絵と文=大園喜八郎
秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。
ジャパニーズ・カルトの新境地!
【秘女飾り】
陰毛を 透かして拝む 初日の出
赤満講(せきまんこう)の皆さま明けましておめでとうございます。昨年はたいへんな不況に見舞われて講中の方々に利子を十分にお支払いできなくて申し訳ありませんでした。その代わり、不渡りになった姫手形も多く、皆さま方に可愛い生贄たちの初物をたっぷり味わって頂けるものと思います。さて、これから新年最初の赤満災(祭りのことです)を開きます。新しく講中になられた方のために赤満講の由来を説明いたしましょう。
赤満講とは、赤満鬼、青尿鬼、黄肛鬼の三鬼人を祭神とする秘密教団で、裏神道の一派に属します。表神道が八百萬の神々のうち和神(にぎがみ)、すなわち穏やかな神々を祀るのに対して、裏神道は、貧乏神、疫病神、鬼神といわれる恐ろしい神々を崇めるものです。
これらの神々は、山海の珍味を供えただけでは願い事を聞いてくれません。たとえば、赤満鬼は「火」の神様で、一旦ご機嫌を損ねると、山火事や落雷、旱魃をもたらします。そこで、数え年(四、九を加えた)十三歳か、(八、九を加えた)十七歳の生娘を丸裸にしてお供えしなければなりません。大変に力の強い赤満鬼は、泣き叫ぶ少女の両足を掴んで股を引き裂き、子宮に溜まっている経血をおいしそうに啜ると言われています。
大昔は娘を引き裂いて鬼人に供えていましたが、明治以降はご覧のとおり、少女の大股をほぼ一直線になるまで広げて、初日の出を拝むのが習わしになっています。丁度、少女の肉体が注連縄の代わりをすることから、この儀式を姫飾りとか秘女飾りと呼びます。秘女とは、ずばり娘のお満幸を指していることは、多分お気付きのことと思います。
講中の皆さま方どうぞ、この哀れなお嬢さんの隠裂を透かして火の化神である太陽神を拝んで下さい。続いて傍らにある毛抜きで陰毛を抜いてもらいます。但し、うっすらとしか生えていませんから一本だけに留めて下さい。処女の陰毛を財布の奥に忍ばせておけば、毛が無い……怪我無いに通ずると言われています。
さらに手元にある樒(さかき)の枝で、皆さまの身体の具合が悪い箇所と同じ部分……心臓の悪い人は左の乳房を、下の病に苦しんでおられる方は隠裂を、血豆ができるくらいに叩いて下さい。泣こうが喚こうが一向に遠慮はいりません。赤満鬼は生贄の泣き声が大きければ大きいほど、お喜びになるのですから。
最後に、熱燗の御神酒を柄杓で掬って少女のお満幸に注いでもらいましょう。「熱い、熱い」と辛うじて腰を揺すりながら泣き叫ぶ少女の、蜜壺から溢れ出た御神酒が、真っ白な下腹部から、お臍へと流れ落ちて参ります。それを杯に受けて、若い娘の女体ホルモンがたっぷり溶け込んだアルコールを味わって頂きます。
すっかり陽が昇ったところで、汚れを知らぬ処女膜を競りに掛けることになっています。最高額で落とした方は、大股を引き裂いたこのまんまの格好で少女の水揚げをして頂きましょう。続いて同じスタイルで、次点以下の厄(八、九)つまり十七人の方々に、ロリータセックスを楽しんで頂きます。
可哀そうに小さな膣口は裂けて血を滴らせ、子宮から溢れ出た大量のザーメンは、ピンク色の乳首にまで垂れてくることでございましょう。そして、哀れな子羊は、あられもない全裸を晒しながら弱々しく啜り泣くのであります。皆さまには、この生き地獄を、十二分に満喫して頂けるものと思います。
(続く)
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