総「それじゃ、お願いしてみようかな……濡木痴夢男さんに」
す「ふんがーーっ!!」
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